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職人の仕事を徹底解説|産業分類法・職人のやりがい・職業選択

世の中は実にさまざまな仕事にあふれています。これらの仕事をすべて端から端まで一覧することは難しいでしょう。しかしながら、全てではないものの、それらの仕事のうちできるだけ多くのものに触れておくことには価値があると思いませんか。

「あのときこんな仕事があるって知っていれば…」という後悔をしないためにも、なりたい職業の選択肢を増やしておくことは有効です。

仕事と産業、そして私たちのまだ知らない職業についてちょっとだけ思いを巡らせてみましょう。

仕事と産業の関係

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仕事の業種の分類の仕方は複数存在しています。有名なのは、第1次産業、第2次産業、第3次産業という分類方法です。この産業分類はイギリスの経済学者であったコーリン・クラークが提唱したものです。

第1次産業は農業や漁業、林業などといった自然界に直接働きかけることで収入を得る仕事を指します。第2次産業は建設業、製造業、電気・ガス業等のような、第1次産業によって採取した原材料を加工し収入を得る仕事を指します。第3次産業は第1次産業にも第2次産業にも該当しない、無形財のサービス業や小売業などを指します。

コーリン・クラークはこれら3つの産業の関係性について、経済発展が産業の主軸を、第1次産業から第2次産業、第3次産業へとシフトさせると提唱しました。日本での各産業の就業者数の割合は、おおよそ第1次産業が5%、第2次産業が25%、第3次産業が70%とされています。このことから、日本でも第3次産業へのシフトがかなり進んでいると分かります。

大学新卒の離職率とは

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さまざまな種類の仕事があるからこそ、就職活動ではその選択肢の多さから、どんな仕事を選ぶかに悩んでしまうでしょう。求人一覧や説明会の参加企業の一覧を見ても、自分がどんな仕事に興味があるのかかが決まっていないと、ただただ頭を抱えるだけです。

しかし、頭を抱えるだけでは先に進みません。時間が無限にあるわけではない中で焦燥し、自分の希望と離れた企業を妥協して選び、数年後には「こんなはずじゃなかった」と感じて、苦労して就職した企業を離れてしまう人もいるかもしれません。

また、希望する企業に就職できたものの、思っていた仕事の内容と違っていて、そのギャップに悩んでしまうということもあるでしょう。 実際は自分の希望に即した企業と出会って長期勤続する人のほうが少数派であり、誰もかれも自分の仕事に100%満足しているわけではないようです。

大学新卒の約3割は入社3年以内に離職しています。そのうち約1割は1年以内に離職しているのです。 「とにかく内定をもらうことが最優先」の世の中では、なかなか自分の希望を細かく掘り下げ優先させることは難しい状況です。しかしそれこそが、仕事へのモチベーションが続かなくなってしまう一因でもあるのでしょう。

世界的に注目される日本の職人の仕事

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世の中にたくさんの仕事がある中で、意外と下火なのが「職人」という仕事です。みなさんは「職人」としての働き方に魅力を感じたことはないでしょうか。職人は人の手を使った仕事で、第2次産業の一端を担います。中には日本に古くから伝わる「伝統工芸」に携わり、その技術をもとに生産・加工し生計を立てる職人もいます。

しかしながら、彼らの役目は自分の仕事をするだけではないのです。その技術をさらに高めつつ、次の世代へと技術や文化を継承し、将来に残す役割も担っているのです。 日本の職人の伝統工芸は、世界的にも注目されつつあります。中にはこの伝統工芸を目にすることを目的として日本に来る観光客もいるほどです。

観光客の需要や海外への輸出も増え、日本の伝統工芸は広がりを見せつつあります。 時間をかけて手作りされた商品は何世代にも渡って長く大切に利用できることも、日本の伝統工芸品ならではの特徴と言えるでしょう。

職人の多くはその技術を専門の養成施設で学び、その後先輩職人がいる工房に就職し、技術を磨いていくのが一般的です。業を極めて独立する人もいるでしょうし、工房を継ぐ人もいるかもしれません。

昔は工房に直接出向き、弟子入りさせてもらった上で住み込みで仕事をし技術を得るというのが一般的でしたが、時代の流れとともに職人になるための入口も大きく変わってきているようです。

浮世絵師の仕事|作業工程や現代の浮世絵師を紹介

ゴッホやモネなどの海外の印象派絵画にも強い影響を与え、ジャポニズムの嵐を巻き起こした日本の伝統絵画・浮世絵。江戸から200年余りが過ぎた現在も、現代の浮世絵師たちの手によってその仕事ぶりは受け継がれ、今も世界を魅了し続けています。古き良き伝統を繋ぎながら、新風をどう吹かせるか。現代に生きる浮世絵師の仕事に迫ります。

浮世絵師とは

浮世絵師とは、浮世絵の原画を描くことを職業とする人のことです。 200年前に、庶民がフルカラーの印刷物を気軽に楽しめたのは、世界中でも日本だけでした。 浮世絵に使われる技術は日本独自のもので、他の絵画にこの技術を見ることは出来ません。 高度な印刷技術が多様化する現在においても、浮世絵の文化は職人たちの手から手へと 、今も大切に受け継がれています。

浮世絵師の仕事

浮世絵という高度な技術を持つ職人の仕事は、そのすべての制作工程が手作業で行われています。 浮世絵の真髄である伝統木版画は、「彫(ほり)」と「摺(すり)」という大きな二つの段階を経て作られます。その作業工程を見てみましょう。

【彫(ほり)の工程】

1. 版木にむらなく糊をのばします。 

2. 糊が乾かないうちに、版下絵を裏返しに貼ります。 

3. 手の平や指を使って紙を擦り取り、墨線だけを残して見やすくします。 徐々に紙が薄くなり、線が浮き出して見えてきます。

4. 版下絵に沿って小刀を入れます。

5. 複数の版をずれないように摺るための目印「見当」を彫ります。

6. 「さらい」と言う作業をします。 全ての線の両側に小刀で切れ目が入れ、鑿で不要な部分を取り除きます。 面積の広い部分を取り除く時には、小槌を使って行います。 細かい部分をさらう時には、透鑿(すきのみ)でも最小のものを使用して行います。

ここまでで全作業が完了し主版(おもはん)が完成となります。

【摺(すり)の工程】

1. 「とき棒」と呼ばれる道具に顔料をつけ、版木の上に運びます。

2. 版木に置いた顔料が乾かないうちに、素早く刷毛で版木全体に顔料を広げます。

3. 版木に付けられた二つの見当(右下角・下部中央)に合わせて紙を置きます。

4. 右手で馬連(ばれん)を握り、和紙の繊維の中まで顔料をきめ込んでいきます。

5. 力が馬連の中心に集まり和紙へと伝わるように、馬連に体重を乗せるようにして摺っていきます。

6. 摺りあがりの状態を確認します。

7. ずれがあった場合、見当の位置を修正していきます。

これで全工程が完了です。実にたくさんの段階を経てようやく一枚の浮世絵が摺りあがることがわかりますね。

浮世絵師の年収/勤務体系/福利厚生

浮世絵師として仕事を行っている職人の方は、 彫師や摺師など、それぞれ独立して自宅などで作業をしている場合がほとんどです。 また工房として複数の職人さんが共同で作業をしているところもあります。名が売れるかどうかで年収や働き方が大いに違ってくるので、確実かつ安定した収入は期待しないほうがよいでしょう。

浮世絵師のメリット・デメリット

メリットは、日本古来の伝統文化を受け継ぐという使命感や仕事に対してのやりがいがあることです。 ITやロボットの台頭が進む現代にあって、人間の手でものを生み出す職人としてキャリアを積んでいくことには、大きな誇りが伴うでしょう。

また浮世絵師として、その芸術性が高く評価され、幅広い分野で活躍する浮世絵アーティストなども出現しています。自分の才能を思うがままに発揮できるというクリエイティブなところもこの仕事の長所ですね。

デメリットは求人の少なさです。 若手育成、文化継承を行っている団体などもありますが、その数は圧倒的に限られています。継続して仕事が取れる保証もないので、リスクは避けられません。

浮世絵師に向いている人・向いていない人

浮世絵師に向いている人は、手先が器用で緻密な作業を続けて行うことができる人です。 細かい作業が要求される仕事なので、かなりの集中力を要します。 色彩感覚、センスもある程度必要となります。 集中力の欠けている人や、体を動かすのが好きな人には不向きと言えるでしょう。

浮世絵師の将来性

現在はインターネットでの浮世絵をオンライン販売しているサービスもあります。 オンライン、メール、電話にてのオーダーも可能で 今の時代とマッチした「こだわりの浮世絵」を提供しているなど その「売り方」も時代のニーズに合わせて変わってきています。

浮世絵師になるには

浮世絵師になるには、特に資格は必要ありません。 どのようにして浮世絵師になりたければ、次代を担う若い技術者を育成する事業を行っている工房などで経験と技術を学ぶか、 浮世絵師の師匠に弟子入りして、職人になるなどの道があります。

また絵画に関する知識はもちろん必要になるので、美術系の専門学校や大学に進み、技術と知識を学ぶことも必要になるでしょう。

現代の浮世絵師を紹介

現代の浮世絵師として活動し、世間の耳目を集める人もいます。著名な浮世絵師二人をご紹介しましょう。

【山田全自動】

山田全自動さんの数ある作品の中で特に有名なのは、ちょんまげの人たちが普通に現代社会で暮らす様を描いた「あるある浮世絵」です。シュールさが評判を呼び、話題となっています。

【島崎良平】

現代浮世絵師として活躍する島崎良平。 個展を開く度に注目を集め、その芸術性が高く評価されています。 デジタルとアナログを融合した独特の手法で日本の美を表現しているアーティストです。

浮世絵師になる魅力

浮世絵という日本独自の文化を世界にアピールしていくことも、 インターネットの普及で以前よりずっと容易になりました。 海外では日本文化への関心や興味が、実際に日本で暮らしている私たちの想像以上に注目されています。 浮世絵師はこの素晴らしい文化を継承し広めていくことのできる、魅力ある職業のひとつ言えるでしょう。

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泉州タオルの特徴と魅力|今治タオルとの違いや作り方まで

タオルといえば有名なのは今治ですよね。しかしそれとほとんど並ぶ品質を誇る「泉州タオル」のことは知っていますか?長い歴史の上に築かれてきた泉州タオルは、使い心地も耐久性も申し分ありません。今回はそんな泉州タオルの歴史と魅力を解説していきます。

泉州タオルとは?

泉州タオルの名前を知っているという人はそれなりにいるかもしれませんが、泉州タオルがどういう歴史を持っていてどこで生産されているタオルか、ということまで知っている人は少ないでしょう。

泉州タオルは、大阪の泉州という地域で生産されているタオルです。明治20年から製造されていて、非常に長い歴史があることが特徴です。長い時間の中で守り続けられてきた泉州タオルは、品質も申し分ありません。まさに日本製ブランドを背負って立つ存在なのです。

泉州タオルのロゴを紹介

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泉州タオルに使われているロゴは、単に泉州タオルである事を主張するためにあるのではありません。JAPANブランド育成支援事業の一環として、質の良い日本製のタオルである事の認定を受けた、という証明のためのロゴもあるのです。

普通の泉州タオルのロゴもありますが、こちらはシンプルに「優れた品質を誇る泉州タオル」という主張するためにあるロゴになります。そしてJAPANブランド育成支援事業の認定を受けた泉州タオルは「泉州こだわりタオル」と表記され、普通の泉州タオルとは差別化されています。

泉州タオルの特徴

泉州タオルと同列で比べられることが多いのが、こちらも有名な今治タオルです。今治タオルも質が良いタオルとして有名なので、泉州タオルとよく比較されます。ではこの2つのタオルはどういう違いがあるのでしょうか。

今治タオルの特徴は、洗濯しても「硬くなりにくい」というのがあります。また「吸水性に優れている」というのも言わずと知れた特徴の一つです。

一方泉州タオルの特徴ですが、タオルの生地に「清潔感」があり、繰り返し洗濯をしてもタオルが「縮みにくい」というのがあります。そして最も肝心なタオルの吸水性ですが、泉州タオルも優れているというのには変わりありません。ただし、今治タオルは吸水性にきちんとした基準が設けられているのに対し、泉州タオルにはそうした基準などはありません。

今治タオルと泉州タオルの違い、おわかりいただけたでしょうか。

泉州タオルの作り方

泉州タオルは、後晒し製法という方法で作られています。

後晒し製法ではまず糸に糊をつけてタオルを織り、その後織ったタオルを漂白をします。その後、それぞれのタオルに着色していきます。この後晒し製法がすごいのは、最初に糊つけを行う事で最終的にその糊が綺麗に落ちている点です。これによってタオルに清潔感を持たせる事が可能になります。

また後晒し製法では、タオル地が染色しやすくなって仕上がりがきれいになるというのがあります。糊等が最終的に綺麗に落ちる事で、単に清潔感があるだけでなく、不純物のない吸水性に優れたタオルになるのです。これが泉州タオル独特の触り心地の良さにも関係してくるのです。

泉州タオル館を紹介

では実際に泉州タオルは、どこで購入できるでしょうか。

おすすめは「泉州タオル館」というネットショップです。ここは泉州タオル発祥の地である大阪の泉州にある店で、確かな品質の泉州タオルを提供しています。またメーカー直営のアンテナショップであるため、種類も豊富に取り揃えられています。ぜひお気に入りの1枚を見つけてみてくださいね。

泉州タオルの名入れについて紹介

せっかく泉州タオルを購入するなら名入れをしたいと思う人もいるでしょう。もちろん可能です。

方法は一般的なプリントや刺繍と、捺染(なっせん)と防染という方法でもできます。いろんな方法で泉州タオルに名入れができるので、価格や手間などを考慮してどの方法で入れてもらうか決めましょう。

なお捺染は少ない数量で注文すると、一般的な刺繍やプリントより高くなることがあります。しかし捺染はある程度デザインの自由が利く写実性に富んだ手法なので、名前のデザインにこだわりたいという人にはおすすめの手法になります。

泉州タオルの魅力

泉州タオルの魅力、それはとにかく、高品質であること。使い心地が良いのはもちろんのこと、丈夫で寿命が長いというのも泉州タオルの優れた点になります。海外製の安いタオルとは異なり、日本製の名を背負うにふさわしい耐久性とユーザー満足とを両立させているのです。

もちろんその分普通のタオルより値段は高めですが、泉州タオルは使える期間が通常のタオルよりずっと長いので、特に問題にはなりません。すぐにタオルがほつれてしまって買い替えをしないといけない、ということも起こらないでしょう。ついつい安物買いの銭失いをしてしまうという人は、思い切って1枚持ってみるというのもいいのではないでしょうか。

上質な泉州タオルで使い心地・お財布ともに満足できる生活を送ってみませんか?

タオルは今治だけじゃない 大阪の泉州タオルで快適な毎日を

「ひよこ鑑定士」になるためには?仕事内容・年収・必要な資格を紹介!

世の中には、わたしたちの思っている以上にさまざまな職業があふれています。その数は、なんと約17,000種類(厚生労働省編職業分類2011年改訂版より)。 それだけの数があれば、あまり一般には知られていないような特殊な職業も数多く存在しています。「本当に、こんな仕事あるの…?」と思ってしまうような知名度が低い職業でも、需要があるから仕事が存在するのです。

そこで今回は、その中から「ひよこ鑑定士」という仕事にスポットを当て、解説していきます。

ひよこ鑑定士とは?

ひよこ鑑定士とは、正式名称ではありません。職業としての正式名称は「初生雛鑑別師」と言います。なんだか難しそうに聞こえますが、ニワトリのヒナの雌雄鑑別をする仕事のことなんです!

ひよこ鑑定士とは


出典:写真AC

ひよこのオスとメスを判別するのは、実はとても難しいんです。知識だけでなく、経験を積まなければ資格を得られません。なりたいと思って簡単になれる職業ではないんですよ。

正確さとスピードが求められるひよこ鑑定士は、まさにプロフェッショナル。難しい上に需要があるので、国からの資格を与えられているこの職業は、難しい上に需要があります。

なぜ性別を判定する必要があるの?


出典:写真AC

「ニワトリなんて成長すればオスかメスか区別がつくし、わざわざ鑑定しなくてもいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、ニワトリはオスとメスで目的別のエサを与える必要があります。そのため、できるだけ早い段階でオスかメスかを判別し、それぞれに適した飼育をすることが、より効率のよい飼育に繋がるんです。そのため、初生雛鑑別師は、養鶏産業にとっては欠かせない重要な職業だと言えるでしょう。

ひよこ鑑定士の仕事内容


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ひよこ鑑定士の主な仕事は、ニワトリのヒナの雌雄を見極めること。卵をふ化させる「ふ化場」で、ケースに入ったひよこのオス・メスをひたすら鑑別していきます。

ひよこのオス・メスの見分け方には、何種類かの方法があります。例えば、体の色の違いによって鑑定する方法。ひよこの背中に入っているラインが、オスは3本メスは2本と違いがあることから区別する鑑別方法です。しかし、現在この方法はあまり主流として利用されていません。現在、鑑別の主流になっているのは、羽毛鑑別と肛門鑑別の2つがあります。

羽毛鑑別は、独自の交配法によって羽の伸びるスピードがオスとメスで違うことを利用した雄雌鑑別法です。主に商用として大量生産されたひよこには、この方法が適用されます。

肛門鑑別は、日本で開発された非常に高度な技術。ひよこの排泄口を見ることで、メスとオスを区別していきます。この方法がいちばん多く利用されています。

普通の人は知らない特殊な仕事8選|ひよこ鑑定士や速記者など

職人たちの仕事がつまった、職人図鑑はこちら

【東京でできる】粋な伝統文化体験10選

東京といえば見どころが目白押し…ですが、正直有名どころばかりで飽きていませんか?

東京にはまだまだ、他にはない特別な時間を提供してくれる体験スポットがあるんですよ。伝統文化を感じながら新しい東京を再発見できる、ちょっと粋な東京の体験スポットを紹介していきます。

東京の粋な体験①

機織り体験・機織り教室/SAORI(さをり)

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何度も東京に来たことがあって、メジャーなものは網羅してしまったという人にオススメしたいのが機織り体験教室です。

子供のころに鶴の恩返しというお話しを聞いたことがありますよね。機織りとは、自分でギコンバタンと縦糸と横糸を通して布を作っていく機械のことです。 東京でこの機織りを体験できる施設に「SAORI」があります。

千駄ヶ谷駅から徒歩で行けるのでアクセスもばっちり。 体験コースでは2時間ほどでマフラーやストールを織ることができます。 1500円というリーズナブルな価格設定なので普通の東京観光に飽きたなあという方にぜひオススメします。

東京の粋な体験②

折り紙体験/お茶の水おりがみ会館

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お茶の水は学生街として有名です。定番スポットでは神田川があります。そんなお茶の水にある「お茶の水おりがみ会館」をご存知でしょうか。

ここでは折り紙の歴史を学んだり、ギャラリーを見たり、折り紙体験をしたりすることができます。和紙や折り紙の魅力を体験を通して楽しみましょう。

おりがみ会館の館長による折り紙教室は1000円で体験できます。何を作るかはその日のお楽しみなのでワクワクしてしまいますね。 丁寧に教えてもらえるので初心者の方も安心して参加できます。

持ち物はハサミ、ボンド、定規、筆記用具、カッターです。 場所は御茶ノ水駅から徒歩7分という好立地なのでアクセスしやすいのが嬉しいですよね。

東京の粋な体験③

江戸風鈴の製作体験/篠原まるよし風鈴

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都営新宿線瑞江駅より徒歩12分のところにある、江戸風鈴の老舗があります。「篠原風鈴本舗」というお店です。 江戸風鈴は一個一個手作りするため同じ形をしていてもそれぞれ違った音を奏でます。 そんな歴史ある風鈴を自分の手で作れる風鈴作り体験が1500円からできてしまうんです。

もともとできている風鈴に絵付けをする体験が1500円、ガラス吹きというガラスを膨らます作業からやる場合は2000円です。 作った風鈴はその日のうちに持って帰れます。 東京で吹きガラスができるなんてとっても素敵な思い出になりますよね。 繁忙期の7月〜9月下旬は体験ができないので注意して下さい。

東京の粋な体験④

つまみ堂

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つまみ細工という東京都指定の伝統工芸をご存知でしょうか。 薄絹の布を正方形に切り、これを包んで折りたたみいくつか組み合わせて花や鳥を作る技術のことをいいます。たとえば舞妓さんの頭についているかんざしなどもつまみ細工でできていて、和服に合うデザインになっています。

東京では「つまみ堂」という施設でつまみ細工体験をすることができます。 基礎講座は約2時間半の体験でヘアクリップが4200円、ピアス又はイヤリングが3800円です。この料金の中に教材費も含まれます。 ほかにもかんざしが作れる講座があったり経験者の方には応用講座というものも用意されています。

とってもかわいい作品ができるので女性にはおすすめです。 場所は浅草橋駅から徒歩7分なので浅草観光のついでに体験に来るのもいいですね。

東京の粋な体験⑤

二葉苑

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あまり知られていないかも知れませんが東京は染物が有名です。「染の里二葉苑」では染物体験をすることができます。 西武新宿線中井駅から徒歩圏内にあります。

染物の種類は更紗型染めです。 テーブルセンターだと2700円で、2時間から2時間半で体験できます。 トートバッグだと2160円で2時間ほどです。 染物体験という珍しい体験ができるのも東京ならではですね。 自分だけのオリジナル作品を作って東京土産にしましょう。

東京の粋な体験⑥

向山楽器店

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三味線や琴などの和楽器に触れる機会は普段なかなかありませんよね。 東京には和楽器の体験ができるお店もあるんです。

総務本線平井駅から徒歩圏内の「向山楽器店」です。東京都認定のお店で、和楽器の販売、修理も行っています。 ここでは三味線や琴の材料を使った飾り台、又は箸を作ることができます。 和楽器の素材に触れる機会はなかなかありませんから、貴重な体験になること間違いなしです。

箸作りは2000円、飾り台は1000円〜体験可能です。 2、3時間あれば作れるのでぜひ体験してみて下さい。

東京の粋な体験⑦

ふたばの光書道教室(書道パフォーマンス体験)

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テレビでよく見かける書道パフォーマンス、カッコいいですよね。あんな素敵な字を書いてみたい!と思う方も少なくはないはずです。 そんな書道パフォーマンスも体験できる教室が「 ふたばの光書道教室」です。新宿御苑前駅から徒歩圏内なのでアクセスも楽々ですよ。

自分の体よりも大きな紙に、1mもある筆を使って力強く字を書いてみましょう。書ける字は一文字です。自分で何を書くか決めましょう。筆の持ち方、書き方を習い、あとは思い切って書くだけです。 写真をとったり、動画撮影したりしてSNSに投稿するのもいいですね。

書道パフォーマンスの体験料は1人17500円です。少し高めと思うかもしれませんが、なかなかできない体験なので東京にきた際はぜひ立ち寄ってみて下さい。 2人の場合は32000円で1人あたり16000円で体験できます。 字が下手で書道が苦手な方でも丁寧に教えてもらえます。

東京の粋な体験⑧

若葉堂和菓子作り体験

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東京で有名な和菓子屋に「まちだ庵若葉堂」というお店があります。 この店の和菓子はすべて手作りで自家製の餡を使っています。 この和菓子屋のすごいところは、和菓子作りの体験ができることです。 お店に売っている美味しい和菓子が自分で作れてしまうんです。

体験では一度につき6名〜体験することができます。 金額は和菓子を作る数によって違ってきます。 2個で1620円から、3個2430円から、4個3240円からです。 1時間から2時間ほどで体験できます。

出来上がった和菓子はもちろん持ち帰りできるので、お土産にしましょう。 場所は町田市中町の町田消防署通りにあります。 体験以外にも和菓子を売っているので、東京土産におすすめです。

東京の粋な体験⑨

箔一金箔貼り体験

金箔で有名なのは金沢ですが、東京でも金沢箔の金箔貼りが体験できます。 南青山に店舗を構える「箔一」です。

地下鉄表参道駅から徒歩5分ほどのところにあります。メニューは当日選ぶことができ、通常教材コースが3000円です。丸盆、花生け、小箱などから好きなものを選ぶことができ、半月盆と彩箱のみ5500円の特別教材コースになります。

金沢に行かなくても東京でできるなんて嬉しいですよね。 時間は1時間半ほどで出来上がります。 自分だけの金箔作品を作りましょう。

東京の粋な体験⑩

すみだ江戸切子館(江戸切子体験)

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東京のお土産で有名な江戸切子。「すみだ江戸切子館」では江戸切子の制作体験ができます。

江戸切子は無色透明なガラスを使い、そこに色のついた薄いガラスをのせて切子を施していきます。 多彩で粋なデザインが多い東京ならではの伝統工芸です。

江戸切子体験では世界にひとつだけのオリジナルグラスを作ることができます。 色、形、さまざまなグラスからすきなグラスを選び、切子をを施していきます。 小中学生は1000円、大人は4000円で体験可能です。要予約なので早めに連絡しましょう。 墨田区のスカイツリーが見える蔵前橋通りに店舗はあります。 お土産もたくさん売っているので、東京土産に喜ばれること間違いなしです。

いかがでしたか?たくさんの体験教室を紹介してきました。 東京でもこんな体験できるんだ!という意外な発見があったのではないでしょうか。ぜひ東京で粋な体験の時間を味わってくださいね。

関東圏の体験一覧を見る

箱根ならではの体験6選|体験費用やアクセス、特徴を紹介

都内からも気軽に行ける観光地として人気の箱根では、温泉や自然に触れるという、都会では味わうことのできない体験をすることができます。

箱根に行く際には単に温泉に入ったり、豊かな自然を楽んだりするだけではなく、いろいろな楽しみがあります。今回はそんな箱根で、温泉や自然とはまた違った、意外と知らない珍しい体験を紹介します。

都会の喧騒から離れた箱根で、自然に囲まれながら様々な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

箱根で寄木細工体験をしよう!

箱根にある本間木工所では、寄木細工の体験ができます。ここの特徴は、伝統的文様の寄木コースターを手作りしながら伝統工芸である寄木細工の制作を体験できることです。

また、体験以外にも寄木細工の歴史などについても学ぶことができます。

寄木細工コースターの作り方としては、まず、寄木のパーツを組み合わせて文様を作り、接着剤で各パーツをつけた後、紙やすりで擦り艶を出します。

体験は、2名以上でないとできないのでお気を付け下さい。また、体験以外にも寄木細工の歴史などについても学ぶことができます。

【アクセス】バス:小田原駅から箱根方面に行き、山崎停留所で下車し歩いてすぐ。電車:箱根登山鉄道「小田原行き」より「入生田駅」下車 ロマンスカー:箱根湯本駅から小田原行きに乗り、山崎で下車後徒歩1分程度。

【住所】〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本84

【体験料金】1回900円

【入館料】大人500円/子供300円

【電話番号】0460-85-5646

【営業時間】9:00~17:00(元旦のみ休み)

箱根でガラス作り体験を楽しむ


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箱根ガラスの森美術館では、ガラス作りの体験ができます。この特徴はガラスのアーチがある点です。他にもクリスマスを意識した可愛らしい建物があり、可愛らしい景観が特徴です。

そして、箱根ガラスの森美術館で様々なガラスの制作体験ができます。ガラスに好きな絵柄を彫るサンドブラスト体験やガラスパーツのアレンジによりオリジナルのアクセサリーが作れるフュージング体験があります。是非、作りたい作品や用途に合わせて体験をしてみてはいかがでしょうか。

【アクセス】新幹線:東京駅より約40分 小田急ロマンスカー:新宿駅→箱根湯本駅すぐ 新宿高速バスターミナルより約2時間ガラス制作体験には入館料を払う必要があり、大人は1500円で大高生は1100円で子供は600円になります。

【住所】〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48

【入館料】大人1500円/子供600円

【体験料金】サンドブラスト:1300円/フュージング:1700円

【電話番号】0460-86-3111

【営業時間】10:00~17:30

空間デザイナーになるには?|資格・年収・メリット・デメリット

世の中に仕事は数多くあれど、やはり自分のセンスを使ってできる仕事は魅力的に思えますよね。

「空間デザイナー」という仕事も、そうしたクリエイティブなセンスの活かせる仕事の一つです。年収から資格の必要性まで、「空間デザイナー」の職業事情を解説します。

空間デザイナーとは?

まず空間デザイナーとは、空間そのものをデザインする職業です。店舗、イベント会場、店のウィンドウからインテリアまで、空間にまつわるプロデュースを行います。

家具や調度品だけでなく、壁紙や照明などのデザイン・手配・設置も行います。とにかく与えられたスペースを、一から十まで作り上げていくのが仕事です。

空間デザイナーはどんな仕事をするの?


出典:ウィキメディア・コモンズ

空間デザイナーは、デパートやショッピングセンターの売り場に、バランスよく椅子やテーブルを配置するのが仕事です。

また、広告を貼る位置のバランスをとったり、店の雰囲気に合った材質を選んだりもします。このような内容は、クライアントと相談しなければなりませんので、クライアントの意向を汲み取る力が必要です。

一番受注で多い仕事は、イベントブースのデザインです。イベントの目的や依頼主の想像しているイメージやコンセプトを理解して、合わせていく能力が必要です。

人の感性は常に変化し続けているため、空間デザイナーに求められる能力は、時代の流れを見ながら人々が注目する点を引き出せる空間デザインを考える必要があります。

お店や部屋のデザインも大きい仕事です。お店や部屋の場合は、イベントとは違い長い期間利用するものです。依頼主がすごしやすい、求めている空間のイメージを聞きだし、共有する能力が求められます。

お店の場合は、お客さんがリピートしたいと感じるお店作りも重要ですが、従業員にとっても働きやすい環境をつくる能力が求められます。

依頼主と会話を通して、自分のイメージを作り上げる楽しさがあります。自分自身が想像したものが形作られる楽しさがあります。

空間デザイナーの気になる年収


出典:ウィキメディア・コモンズ

空間デザイナーは一般的に事務所に就職するので、サラリーマンと同じでお給料をもらう形になります。月給で言うと、20万円前後からのスタートです。よって最初の年収は200万円半ばあたりになるでしょう。

ボーナスもプラスされるので300万円ほどになることもあるかもしれませんが、独立すればもちろんこのようにはいきません。上手く顧客を獲得できれば年収も上がります。

空間デザイナーも実力社会ですので、一度実績を残して名前が世に出れば給料や収入が上がり、次々と指名が来る一流デザイナーになれば年収1000万円以上も目指すことができます

空間デザイナーのメリット・デメリットとは?

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空間デザイナーのメリットは、独立し実績を残して名前を売れば、年収1000万円オーバーも不可能ではないことです。実力主義の世界なので、頑張り次第でどこまでも可能性を広げられる夢のある仕事です。

デメリットは、独立までの道のりが長い、正確には独立後に一定の収入を得られるようになるまでの道のりが長いということでしょう。空間デザイナーは専門職ではありますが、一般の事務所に就職した場合に、他の職業よりも給料が群を抜いて高いというわけではありません。

また、頑張って独立したとしても、ネームバリューがなければ年収はむしろ下がるので、リスクが大きいこともデメリットのひとつでしょう。

【東京×穴場×観光】落ち着いて楽しめる東京の穴場観光スポット

東京で観光となると、人の多いスポットが多く、人の数に疲れてしまいことも多々あります。

今回はそんな混雑したスポットにうんざりした方や、落ち着いて観光を楽しみたい方に向け、東京の穴場観光スポットを紹介します。

東京の穴場観光スポット①

大使館巡り

大使館巡りはあまり混雑もしない穴場な観光であり、各国の大使館を回りながら、「こんなところにあるのか」「こんな雰囲気なのか」と楽しむことができます。

有名な国でいうと、ロシア、アメリカといった大使館は人気で訪れる人も多いです。しかし、あまりメジャーでない国の大使館も魅力が詰まっています。

一見可愛らしい家のような大使館や、豪華絢爛な大使館について東京の隠れた穴場として紹介します。

アフガニスタン大使館


出典:写真AC

アフガニスタンという国にどのような印象を持っていますか。紛争のイメージが強い人もいるかもしれません。

アフガニスタン大使館は飯倉交差点の近くにあり、アメリカンクラブの隣です。人通りも少なく、少し行きづらいですが、豪邸のようなその出で立ちは思わず目を奪われてしまいます。

所在地:東京都港区麻布台二丁目2-1
URL: http://www.afghanembassyjp.com/jp/

ケニア大使館


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ケニア大使館は目黒通り沿い近く、自由が丘にあります。 洋麺屋五右衛門のすぐ裏にあり、駐車場から国旗と建物が確認することができます。普通の住宅のようにも見えるその景観が特徴です。

ケニアはアフリカのマラソンで有名な国で、オリンピックを始め、さまざまな国際大会で活躍を見せている国です。

所在地: 東京都目黒区八雲三丁目24-3
URL: http://www.kenyarep-jp.com/

イギリス大使館

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イギリス大使館は正式には「駐日英国大使館」と表記され、皇居・半蔵門近くの一番町にあります。

日本にいることを忘れるほどおしゃれな建物で、とても見応えがあります。大使館の敷地内には約50本の桜の木が植えられていて、大使館前にも美しい桜並木が並んでいます。

春にはお花見スポットとして有名で、シンメトリーなルネッサンス様式と桜のコラボは斬新です。

秋になると紅葉も綺麗で、四季折々違う景観が楽しめます。都内にある各国の大使館の中でも、特に上品で美しいのがイギリス大使館であり、東京に訪れた際にはぜひ訪問してみてください。

所在地: 東京都千代田区一番町1
URL: https://www.gov.uk/world/organisations/british-embassy-tokyo.ja

オランダ大使館

オランダ大使館はまるでオランダにいるような景観が特徴です。国の重要文化である「外交官の家」などを設計した建築家ジェームズ・ガーディナーによって設計されました。

オランダといえばチューリップと連想されますが、大使館にも美しいチューリップが咲き誇ります。

周囲は和風庭園になっていて、そちらにもチューリップが咲いていて美しい花々の景色に思わず目を奪われます。

所在地:東京都港区芝公園3丁目6−3
URL: https://www.orandatowatashi.nl/

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花火師の仕事を紹介|気になる年収や必要な資格は?

日本の夏の風物詩といえば花火ですよね。全国各地でさまざまな花火大会が催されますが、そこで打ち上げられる花火をトータルでプロデュースしているのが「花火師」と呼ばれる人たちです。多くの人の心を魅了する花火を作る職人になるには、どうすればよいのでしょうか。花火師の職業事情やなり方を紹介します。

花火師とは

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花火を作り、打ち上げまでをトータルで担当する職人のことを「花火師」と言います。日本の夏祭りをはじめとした花火の活躍シーンを、裏から支える重要な存在です。

花火師の仕事

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花火の製造は、花火師の非常に重要な仕事です。注文された種類の花火を、安全かつ迅速に作り上げていきます。 また製造を行うだけではなく、実際に花火の打ち上げに関する様々な準備をするのも、花火師の重要業務です。

花火そのものはもちろん、打揚筒をはじめとした諸々の機材を用意し、花火大会の現場に搬入し、所定の場所に設置します。運営サイドと相談し、適切な設置位置を前もって検証しておくのです。当然、当日の打ち上げも担当しますし、後片付けも行います。機材やゴミを回収したり、花火の残骸が落下していないかどうか点検もします。

花火師の年収/勤務体系/福利厚生

花火師が働いているのは、主に煙火事務所と呼ばれるところです。事業規模は全体的に小規模なところが多く、打ち上げのみを担当している企業、製造と販売のみを担っている企業など様々です。

正社員制度もありますが、一人前になる前の下積み時代は、契約社員やアルバイトとして雇用されるケースも少なくありません。 平均年収は、およそ310万円程度となっています。下積み時代の年収はこれよりずっと低く、月収で言うと10万円から15万円程度です。夏場の繁忙期以外は、更に収入が低くなるケースもあります。

しかし一人前の花火師になると、年収が1000万円ほどに及ぶ場合もあります。 休日は週休二日の一般的なシステムを取り入れている事務所が多いものの、繁忙期は休日返上のケースも少なくありません。特に花火大会は週末に開催されるパターンが基本なので、夏場は休み無しということもあります。

多くの人を魅了することができる花火師

日本の伝統工芸に携われるということは、花火師ならではの大きな魅力だと言えるでしょう。花火師独自の高い芸術技能を身に着けることが可能です。自分が手掛けた花火で何万人もの観客を一度に魅了することが出来るというのは、ほかの仕事にはない貴重なやりがいになるでしょう。

キャリアを積み重ねれば、自分のオリジナルの花火や演出方法を考案するチャンスもあります。一方で花火師の仕事は、基本的には重労働です。力仕事も多く、一人前になるまでは長い下積みを経る必要があります。

修行時代は収入も低くなりやすく、土木業を始めとしたその他の仕事と合わせて二足のわらじを履く人もたくさんいます。心身ともに負担が大きいというリスクはあるでしょう。

花火師に向いている人・向いていない人

花火師に向いているのは、強い情熱を持ち、目標に向かって地道な努力を続けられる人です。花火師には自立するまでの根気強い取り組みが求められます。心身ともにタフでなければ続かないため、体力や気力も必要でしょう。

また火薬という危険物を取り扱うため、慎重かつ責任感のある人でなければいけません。根気強く淡々と、真摯に仕事が出来る人ほど、花火師として活躍しやすいでしょう。

逆に言えば、危険物に対する意識が低い人や、手っ取り早い結果を求める人には、花火師はあまり向いていない仕事です。ちょっとした意識の抜けが大きな事故に繋がり、多数の人を事故に巻き込んでしまう可能性もあるからです。

「滝行」とは?メリット・料金・持ち物・都内のスポットを紹介!

自然豊かな場所で、心を落ち着けながら自分自身と向き合う。そんな時間を持ちたいと願う女性たちの間で今人気となっている「滝行」についてご存知でしょうか。

今回は「滝行」を体験するメリットや意義、そして都内から日帰りで滝行体験ができる場所をご紹介します。

滝行とは?

松本 一希さん(@matsukadu)がシェアした投稿

「滝行」とは文字通り、滝に入って行う修行のことです。 もともとは、神道や宗教道の修行方法として発祥したもの。最近では、プロ野球の選手が心を鍛えるために行ったり、一般の人が度胸試しや心を落ち着かせるために行ったりと、以前より一般的になっています。

 

滝行をするメリット

滝行には、心を穏やかにする効果や、精神統一ができる効果があります。日々の生活に悩みを抱えている方や、忙しい日常から少し離れて自分自身としっかり向き合いたい方にはぴったりです。

普段は入ることのない山奥で滝行をすることで、非日常感を味わえますよ。滝や緑、新鮮な空気といった自然あふれる空間で過ごす時間には、精神的なデトックス作用があります。普段自然と触れ合う機会がない方にもおすすめなのです。