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笠間焼をつくろう|体験スポット・アクセス・体験費用をチェック!

茨城県で有名な「笠間焼」。特徴がないことが特徴と言われるほど自由度の高い陶器です。今回は、その笠間焼についてご紹介します。

笠間焼とは


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笠間焼とは、茨城県笠間市周辺で作られている陶器です。笠間焼は江戸時代中期から作られるようになったといわれており、のちに笠間藩主の仕法窯として保護されて、順調に発展していきました。

主に日用的に用いる道具類や食器などが作られていましたが、江戸に近いという立地上の利点を活かし、大量生産ができるようになりました。

その結果、技術者の数もどんどん増えていき、現在でも300人近い陶芸作家や窯元があるといわれています。そのため、関東地方では益子と並び大規模な窯業の産地となっており、食器類や装飾品、オブジェなど様々な品物が作られています。

笠間焼の歴史


出典:写真AC

笠間焼の歴史は、江戸時代中期の安永年間から始まります。現在の笠間市箱田の久野半右衛門(くのはんうえもん)という人物が、信楽の陶工である長右衛門に師事して焼き物をはじめ、窯を開いたのが最初といわれています。

幕末から明治時代にかけては、笠間藩に保護されていたことや江戸に近く需要が多いことなどから技術者や従事者が飛躍的に増加し、明治時代になると、厨房用の粗陶品の産地として知られるようになりました。

しかし、戦後はプラスチック製品の流入や人々の生活の変化などで笠間焼の需要が激減し、窯元や自治体が協力し合い、笠間焼を工房陶器の生産に方針転換したのです。平成4年には笠間焼は伝統工芸品に指定され、これに新たな技法を加えて笠間火器を開発するなど、再び勢いを取り戻しています。

笠間焼ってどんなもの?


出典:写真AC

笠間焼は、「特徴がないのが特徴」と言われるほど自由度が高い作品です。比較的新しいことに挑戦する動きに寛容な笠間焼には、若手の陶芸家たちが多く集まっており、現在ではデザイン性を重視したオブジェや使い勝手の良さを追求した食器類など、オリジナル色が豊かな作品が多数生み出されています。

笠間焼は関東ローム層から出土する粘りの強い粘土を使用しますが、材料と笠間の地で焼くこと以外はほとんど縛りがありませんので、作家たちのアイデアが十分に発揮できる環境なのです。

笠間焼の体験スポット①「笠間工芸の丘/茨城県」


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笠間焼の体験ができる場所はいくつかありますが、笠間工芸の丘はさまざまな陶芸体験ができるだけでなく、人間国宝の松井康成氏の常設展示室や笠間焼の作家の展示、お土産コーナーやカフェラウンジなど、様々な施設があってゆっくり楽しめる場所です。

電動ろくろや手ひねりの陶芸体験、登り窯、絵付けなど幅広い陶芸体験ができます。絵付けは1,000円程度~、陶芸体験は3,000円程度から始められます。

車で行く場合には常磐高速道友部JCから北関東自動車道笠間方面へいき、友部ICで降りて笠間市内方面へ向かいます。電車の場合にはJR水戸線笠間駅で降りて、周遊バスを利用します。

笠間工芸の丘

住所:〒309-1611茨城県笠間市笠間2388-1
アクセス:JR笠間駅よりかさま周遊バス乗車
電話番号:0296-70-1313
体験費用:2160円~5000円
体験先URL:http://www.kasama-crafthills.co.jp/

笠間焼の体験スポット②「桧佐陶工房/茨城県」


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桧佐陶工房(ひさとうこうぼう)は敷地2400坪の笠間市でも有数の広さを誇る工房です。140年の歴史がある登り窯を置き、常時60名以上の笠間焼の作家による新作を展示販売しています。80坪もあるギャラリーには様々なテイストの作品が販売されており、欲しいものがきっと見つかるでしょう。

こちらの工房では予約不要で絵付け、ろくろ、手ひねりの3種類の陶芸体験ができます。絵付けは小さい湯呑程度ならば500円ほどで始められ、手ひねりは1,200円、ろくろは3,000円程度から始められます。

遠方から来ている人は別料金で焼成後に自宅まで送ってもらえます。車のアクセスは北関東自動車道友部ICから8分程度、常磐自動車道岩間ICから20分程度です。電車の場合はJR水戸線笠間駅から徒歩で15分程度です。

桧佐陶工房

住所:茨城県笠間市下市毛43-1
電話番号:0296-72-0198
体験費用:500円~3000円
体験先URL:http://kasama-hisa.jp/

酪農家になるには?仕事内容・給料・メリット・デメリットをチェック

酪農家とは


出典:Pixhere

酪農家というのは、農家とは言っても耕作や農作物の栽培を行っているわけではありません。酪農家は、牛やヤギなどの乳を出す動物を飼い、生乳や加工した乳製品を製造・販売する世帯です。肉用の牛や豚などを育てている農家や卵や鶏肉用の鶏を育てている農家とも異なります。

ただし、単純に毎日乳を搾れば良いというものではなく、より美味しい乳を出し、健康に過ごせるように動物の健康管理や餌やり、牛舎の掃除などの幅広い仕事をする必要があります。質の良い牧草を育てたり、定期的に乳を出すために繁殖を調節したりと様々な仕事があるのです。

家族経営の小規模な酪農家もあれば、複数の農家が共同経営しているところ、従業員を雇って大規模な生産加工を行っているところなど様々です。

酪農家の仕事


出典:写真AC

酪農家の仕事は、朝から晩まで多忙です。最も重要なのが一日2回、朝夕の搾乳ですが、朝は5~6時の早朝から、まずそれぞれの動物が出す乳の量に応じて飼料を調整します。餌が終わったら搾乳用の機械をセットして全ての乳を搾り、機械の洗浄や糞尿の処理、牛舎の掃除なども済ませます。

日中は牧草地に種を蒔いたり肥料を与えたりして牧草を育てることもあれば、収穫した牧草をサイレージにして保存することもあります。

多くの酪農家が農業を並行して行っているため、昼間も休むことはほとんどありません。また、出産しなければ乳が出ないため、人工授精などで出産を調整し、お産の時にはサポートするなど、予定外の仕事が入ることもあります。

酪農家の気になる年収・福利厚生


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酪農家の年収は、乳製品の販売などで総収入こそ大きくなりがちなものの、設備費や餌代などの費用負担も膨らみやすいと言われています。規模にもよりますが、売上が1,000万円ほどあっても、その内費用負担が700万近くかかることがほとんどです。

飼っている牛などの頭数や、生乳の価格変動などで収入が変わってきますので、売上が大きい時でも貯蓄や借金の返済に回すことがほとんどです。搾乳のある5~7時、17~19時ころは毎日働かなければなりませんが、畑や牧草の管理などは規模や熟練度によって変わります。

旅行や入院などで長期休暇が必要な時は、酪農ヘルパーなどを雇って休むこともできます。福利厚生は、家族経営の時にはお互いに話し合って調整しますが、従業員を雇うような規模の大きい酪農家ならば法人化していることが多いため、しっかり取り決められています。

酪農家のメリット・デメリット


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酪農家のメリットは、自分たちの努力がそのまま生乳の質に反映されやすいこと、小さい頃から育てている動物が懐いてくる楽しさがあることなどが挙げられます。

動物好きの人の中には、肉用の動物を育てる仕事を嫌がる人もいますが、酪農家の場合は基本的に生乳を販売するため、動物との別れは少なめです。

また、システム化することで勤務時間を大幅に短縮することもでき、やりがいのある仕事です。一方、動物相手の仕事ですし、牧草の管理も体力が必要ですので、年齢を重ねてくると体力面での負担が大きくなります。

出産や動物が死亡した時など、予定外に仕事が増えることもありますし、病気などのトラブルや生乳価格の暴落など、収入面で不安定さがあるというデメリットもあります。

酪農家に向いてる人の特徴


出典:写真AC

酪農家に向いているのは、単に動物が好きな人ではありません。

神経質な動物と根気よく向き合い、基本的にはいつでも仕事ができる状態でいるような生活をする覚悟ができている人に向いています。体力勝負の仕事でもありますので、できるだけ若いうちから始めた方が良いでしょう。

生き物相手の仕事ですし、様々なトラブルも覚悟している方がスムーズに働けます。一方、酪農家に向いていないのは規則的な休みがほしい人、動物の命に責任が持てない人などです。

仕事は続けていけばいずれ慣れますが、神経質な動物を毎日細かくチェックして、早寝早起きの生活を続けることができる人でなければ挫折する可能性があります。

投扇興(とうせんきょう)とは?|遊びのルールや投げ方のコツを紹介


出典:ウィキメデイア・コモンズ

投扇興とは

投扇興(とうせんきょう)とは、日本伝統の京都に伝わる畳遊びの1つです。 「枕」という桐箱の台の上に「蝶」と呼ばれる的を立て、それに向かって扇を投げて落ちた位置によって点数がつけられます。

競技は2人の対戦方式で行われ、与えられる得点の合計を競います。 現在では舞妓さんのお座敷遊びでよくみられますが、京都を中心に日本各地に投扇興遊びが体験できる場所が多く存在しています。

投扇興の歴史


出典:wikipedia

投扇興が始められたのは江戸時代の中期と言われています。1773年に中国から伝わった投壺(とうこ)という遊びを真似て、女性や子供でも遊びやすく考案されたものが「投扇興」と言われています。

庶民の中で大流行の遊びとなったものの、娯楽の少なかったこの時代では賭博(とばく)に利用されることが多くなり、度々幕府から禁止令が出された時期もあったようです。追い打ちをかけるように、時代の経過と共に西洋からの文化も流れ込むようになり、次第に投扇興の遊びは衰退していくこととなります。

明治・大正時代に入ってからもそこまで盛んに行われる遊びではありませんでしたが、中期以降、扇店で新たに道具が売り出される程徐々に人気を取り戻します。昭和に入ってからは、生活の西洋化により再度畳の遊びは衰退しました。

ごく一部の旧家や梨園、花柳界といった特別な環境下の人々に楽しまれる程度となります。 再び「投扇興」が楽しまれ始めたのは、和風を重んじる傾向が現れた戦後となります。そこから細々と伝統は引き継がれ、現在もその伝統を守るために大小の団体が活動しています。

投扇興の扇の投げ方とコツ


出典:wikipedia

投扇興では、対戦する2人の間に「司扇人」という審判が座ります。この司扇人から見て右は「花方(はなかた)」、左手は「雪方(ゆきかた)」と呼ばれ、座る場所によって扇の持ち方が異なります。 花方は扇に書かれた花という字を上に、雪方は雪という字を上にして持つこととなります。

扇を投げる時は、基本的に正座で座り右手で投げます。(現在では、老若男女誰でも楽しめるように椅子を使うこともあるようです。) 扇はかなめを下から親指で支え、上から残り4本の指をそろえてつまんで持ちます

狙いを定める際、上体を「的」に近づけるため乗り出したくなりますが、背筋はピンと伸ばしたままの状態をキープし、お尻が浮かないよう注意します。また、構える際は手を頭の位置まで高く持ち上げてはいけないとされています。

扇は強く投げると前にボトッと落ちてしまいますので、先をやや上に向けて投げます。空中で一回転し、扇の面が自分の席に向いて落ちると点数も高くなりますので、その動きを予想して投げ出す位置・向きを探り、ふわりと放つと良いとされています。

そんな投扇興で使われる扇子は日本文化の1つといえます。創業100年を迎える松根屋さんでは様々な扇子を取り扱っています。

【松根屋】

住所:東京都台東区浅草橋2-1-10
アクセス:JR総武本線「浅草駅」より徒歩4分
電話番号: 03-3863-1301
URL:https://matsuneya.jp/

【贈り物によって変わるのし】知っておくべき内祝いの「のし」のマナー3選

もともとのしはアワビだった?

のしとは、のし紙の水引の上に印刷されている飾り(マーク)のことで、日本では贈答品にこの「のし」を必ず添えるのがしきたりとなっています。 のしはもともと長寿や繁栄を意味する縁起物として、薄く伸ばした鮑を干した「のしあわび」が使われていました。

貴重な鮑を贈り物に添えることで、心の籠った特別な贈り物であることを表しているのです。しかし、のし鮑はそう簡単に入手できるものではなく、次第に紙を折ったのし飾りが代用で使われるようになりました。今ではさらに簡略化され、印刷されたものを使用するようになっています。

現在は、のしと水引が印刷されたのし袋にお祝い金を入れ、印刷されたのし紙を贈り物にかける場合がほとんどで、紙で包む手間・時間も省く略式方法が主流となっています。そのため大切な贈り物やしきたりを重んじたい場合、この方法は失礼にあたることもあるようです。

また、お祝い事であっても贈る品物が肉や魚介類といった生物の場合、生ものの象徴となるのしをつけると意味が重複してしまいます。そのため生ものを贈る際はのしのついていない水引のみの紙を使用することとなります。

この様にのし紙は慶事となる結婚や出産のお祝い、お中元、お歳暮に使われ、そのシチュエーションによって水引の色・水引の結び方・のしの有無など様々なタイプを使い分けることとなります。

一般祝事やお中元・お歳暮といった、何度でも繰り返しても良いお祝い事に使用されるため、結びなおせる蝶結びの水引を使用します。

水引の色は紅白の他、さらに特別な場合は金赤、金銀などが使われます。蝶結びの水引の本数は7本、5本、とありますが、出産内祝には5本が使用され、丁寧に送りたい品物には7本のものを選びます。

何度も起きては困るお祝い事には、固く結ばれた結びきりののしが使用されます。結婚やお見舞い、快気祝いなどによく使われます。この結びきりの水引の本数には、10本、7本、5本、3本とあり、偶数となる10本は主に婚礼関係の祝事に使われます。

3本は5本を簡素化したもので粗品などによく使われ、7本は5本より丁寧にしたものという解釈で良いでしょう。一般的には5本の水引が主流となっています。

ちなみに、快気祝いやお見舞いには「のし」が印刷されていないものを使用することもあるようです。 どちらの結び方ののしでも、水引の本数に迷った場合は品物とのバランスを考えると決めやすいでしょう。

内祝いとは


出典:写真AC

本来内祝いとは、身内の中で起こったおめでたいことや、喜びをおすそ分けするという意味の言葉で、近所・親戚・身近にお世話になっている人に贈り物をすることを言います。そのためお祝いを頂いたかどうかとは関係なく内祝いを渡していました。

現代の内祝いは、こちらから進んでお祝いの喜びをおすそ分けするということは無く、お祝いを頂いた方に対してお礼の気持ちを込めた「内祝」を贈るのが一般的となっています。

内祝の種類には、結婚内祝い・出産内祝い・就職内祝い・新築内祝い・開店、開業内祝い・快気内祝い等のほか、子供の祝い事の内祝など多く存在しています。

内祝いの「のし」マナー①

結婚の場合


出典:写真AC

結婚祝いに対して内祝いを贈る時は、挙式後の1ヶ月以内に品物を贈るのが一般的です。のしは、紅白10本の結び切りのものを用意します。表書きは、のし上に「内祝」のし下は新郎の苗字のみ記入するのが一般的ですが、その下に夫婦の名前を連名で入れる場合もあります。

また、新郎・新婦の名前のみ記入する形も増えてきているようです。 内祝で贈り物をする場合、お祝いのおすそ分けということから控え目に感じる「内のし」が適しています。

ただ、結婚の内祝は気持ちを込めて手渡しするのが一般的であるため、贈り物の意図がはっきりとわかるように贈り物を包装紙で包んだ後にのし紙をかける外のしでも、失礼にはあたりません。手渡しでも控えめに送りたい場合はもちろん内のしでもかまいません。やむを得ず配送となる場合は内のしが良いでしょう。

泡盛の飲み方おすすめ4選|絶品おつまみラフテーも紹介

泡盛とは?

泡盛は、15世紀頃タイから琉球へ伝わったとされる最古の蒸留酒と言われています。 原料には米が使われ、発酵・蒸留して製造されるお酒で、500年以上の歴史を持っている蒸留酒です。

他の種類のお酒と違って、経過日数や温度による劣化が少なく、開栓後常温で置かれていても腐敗の心配は入りません。

現在沖縄県内には沢山の泡盛酒造所がありますが、麹や発酵工程、蒸留方法、ろ過、割水の味の違いなどにより泡盛の個性を出しています。

度数は25度といった比較的低いものから、40度と高いものまであり、大変多くの種類が出回っています。

このように泡盛と言っても様々な個性があり、これを楽しむためには「飲み方」の工夫も欠かせません。

水やお湯、氷を使って泡盛を割る飲み方や、グイっとのど越しを楽しむ飲み方、少しずつ嗜む飲み方をするかで、泡盛の味わいは大きく変わってきます。工夫次第で泡盛は色々な表情を見せてくれるのです。

また、泡盛はその独特な旨味・香りが魅力として嗜む方も多くいますが、他のお酒には無いメリット点も注目されています。

泡盛は、製造工程の1つ蒸留の際に、米麹に含まれる炭水化物などの成分が一切蒸発しません。そのため採取されたアルコール分に一切糖質・糖類が含まれないという特徴を持ちます。

その特徴から、糖質ゼロ・低カロリーなお酒として女性を始め生活習慣病を気にしている方々にも愛飲者が多くみられます。

また、お酒として味わう以外に泡盛の独特な風味・旨味を活かして、沖縄料理の調味料として、料理酒としても多く利用されています。

【泡盛の原料】

一般的に泡盛の原料に使われる米はタイ米で、日本産の米ではありません。日本産の米はどうしても粘り気が強く、麹菌が働きにくいという特徴があるためです。

泡盛の中でも一部の銘柄を除き、使用されている米はインディカ種のタイ米と言われていますが、大正時代の末期からタイ米が輸入されるようになり定着したと言われています。

それ以前の明治時代からすでに外国産の米を使って泡盛を作ることが伝統となっており、泡盛独特の味わいや香りを作り出しています。

タイ米が使用される理由 は硬質米で黒麹菌との相性がよく作業がしやすく、アルコール発酵する際の温度管理がしやすい点と他のお米を使用するより収穫できるアルコール量が多い点が挙げられます。

【泡盛の作り方】

1.原料のタイ米を黒麹菌で米麹にする(約40時間)

2.米麹に水と泡盛酵母を加え、もろみにする(約13日)

3.2週間ほど寝かせアルコール発酵させる

4.発酵したもろみを蒸留(約2~3時間)

5.熟成させて泡盛の完成(熟成期間:最低3ヶ月、古酒の場合は3年以上)

おすすめの泡盛7種と美味しい飲み方を紹介|初心者も楽しめる沖縄の酒

泡盛の古酒(クース)を紹介|飲み方/作り方/定義/最古の古酒など

【飲む点滴?】米麹甘酒の作り方と美容にも効く豊富な栄養素とは?

米麹甘酒とは

米麹甘酒というのは、その名の通り、米麹を原料として作られている甘酒のことです。甘酒は原料に米麹を使うものと酒粕を使うものがあり、どちらも栄養価が高く、特に米麹甘酒は飲む点滴といわれています。

米麹甘酒は原料に酒を使わないためアルコールが全く含まれておらず、小さい子供や妊婦、車を運転する人でも気兼ねなく飲める点が魅力です。米麹甘酒の場合、米のでんぷんを糖分に変えて甘くしていますので、酒粕で作った甘酒が苦手な人でも飲みやすくなっています。

近年では、健康目的やダイエット目的で甘酒が見直されていますが、誰でも飲むことができてカロリーも低めの米麹甘酒は、特に注目されています。

米麹の甘酒の特徴


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米麹の甘酒の特徴は、アルコールを含んでおらず、お米を糖分に変えているため、自然な甘さで飲みやすいです。そして、酒粕で作った甘酒と違い、米麹甘酒は砂糖を一切使わないためカロリーが低めで無理なく続けられる味になっています。

米麹にはたくさんの酵素が含まれていますが、自家製の米麹甘酒の場合、これらの酵素を失活しないうちに摂取できますので、酵素ダイエットと同じように代謝機能を高めて痩せやすい体に改善する働きが期待できます。

アルコールがないのでお酒に酔いやすい人でも安心して飲めますし、お酒独特の癖も感じられないため、日本酒が苦手な人でも飲みやすいです。ただし、材料にかかるコストでいえば、米麹甘酒の方が酒粕を使ったものよりも高額になりがちです。

米麹の甘酒の栄養


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米麹の甘酒の栄養は様々なものがありますが、特にビタミンB群やオリゴ糖、必須アミノ酸を多く含んでいます。米麹甘酒には便秘改善に役立つといわれているオリゴ糖や、満腹感を得やすいブドウ糖、脂肪燃焼を促進させるリパーゼなどが含まれていますし、酵素は代謝機能を活性化させ、脂肪を消費しやすい体に整えてくれます。

また、米麹甘酒に含まれるペプチドには、むくみの改善やデトックス効果が期待できます。このように、米麹甘酒に含まれる原料は様々な美容・健康効果で評価の高いものばかりで、今や海外でも注目を集める発酵食品になりつつあります。

米麹の甘酒の効果


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米麹の甘酒の効果は色々言われていますが、多く含まれているブドウ糖は効率の良いエネルギーの吸収を助けます。また、アミノ酸やビタミン・ミネラルなどは体に消化・吸収されやすく、栄養補給のための点滴で使われている成分と共通しているものも少なくありません

元々、麹菌は栄養素の消化吸収を助ける働きがあるといわれていますので、米酵母甘酒を飲むことで、効率の良い栄養の摂取ができるのです。そして、オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やし、便秘の予防や解消をサポートします。

便秘が改善されることで、それまで体に溜め込んでいた不要な水分や毒素なども体外に排出されやすくなり、すっきりとしたお通じを実感できます。さらに、豊富な酵素類やビタミンB群は、血行促進や代謝アップのサポートをして、若々しく健康でありながら、スレンダーな身体作りを進めていきます。

また、麹菌には抗酸化作用も含まれていますので、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れや生理不順なども改善が期待できます。もちろん、アンチエイジングに必要な成分も豊富です。

【花言葉が花の色によって変化する】紫陽花の花言葉と花の色が変化する理由

紫陽花とは

 紫陽花は、5月から7月にかけて花を咲かせる低木です。様々なアジサイ属の植物を纏めて、「アジサイ」と呼ぶこともあります。 赤や青のカラフルな小さな花が集まり咲く姿には、独特の味わいがあります。

あまり知られていませんが、この私たちが花と思っている部分は実は萼(がく)です。よく観察すると、その中に囲まれ、さらに小さな花が集まっているのが分かります。 この萼のことを、装飾花といいます。

紫陽花は装飾花の付き方で2つの種類に分けられ、球状に丸く膨らんだものを「手まり咲き」、平らに花を円状に囲むものを「額咲き」といいます。 手まり咲きの紫陽花はセイヨウアジサイといい、元々は日本が原産地のホンアジサイでした。それがヨーロッパに持ち込まれ、観賞用に品種改良されて逆輸入されたものです。

一方、額咲きのものはガクアジサイといい、関東地方の海岸に多く見られる品種です。 

紫陽花の花の色が変色する理由は?


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紫陽花は、育った土壌によって異なる色の花を咲かせます。 そのポイントとなるのが、土壌のphです。 紫陽花に含まれるアントシアニンという色素には、アルミニウムのイオンが加わることで青色に変化する性質があります。酸性の土壌ではアルミニウムがイオンとなって土中に溶け、紫陽花の花も青色に染まります。

このような理由から、酸性の強い日本の土壌では青系統の紫陽花が、アルカリ性の強いヨーロッパ地域の土壌では赤系統の紫陽花が多く見られます。 日本でも、酸性の肥料やアルミニウムを含むミョウバンを与えることで、簡単に青い花を育てることができます。

また、紫陽花の花は時間が経つにつれ、最初のクリーム色から青、そして赤へと変色していく性質もあります。 それを指して、「七変化」や「八仙花」という別名もあります。

紫陽花の花言葉


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紫陽花には、様々な花言葉があります。 その中でも代表的なのが、「移り気」でしょう。 これは、条件によって花の色が変化しやすい性質を表している花言葉です。浮気を連想させてしまうため、以前は結婚式などの贈り物としては好まれていませんでした。

一方、小さな花がたくさん集まって咲くことから、「結びつき」や「一家団欒」といったポジティブな花言葉も持っています。 最近では、こちらの意味合いを強調して、お祝いごとにもよく利用されるようになりました。

また、日本原産のガクアジサイには、「謙虚」という花言葉もあります。セイヨウアジサイほど派手ではないものの、慎ましやかな美しさをよく言い表した花言葉となっています。

青色の紫陽花の花言葉


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青い紫陽花には、「あなたは美しいが冷たい」という花言葉があります。 元々青い花というのは自然界では珍しく、綺麗でありながらどこか人工的でよそよそしい、といったイメージがあるようです。

その一方、青い紫陽花には「辛抱強い愛」という花言葉もあります。 装飾花は本来は萼なので、他の花よりも長い期間、その新鮮な色を保つことができます。梅雨の雨に打たれながら、その美しさを絶やさずにいる。そんな健気なイメージを指した花言葉と考えられます。

他にも、江戸時代に来日したドイツ人医師のシーボルトにまつわる由来も伝わっています。シーボルトは当時、新種と思われた紫陽花に「Hydrangea otaksa」と学名をつけました。この名前は、彼の日本人の妻である楠本滝から取ったといいます。

しかし、シーボルトは後に国外追放され、二人は遠い海を隔ててお互いを想うだけの間柄となってしまいました。 そんな少し哀しいエピソードも、この花言葉に影響しているといわれています。 

【全国で親しまれている高級魚】のどぐろの旬の時期や味の特徴を紹介

のどぐろとは

のどぐろとは、日本海沿岸で獲れる高級魚です。関東地方では赤むつと呼ばれることが多い白身の魚ですが、脂が多く乗っており、旬の時期はトロのように濃い味になります。養殖はほとんどなく、天然もので条件によって水揚げ量が大きく変化するため、特に旬の需要が高い時期のものは希少価値が高くなっています。

サイズが小さいものは比較的入手し易いですが、大きさに比例して脂の乗りも増えてくるため、食べ応えのある大きさののどぐろになると一匹3,000円前後で取引されます。都心部の高級料亭では、仕入れや輸送にコストがかかることもあり、1万円を超えるものもあります。

のどぐろの旬の時期


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のどぐろの旬は、秋から冬にかけて気温が下がっていく時期です。一方で、地域によっては子供ができる8~9月頃が旬になっていることもあります。のどぐろは一年中獲れるものの、夏場は大きめのサイズでも身がパサパサしており、味があっさりしていて旬の時期とは全く異なります。

あまりこってりした魚は好きでないという場合には、白身本来の味を楽しめる旬を外した時期ののどぐろを選ぶのも良いでしょう。旬の時期以外ののどぐろは、金額も比較的落ち着いています。

のどぐろが取れる地域


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のどぐろは、基本的に日本海沿岸ならばどこでも獲れます。ただし、のどぐろが生息している海の状態によって味や水揚げ量は全く異なっています。国内でも有数の、のどぐろが獲れる地域といえば、島根県浜田市です。

浜田漁港は全国でも13しかない特定第3種漁港の一つで、カレイやアナゴ、さわら、アジなどは上位5位以内の漁獲高を誇っています。プランクトンが豊富でしっかり太っているのどぐろは甘みがあり、特に旬の時期には脂がたっぷりのったのどぐろが食べられます。

干物の加工も盛んで、全国に発送されています。また、石川県も69の漁港があり、マイワシやマアジ、するめいかなどの水揚げ量が多い地域です。旬の時期ののどぐろは脂の乗りが良く、安定して多くの水揚げ量を誇ります。

新潟県は漁獲量が変動しやすいものの、旬の時期が8~9月と他の地域より早めになっているため、一般的な旬よりも早く美味しいのどぐろが食べたい時におすすめです。

のどぐろの味の特徴


出典:写真AC

のどぐろは、見た目は赤いですが白身魚です。しかし、一般的に想像されるような淡白な白身魚の味ではなく、旬の時期には切っただけで皮から滲み出るほどの脂が乗っています。肉質は柔らかく、噛んだ時に甘い脂が口中に広がるところから、白身のトロと評されています。

刺身でものどぐろの美味しさを堪能できますが、煮魚にするとこってりした味付けが脂の多い肉質に染み込んで、程よい味わいになります。また、焼き魚にすると脂の乗った皮が香ばしくなり、柔らかいままの肉質からは脂がしみ出して、一度食べたら忘れられない味になります。

【飲むと綺麗になる!】酒粕の甘酒に含まれる栄養分とその効果を紹介

酒粕の甘酒とは

甘酒は、米麹とお米、もしくは酒粕を原料に作られるものがあります。アルコール度数は1パーセント未満で、甘「酒」と言ってもソフトドリンクのうちの1つになります。ですから未成年でも飲むことができる飲み物です。

ただ、酒粕甘酒の場合はそれ自体にアルコールが含有されており、少量とはいえそのアルコールが残っているため、幼児などお酒に弱い人や妊婦さんは大量に飲まないように注意が必要です。胎児と母体は繋がっているので、妊婦がアルコールを摂取すると胎児が胎児性アルコール症候群になり、先天性疾患を引き起こす危険もあります。

幼児も身体がまだ発達していないので、アルコールを分解する肝臓も完成していませんから、飲み過ぎには気を付けましょう。どうしても甘酒が飲みたいと言うのであれば、酒粕よりアルコールの含有量が少ない米麹由来のものが良いかもしれません。

酒粕の甘酒の特徴


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酒粕を使った甘酒は、日本酒を作る過程でできる酒粕を原料とし、その酒粕は米麹を発酵させて製造されます。米麹に比べるとアルコール分を多く含有しています。日本酒を製造する際に残るもろみでできているので、日本酒特有の良い香りがするというのが特徴的です。

この酒粕自体には甘みはありませんが、砂糖を加えることによって味わいが出るうえ、本来ならば日本酒の精製の副産物であるものなので、安く販売することが可能です。

酒粕の甘酒の栄養


出典:写真AC

そんな甘酒には、まず酵素の助けになり疲労回復や肌を整えるビタミンB1、B2、B6などのビタミン群があります。次に腸内環境を整えてくれる食物繊維、オリゴ糖があり、脂肪分解酵素やでんぷん分解酵素と呼ばれる100種類以上の酵素があります。

そしてシステイン、アルギニン、グルタミンなどの必須アミノ酸が含まれています。何よりオリゴ糖とともにブドウ糖が豊富です。これらの栄養素は点滴の成分とほぼ同じなので、古くから甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれています。

また、便秘解消によって肌や髪を美しくしてくれたり、適量であればダイエットにもなるので「飲む美容液」と称されることもあります。

酒粕の甘酒の効果


出典:写真AC

甘酒に含まれている大量のブドウ糖は脳や体にとってのエネルギーとなるため、食欲がなく食べ物が食べられない時や、疲れている時、忙しくて食事が摂れない時などに体力を回復するのに役立ちます。手っ取り早く栄養が補給できるんですね。

起床してすぐの空腹時に他の食べ物と一緒に摂ると血糖値が上がるため、寝起きに食事と共に取り入れるのが効果的です。

また、ダイエットにも効果があり、その理由としてビタミンB群が新陳代謝を助けてエネルギーを消費しやすくすること、酵素には脂肪をエネルギーに変える働きがあること、ブドウ糖は満腹中枢を刺激するため食前に飲めば食べ過ぎを防げることなどが挙げられます。

また、甘酒を飲む時間帯は目的によって変わってきます。どの時間帯に飲んでも効果を発揮しますが、ダイエット効果を期待するのならば朝に飲むことです。起床する朝に甘酒によって代謝を高めると、一日の基礎代謝が上がるため、脂肪や糖が燃焼します。なのでいつもと同じ生活をしていても効率よくエネルギーを消費することができます。

逆に夜飲むと、安眠の効果があります。寝る前にホットミルクを飲むと良いことはよく耳にしますが、ミルクの代わりに温かい甘酒を飲むと血の巡りが良くなり、リラックスできます。ぐっすりと眠って質の良い睡眠を取れば体の疲労回復に繋がります。一晩だけでは効果が出なくても、毎日の習慣にすれば段々安眠できるようになるはずです。

巫女の仕事を紹介|気になる給料や巫女仕事で身に付くスキルとは?

巫女とは

巫女とは、神に奉仕する女性の総称で、いわゆる正社員として常時その神社に働いている場合と、繁忙期にバイトとして短期間働く場合があります。古来巫女が行ってきた業務は多岐に渡っており、神楽舞などの神事を行ったり、神職の補佐として様々な役割を担ったりしていました。

中には、祈祷を行い、占いをしていた巫女もいましたが、現在ではこれらの業務はほとんど行っておらず、神職の補佐が主な仕事になっています。着物姿に袴が一般的な巫女装束で、ヘアスタイルやメイクなども落ち着いたものが多いです。

巫女の仕事


出典:写真AC

巫女の仕事は、昔こそ神職としての様々な業務がありましたが、今では神楽舞などを行う一部を除き、バイトとして短期間働いている巫女は参拝客の案内、お守り等の取扱い、神職の補佐などを行います。

神社の繁忙期は、初詣がある正月や七五三がある11月頃、節分などの各神社のイベント時期などで、この頃にはバイトの募集がネットや職業安定所などに出されることが多いです。巫女の仕事はあまりじっとしているばかりではありませんし、空調の整った屋内での作業とは言えませんので、ある程度体力勝負になります。

巫女の年収/勤務体系/福利厚生


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巫女の年収は、特に規定はないのですが、バイトの場合には時給800~1,000円前後と言われています。そして、最も参拝客が見込まれる大晦日から正月にかけては、神社を夜通し開放しておかなければならないため、シフトによっては夜間勤務になることもあるのです。

通常の勤務体系は、神社自体が正月などの特別な時期を除いて日中のみ開放していますので、定時で帰宅できるでしょう。休日は、参拝客が少ない平日にとるか、複数の巫女でシフトを組むようになっています。

もちろん、神職と言えども福利厚生などはきちんとしてあるところがほとんどです。休憩時間に関しては、巫女装束で外出を禁じている神社が多いこともあり、境内で過ごすようになります。食事が支給されることも多いです。

巫女のメリット・デメリット


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巫女のメリットは、普通に過ごしていればなかなか体験できない巫女装束を着たり、神職の手伝いをしたりできることです。参拝客が多い神社では、多くの人と話ができますので、人と関わることが好きな人にはお勧めです。

神社での仕事は、自分自身の気持ちを引き締めるという点でも魅力的で、それほど時給が高くないにもかかわらず、バイトをした満足度は比較的高い職業です。七五三やお宮参りなどの行事、結婚式の手伝いをすることもあり、良い人生経験になります。

一方、デメリットは仕事が思った目以上に厳しいことです。服装や言葉遣い、立ち居振る舞いなどは面接の段階でチェックされますし、屋内の仕事に思えて、吹きさらしの場所で参拝客にお守りなどを渡す仕事ですので、負担が大きいです。職場環境上、トラブルがあっても周囲に同僚がいないことも多いため、柔軟な対応が求められます。

巫女に向いてる人、向いてない人


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巫女に向いてる人は、独身女性で高卒以上の学歴があり、心身ともに清廉潔白な人です。巫女の条件は未婚の女性で心が清らかな人と言われており、見た目で面接の可否が変わることも少なくありません。

落ち着いた日本人らしい装いを常としており、人と関わるのが好きな人、神に使える仕事をしたいと考えている人、英語が得意な人などが向いています。というのも、近年では大きい神社には海外からの旅行者が増えてきましたので、適切な対応ができる英語が話せる巫女の需要が高まっています。

逆に、茶髪や濃いメイクなど、巫女装束が似合わない出で立ちの人、立ち居振る舞いが下品な人、疲れやすい人、単調な作業が苦手な人などは馴染みにくいでしょう。