【日本三大銘菓を知っていますか?】甘くて美味しい日本三大銘菓を紹介

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日本には、色々な「三大」があります。 「三大」の中に、「日本三大銘菓」があります。 この日本三大銘菓は、日本と付くからには和菓子なのですが、和菓子の中でも落雁というお菓子なのです。

「落雁」というのは、よくお彼岸などでお供え物になっている、白や紅色をした固くて甘い砂糖菓子です。 日本ではポピュラーなお菓子なので、実際に食べたことのある人が多く、同時に地味なイメージが定着しています。

「日本三大銘菓」は、「落雁」が持つイメージを変えてくれる、味よし見た目よしの職人技が光る銘菓です。

日本三大銘菓①

大和屋の越乃雪


出典:大和屋

日本三大銘菓のひとつ越乃雪は、新潟県長岡市にある老舗・大和屋の看板ともいえる銘菓です。 新潟特産品のもち米を大和屋独自製法で加工した白玉粉と、徳島の和三盆を自社蔵で寝かせたものを合わせて、四角い型で整形して作られています。

安永7年、大和屋庄左衛門が病床に伏せった当時の長岡藩藩主・牧野忠精公へと白玉粉に和三盆を加えたお菓子を献上したのがはじまり。その後、すっかり快癒した忠精公によって、越路の山々に美しく降り積もる雪からその銘が贈られたのだそうです。

大和屋の越乃雪は長い歴史の中で数々の著名人に愛されてきました。

明治天皇も御巡幸の際にこの日本三大銘菓を食されました。また、死の床にあった高杉晋作が、最後の雪見にと、砕いた越乃雪を盆栽にふりかけたという逸話は特に有名です。

この越乃雪、分類上は落雁なのですが、その銘に偽りなしの本当に淡い雪のような儚さを感じられるお菓子です。微細に砕かれた粉砂糖がまぶされており、見る角度によって雪化粧のようにきらきらと輝いて見えます。

しかし、いざ食べようとして触れると、それだけでほろほろと崩れていきます。

口に含めば、口内の温かさでじんわりと雪解けのように溶け、和三盆特有の上品な甘さが舌の上に拡がります。

日本三大銘菓②

森八の長生殿


出典:森八

長生殿は、石川県金沢市の老舗・森八が製造・販売する和菓子で、同市の名物でもあります。 日本三大銘菓である長生殿の歴史は古く、加賀藩の三代目藩主だった前田利常公が七夕の落雁を作るようにと、森八の前身である三代目森下屋八左衛門に命じたことで誕生しました。

薄い長方形に整えられた紅白二色の落雁で、表面に菓子「長生殿」の文字が彫られているのが特徴。 この文字は、備中松山藩の二代目藩主であり、後の近江小室藩初代藩主でもある小堀政一公が自ら筆をとったもの。政一公は茶道にも通じていて、遠州流の開祖でもありました。

「長生殿」の彫り込みのアイディアとその銘は、政一公によるものです。唐の時代の詩人白居易の「長恨歌」の中で、七夕の日に唐の九代皇帝玄宗と楊貴妃の逢瀬の舞台となった場所から名付けられました。 北陸のもち米と四国の高級砂糖・阿波和三盆を繰り返し丹念に練ったものを型に押し固めることで作られています。

三百年以上に渡って、この製法は守られてきました。また、山形県の本紅を使用した鮮やかなピンク色が、端正な見た目にも親しみを感じさせてくれています。 サックリとした歯ざわりとふんわり溶けていくすっきりとした和三盆の甘味。もち米本来の滋味を感じさせる、日本三大銘菓にして落雁の最高級品です。

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