takeuchimaaya

【英語で言うと】祭りの象徴・神輿を英語で説明

神輿は、神道を象徴する日本の伝統文化の一つであり、祭りの象徴とも言えるものです。

祭りに参加し、神輿を担いだ経験のある日本人も多いでしょう。神輿や神社といった日本独特の文化は、外国人にとって興味深いものであり、多くの質問や疑問を持つに違いありません。そんな時に英語で説明できればいいですよね。

今回は、祭りの象徴である神輿を説明する際に役立つ英語表現を紹介します。

英語で祭の象徴・神輿を説明

https://pixabay.com/

海外からの友人と一緒にお祭りの見物に行きました。
神輿について英語で説明してあげましょう。

相手:What is inside of the small house?
(小さな家の中は何ですか。)

自分: We believe that a deity is in the portable Shinto shrine called Mikoshi. When a deity is transported from a main shrine to a new shrine or during a festival, we use Mikoshi that is similar construction to the main shrine.
(神輿と呼ばれる小さな神社に神が存在すると信じています。神が主となる神社から新しい神社へ移動する際や祭りの期間には、神社と同様に建築されている神輿を使います。)

相手:Why does a deity takes part in a festival of this style?
(なぜ、神はこのような祭りに参加するのですか。)

自分: In desperate times because of epidemics and disaster, people started to carry a deity to purify the neighborhood. The portable shrine was designed for this purpose.
(疫病や天災のあった時に、人々は地元を清めるために神を担ぎ始めました。神輿は、この目的のために作られました。)

英語でこのように説明できると外国人の友人と神輿などの知識が共有でき、お互い深く楽しめるようになります。

英語で祭の象徴・神輿の担ぎ方について説明

https://pixabay.com/

神輿を見ながら、掛け声や衣装にびっくりしている海外からの友人に神輿の担ぎ方について英語で説明してあげましょう。

相手:Is Mikoshi heavy?
(神輿は重いのですか。)

自分:The weight is various. Lighter ones are designed for females and children.
(その重量は様々です。女性や子供たち用の神輿は軽く作られています。)

相手:What are they chanting?
(彼らは何を唱えているのですか。)

自分:A Mikoshi team shout a set of chants, such as “wasshoi” to synchronize all bearers and present their high spirit. Their uniform is normally a happi and Jikatabi. Men’s teams sometimes wear Fundoshi that is traditional underwear.
(神輿チームは、「わっしょい」のようなワンセットの唱え言葉を叫びます。担ぎ手全員が同時進行を促し、チームの強い意気込みを表すためです。衣装は、通常、ハッピと地下足袋です。男性チームは時々伝統的な下着である
フンドシを着用します。)

自分 : Each team compete for their performance and energy levels, bounding the Mikoshi up and down or running at full speed. It is believed that gods enjoy such an execution.
(各チームは、神輿を跳ね上げたり下げたり、全力で走ったりして、彼らの演技と意気込みの程度を競います。神はこのような実践を楽しむのだと信じられています。)

神輿を紹介する英語表現はいかがでしたでしょうか。

日本の伝統文化を英語で説明する事は少し難しいかもしれません。しかし、訪日外国人も増える昨今、英語で日本文化を説明できる能力は必要です。

ぜひ、参考にしてみてください。

文・写真/ラッド順子

【英語で言うと】シリーズを見る

北海道札幌で地元に愛される「もりもと」のお菓子

北海道といえば誰もが知る豊かな食材の宝庫でです。百貨店の物産展でも見られるような海鮮弁当に乳製品、チョコレートなどのスイーツが有名です。アクセスの良い札幌や新千歳空港にも店舗があって、かつ色々な種類のお菓子を買うことができる人気店が、もりもとです。

今回は北海道民が愛してやまないもりもとについてご紹介します。

「もりもと」が札幌で定番のお菓子になるまでの歴史

Noti(のち)さん(@xxnotixx)がシェアした投稿

もりもとは札幌市と隣接している千歳市が発祥のお店です。今のお店は明るく近代的な雰囲気がありますがその歴史は古く、戦後樺太から引き上げた後に、あんパンなどの販売を始めたところから始まっています。それ以降の時代になると千歳市の学校給食でパンの提供が始まり、本格的にパンを製造することになりました。

徐々に店舗が増えて今では千歳市のほか、札幌市、旭川市や函館市にも複数の店舗があります。独立した路面店などの店舗のほか、北海道のショッピングセンター内でもお店を見つけることができるもりもとは、地元の人にとても愛されているお菓子屋さんです。

焼き菓子や冷蔵スイーツやケーキの他に、もりもとが大きくなるきっかけとなった、給食にも出されていたことがあるパンも販売されています。取り扱いのある店舗は限られていますが、ぜひアクセスの良い札幌駅近くある札幌エスタ店で試してみてください。はかり売りで買うことのできるパンは、現地ならではの一品です。北海道庁や札幌時計台などの観光地も集まるエリアになります。

「もりもと」の知名度を一気に上げた雪鶴とハスカップジュエリー

今では全国各地のスーパーでも見かけることが多くなった雪鶴は、ふわふわで軽くお砂糖のかかった柔らかいブッセ生地に、さっぱりとしながらも濃厚なバタークリームや甘酸っぱいハスカップクリームをたっぷり挟んだお菓子です。

1974年に発売されたということなので、すでに40年以上も愛されているお菓子です。冷蔵しなくても大丈夫なので札幌土産として最適です。

一方、ハスカップジュエリーはしっとりとしたバターの香るクッキー生地に、北海道原産のハスカップの甘酸っぱいゼリーのようなジャムがたっぷりと入ったお菓子です。北海道のお土産の定番のひとつであり、贈答品としても喜ばれることの多い人気のお菓子です。

札幌の冬の風物詩!雪虫(ゆきむし)の名がついたお菓子

Mei⋆*♡さん(@meicatlove)がシェアした投稿

ちょうど雪が降る10月から11月頃の北海道では、ふわふわとした白い綿毛のような虫が大量に飛び交います。これは雪虫と呼ばれているもので、1年を通してこの季節しか見ることがありません。また、雪虫が飛び始めたらまもなく初雪が降ると言われており、実際に1週間前後で雪が降り始めることが多いと言われています。

この、ふわふわとした雪を感じる雪虫をイメージして作られたのが、ゆきむしスフレです。柔らかいスフレ生地の中に、北海道産のフレッシュなクリームがたっぷりと入っています。軽く食べやすいので、口当たりが良く年代問わず人気です。

「もりもと」で季節を問わず人気の、太陽いっぱいシリーズのゼリー

Yumikoさん(@yunyoro_tera)がシェアした投稿

北海道のお菓子といえばクリームをふんだんに使用したものが多くありますが、甘過ぎるのが苦手という人には、もりもとの「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」や「太陽いっぱいのハスカップゼリー」がオススメです。

北海道のお土産は、冷蔵品が多く冬場は問題ありませんが、暑い夏に本州に持ち帰ると保冷剤が溶けてしまい、持ち運びが心配になるものです。ゼリーであれば常温でも大丈夫で、凍らせるとシャーベットにもなるので、暑い夏でも楽しむことができます。

北海道の食材をたっぷり使用した「もりもと」のお菓子

もりもとの北海道の店舗には、物産展では買えないお菓子も多くあります。地元民もそうでない人もみんな大好きなもりもとのお菓子を、ぜひお土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

出典:もりもと

健康に良いと注目の集まる奈良吉野の葛専門店「松屋本店」

奈良は、京都と並んで歴史的建造物が多く、自然豊かで風光明媚な観光地として知られています。なかでも吉野は桜で有名な街として全国的にも知名度の高い地域です。山あいにある小さな街の吉野ですが、古くからその美しい景色は称えられており、今でも多くの観光客を魅了し続けています。

吉野には様々な名産品があり、桜をあしらったものが特に有名ですが、健康志向の高まった昨今、各方面から注目されている葛も名産品のひとつとなっています。

百人一首でも歌われた奈良吉野の魅力

”み吉野(よしの)の 山の秋風 小夜(さよ)ふけて

ふるさと寒く 衣(ころも)打つなり”

作者 参議雅経

”朝ぼらけ 有明の月と みるまでに
吉野の里に ふれる白雪”

作者 坂上是則

言わずと知れた百人一首のなかで、吉野については2句読まれています。どちらも私たちを楽しませてくれる桜が特に美しく見られる季節ではなく、冬の寒くて厳しい自然を歌ったものですが、この気候こそ吉野で高い品質の葛が生み出される理由となっているのです。

葛の名産地、奈良吉野

@nokolove_がシェアした投稿

奈良吉野で作られている葛は全国的に有名ですが、その理由は気候と土地にあります。葛はマメ科の多年植物で、一般的に使用されているのは根っこの部分です。

冬から春にかけて収穫を行い、水に何度もさらすことで不純物を取り除きます。その際に必要になるのは、綺麗な水です。奈良吉野は、地下水や湧き水が豊富で水質にも恵まれています。

また、奈良吉野の夏は山に囲まれた盆地で気温が高く、冬は寒さが厳しく春になっても寒暖差が激しく冷えやすい気候も風味豊かな葛作りに向いています。百人一首で歌われていた冬の景色は、人の手によって葛の加工が始まる季節と重なるかもしれません。

近年、健康食品としても認識が高まっている葛

あべしんさん(@shin_abe_shin)がシェアした投稿

葛根湯(かっこんとう)という漢方の名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。主に冬に風邪の症状に使用することの多いこの有名な漢方も、葛の根っこから作られています。

特に風邪のひき始めや寒気を感じた時などに飲まれることがある葛根湯と同様に、奈良県原産の葛にも効果があると言われています。葛の根には、体を芯から温めて発汗を促す作用があるとされており、冷えが気になる人や体の巡りが悪い人にオススメです。

また、腸の働きを良くする作用もあるため、ダイエット中の方にも最適と言われています。

お土産としても人気、飲みやすくて体がホカホカになる葛湯

葛といえば、葛湯をすぐに思い浮かべる方も多いかもしれません。実際に、体を温める作用をしっかりと得やすい方法は温かいお湯に溶かして飲む方法です。

創業が天保13年(西暦1843年)という長い歴史のある松屋本店の葛湯、吉野拾遺(よしのしゅうい)は一つずつ小さな包み紙にパッケージされているので、職場や学校など人数の多い場所で渡すためのお土産として非常に最適です。また、型崩れしにくいので持ち運びにも心配がありません。冷え性の方にはとても喜ばれますし、夏場でも冷房で意外に体を冷やしてしまいがちなので、季節を問わず楽しんでもらえます。

奈良吉野のお土産としても、体をいたわることのできるお菓子としても喜んでもらえること間違えありません。

小さな飾りのような美しい葛のお菓子

さわせい。さん(@swmtsi5)がシェアした投稿

吉野懐古は、吉野の名物である桜の花の型をした、葛と和三盆を使用した上品なお菓子です。その見た目も素敵ですが、口の中でふんわりとろけるような口当たりと、あっさりとした甘さで奈良吉野のお土産としてオススメです。軽くてかさばらず、持ち運びしやすい形と大きさも魅力です。

奈良吉野ならではのお土産に

地元で取れた葛の根に、透明感の高い澄んだお水で作られる松屋本店の葛を使用した商品は、健康にも良く見た目にも美しく、持ち帰りしやすいためお土産に向いています。古くから伝わる日本の知恵のひとつ、松屋本店の葛製品を選んでみてはいかがでしょうか。

鳥取のお土産に大人気!大山牛乳もちは見た目も◎

@teru_kinがシェアした投稿

鳥取県にはさまざまなお土産がありますが、大山牛乳もちもそのひとつです。

柔らかいお餅で食べやすいのはもちろん、甘い香りとかわいらしい見た目で、お子さんや女性の方にも人気です。

鳥取といえば梨、砂丘、海産物といったイメージが大きいですが、日本百景のひとつ、大山を中心に豊かな自然が広がり、酪農も盛んです。大山牛乳もちは、そんな大山でのびのび育った牛たちからとれる、ミルクの風味たっぷりのお菓子です。

【鳥取のお土産に最適】大山牛乳もちは地域限定品

mionaさん(@march.328)がシェアした投稿

せっかく旅行に行ったのなら、ご当地の特産品を食べたり、お土産を買って帰りたい、というのは多くの人が思うことではないでしょうか。

鳥取県にはたくさんの名産・特産品がありますが、大山牛乳もちも地域限定のスイーツです。

甘い香りのミルククリームをお餅で包んだお菓子で、サイズも小さく、一つひとつが個包装になっているので、小さいお子さんが手を汚す心配も少なそうです。ピンク色の包み紙とサイズのかわいらしさから、女性にも人気が高い商品です。口の中に入れると、もちもちしたお餅の中から、ミルクの風味を楽しめます。

お財布に優しい大山牛乳の商品

大山は、伯耆富士とも呼ばれる、鳥取県のシンボルのひとつです。大山の裾野には豊かな自然が広がり、昔から酪農が盛んでした。大山牛乳もちは、その大山牛乳由来の濃厚なクリームをじっくり味わえるスイーツです。一箱に15個入りで600円台とリーズナブルなお値段で、ちょっとしたお土産を買いたい場合にも最適です。もう少したくさん数がほしいときは、24個入りがあります。こちらもお値段は1,080円と求めやすい金額になっています。

大山牛乳もちの保存は常温で問題ありませんが、暑い時期は冷やして食べるのもおすすめです。アイスやかき氷などに添えると、また違った風味を楽しめるかもしれません。

鳥取のお土産・大山牛乳もちの購入はパーキングエリアや空港で

大山牛乳もちが購入できる場所は、大山パーキングエリアや、米子空港、JR米子駅やJR鳥取駅などを中心に、県内のお土産売り場で購入することができます。旅行の交通手段は車、飛行機、電車と人それぞれですが、どの手段であっても見つけられそうです。

米子空港については、オンラインショップも用意されているので、自宅から注文し、大山牛乳もちを購入することもできます。オンラインショップでは、10,000円以上買い物をすれば送料無料で配送してもらうこともできます。一度食べてみて気に入った場合は、鳥取まで行かなくても、大山牛乳もちを楽しむことができそうです。

大山牛乳もちの製造元グループには「どじょう掬いまんじゅう」も

大山牛乳もちの製造元は、鳥取で創業300年以上を誇る、中浦食品株式会社のグループ店です。海産物も取り扱う会社ですが、お土産品としてせんべいや、どじょう掬いまんじゅうが有名です。

どじょう掬いまんじゅうは手軽に手に取れる2個入りから販売されているほか、チョコや抹茶餡など、味のバラエティも豊富です。山陰銘菓として人気も高いため、鳥取県内のお土産売り場でも多く取り扱いがあります。しっとりしたおまんじゅうで、大山牛乳もちとの食べ比べもおすすめです。

大山まきばみるくの里で遊びつつ、鳥取のお土産選びもおすすめ

鳥取の大山には、登山やアウトドアを楽しんだり、乗馬を楽しめるスポットなどがありますが、「大山まきばみるくの里」は、濃厚なソフトクリームが食べられることで人気があります。開放的な空間で雄大な大山の景色を味わったり、牛たちと触れ合ったりもできるスポットです。そんな「大山まきばみるくの里」のお土産コーナーにも、大山牛乳もちは置かれています。

ほかにも、白バラコーヒーで有名な大山乳業農業組合の各製品を取り扱っているので、牛乳やヨーグルト、バターといった乳製品も購入できます。お土産品としては、牛乳をたっぷり使った「みるくまんじゅう酪」や、「大山こんがりバウム」も人気が高いようです。

軽く素朴な食感を楽しみたいかたには「大山まきば牛乳せんべい」もおすすめです。小分けになっているので、シェアして楽しむこともできそうです。どじょう掬いまんじゅうのように、大山牛乳もちと一緒に購入し、味わいの違いを楽しむのもよさそうですね。

場内では、レストランやバーベキューが楽しめる施設もあるほか、牛の模型を使った搾乳疑似体験や、お菓子づくりの体験もできるので、子供連れで訪れるのもおすすめのスポットです。

ミルクの風味たっぷりの大山牛乳もちをご賞味あれ

nagisanさん(@nxxah)がシェアした投稿

大山牛乳もちは、柔らかく、食べやすい大きさと、手頃なお値段でリピーターも多い商品です。大山牛乳をたっぷり使った風味を、そのまま食べたり冷やしたりと、自分好みに楽しめる一品です。牛乳を使ったお土産はほかにもたくさんあるので、一緒に楽しむのもおすすめです。

大山牛乳もちは鳥取県内のあちこちで手に入れることができます。ぜひ一度ご賞味ください。

【英語で言うと】伝統工芸品・伝統技術を紹介

日本では各地方に独自の伝統工芸品が存在します。ローカルな材料を使い手作りで仕上げられる伝統工芸品は、その美しさとユニークな使い方で外国人にもとても人気があります。
今回は、伝統工芸品を説明するときに役立つ英語表現を紹介します。

英語で伝統工芸品について説明

https://www.photo-ac.com/

公的に伝統工芸品として認定されるためには、いくつかの規定を満たすことが必要になります。伝統工芸品のカテゴリーや条件を説明してあげましょう。

相手:What sorts of Japanese traditional crafts do you have?
(どのような種類の伝統工芸品がありますか。)

自分:Pottery, textiles, lacquer ware, doll making, bamboo and woodworking, metalworking and others.
(陶芸、織物、漆塗り、人形作り、竹細工・木工細工、金属加工等です。)

相手:So many! Are they practical rather than artistic?
(たくさんですね!芸術的というよりも実用的なものですか。)

自分:Some are very artistic. Generally, Japanese crafts are practical and made by hand with traditional techniques and local materials.
(とても芸術的なものもあります。一般に日本の伝統工芸品は、実用的であり、伝統技術と地元の材料を使って手作りされます。)

日本で「お土産」と呼ばれるものの中には、実際に多くの伝統工芸品が含まれています。

英語で伝統技術について説明

伝統技術は、親から子へ、または徒弟関係による長年の厳しい修業を通して伝えられます。このことを説明してあげましょう。

相手:How do you learn these craft techniques ?
(どのように伝統技術を学ぶのですか。)

自分:People acquire techniques and knowledge throughout a lengthy apprenticeship, which sometimes involves living in a master’s house. Careful observation and hard work are required.

(人々は、長年の徒弟期間を通して、技術や知識を会得します。時には、師の自宅に在中することもあります。注意深い観察と大変な努力が要求されます。)

何代にもわたり、伝統工芸品作りを家業として営んできた名門が多いことも教えてあげましょう。

自分:For a family business, the mastery is passed down from one generation to the next generation. There are still many established dynasties for traditional crafts in Japan.
(家業では、専門技術が次世代へと継承されます。日本では、今でも伝統工芸品の名門が数多く存在しています。)

伝統工芸品と伝統技術を紹介する英語表現は、いかがでしたでしょうか。
ぜひ、参考にしてみてください。

文・写真/ラッド順子

【英語で言うと】シリーズを見る

日本で唯一の金平糖専門店「京都・緑寿庵清水」

日本で唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」

緑寿庵清水とは、京都市左京区の百万遍に店がある金平糖の専門店です。金平糖のみを扱った店舗というのは日本国内でも類を見ず、日本で唯一の金平糖専門店とされています。商品である金平糖にはフルーツからお茶まで様々な味のバリエーションがあり、どれも上品な味わいとなっています。

実は金平糖に風味をつけることは容易ではなく、何か他の素材を混ぜてしまうと金平糖の主原料となっている砂糖がうまく固まりません。しかし、緑寿庵清水では独自に開発した技法で金平糖に風味をつけることに成功し、現在までその技法を守り続けてきました。今でも新製品の製作には2年以上もの時間を費やすそうです。

金平糖専門店・緑寿庵清水の長い歴史

Shota Moriyamaさん(@morimorisho)がシェアした投稿

清水家によって代々受け継がれてきた緑寿庵清水には約170年という長い歴史が存在します。

創業は1847年にも遡り、初代・清水仙吉氏によって現在と同じ百万遍の地に立ち上げられることとなりました。その頃はまだ金平糖は扱っておらず、三代目になってから徐々に濃茶などの金平糖が製造されるようになりました。

その後、四代目が経営を引き継いでから本格的に金平糖作りへと力が注がれ、現在の五代目とともに約60種類にものぼる金平糖を生み出してきました。

その深い歴史の中で磨かれてきた製菓における技術は確かなもので、緑寿庵清水には大正から平成にかけて様々な受賞歴が存在します。

金平糖と職人

金平糖を作ることは一見簡単なように思えますが、実は高度な技術と確かな経験が必要なのです。その製造期間は1種類につき2週間以上もかかり、蜜を重ね続ける地道な作業によって作り出されています。

金平糖に決まったレシピは無く、職人の感覚のみで作り上げられていきます。そのため、金平糖の作り方を体得するためには気の遠くなるような修行期間が必要とされます。また、金平糖作りは天候や気候に左右されるため、作られたものは毎回風味が微妙に変わってきます。

どれも一生に一度しか食べることのできない職人の「一点もの」なのです。特に、緑寿庵清水の金平糖はその種類の数だけ製造方法や製造技術が存在するため、まさに職人の生み出す工芸品とも言える品々です。

緑寿庵清水のカラフルでかわいい金平糖たち

緑寿庵清水にはフルーツやお茶・コーヒー・ミルクなど味のバリエーションはもちろんのこと、慶祝用や出産祝用まで幅広いニーズに対応した商品が存在します。どれも味だけではなく見た目も楽しめるものとなっており、贈り物にもとても喜ばれます。こちらではそんなバリエーションに富んだ商品をご紹介します。

緑寿庵清水の金平糖①小袋

苺をはじめとするフルーツ味の金平糖からバニラ・生姜・天然水サイダーまで13種類の風味が取り揃えられた定番の商品で、それぞれ上品な小袋に詰められて販売されています。

一袋から購入可能で、ちょっとしたお土産にもピッタリです。小袋の詰め合わせも2種類から販売されているので、気になる味が複数存在する方や選びきれない方には詰め合わせがオススメです。

緑寿庵清水の金平糖②特選金平糖

Miharuさん(@_miharuru_)がシェアした投稿

定番の金平糖よりも素材と製法にこだわって作られた金平糖で、味は濃茶・ほうじ茶・珈琲・紅茶の4種類が存在します。風味を閉じ込める独自の技術によって味わい深いものとなっており、少し特別な贈り物にも重宝する金平糖です。

緑寿庵清水の金平糖③季節限定の金平糖

季節によって限定販売される金平糖で、毎月異なった商品が販売されています。1月に販売される梅あられの金平糖は、特選もち米を膨らませた玉あられを金平糖の中心に据えてそのまわりを蜜でコーティングしており、食感が通常の金平糖とは変わってきます。

あられと梅の風味が絶妙にマッチし、上品な味わいで茶道にも使用することができます。

慶祝用にもオススメな緑寿庵清水の金平糖

naoさん(@nao_s40)がシェアした投稿

着物に見立てたラッピングが施されたピンクの桃と青の天然水サイダーの組み合わせを箱に並べた「羽衣」や、苺とバニラの紅白の金平糖が竹籠にまとめられた「道行」、天高く登る鶴を模した水引が施された洋風なラッピングで若い人にも人気な「舞鶴」の3種類があり、どれも御結婚祝などに最適な商品です。

予約必至!一年に一度しか食べられない究極の金平糖

あつこさん(@atsuko_98)がシェアした投稿

この緑寿庵清水には、毎年僅かしか生産することができず、予約しなければ食べることのできない金平糖が存在します。毎年キャンセル待ちが出る超限定品で、日本全国から予約が殺到します。味は、チョコレート・キャラメルあられ・白ワイン(シャトー・ヴァンブラン)・ブランデー・梅酒・日本酒・赤ワイン(ヴォーヌ・ロマネ)・宝来豆といったラインナップになっています。

中でもシャトー・ヴァンブランは8500円というまさに究極の金平糖と名打つだけのことはある素敵なお値段です。

熟練の技によってワインの風味が金平糖に凝縮されており、なんと約20日間かけて作り出すことに成功した幻の金平糖です。どれも本店のみでの取り扱いとなりますのでご注意ください。京都に来た際には、是非緑寿庵清水に足を運んでお気に入りの金平糖を見つけてみてください。

そして、金平糖はただの砂糖菓子ではなく、熟練の職人によって手がけられている工芸品であるという意識を持って味わってみると、さらに味わい深いものとなること間違いなしです。

大阪四天王寺名物、総本家釣鐘屋の釣鐘まんじゅう

一般的に、関西で神社仏閣といえば京都や奈良のイメージが強いかもしれません。大阪は関西地方の中心地としてお笑いや食い倒れの街の印象が強いですが、大阪市の南部に位置している四天王寺は、非常に長い歴史のある由緒正しいお寺です。この四天王寺の近くには昔ながらの風情を保っているお店が残っています。

その中でも参拝客や付近を訪れた観光の際のお土産として喜ばれるているのが、総本家釣鐘屋の釣鐘まんじゅうです。その名称のとおり釣鐘の形をしたまんじゅうで、その見た目と素朴な美味しさから多くの人に愛され続けています。

四天王寺の成り立ちと歴史

大阪南部の中心地である天王寺に位置している四天王寺は、聖徳太子が建立したとされており、奈良県にある法隆寺を含む聖徳太子建立七大寺のひとつであるとされています。建立開始時期は593年となっていますが、645年の大化の改新によって動乱の世になり京都に都が移る前までの間、奈良と大阪にも宮が置かれたことが発展の理由です。

また、四天王寺は奈良県にある法興寺(飛鳥寺)と並ぶ、日本最古の本格的な仏教寺院とされています。

非常に興味深いのは、西側の入り口に石でできた大きな鳥居があることです。通常、鳥居は神社にあるものですが、当時は神仏がはっきりと分かれておらず混合されていたと言われており、魔物を防ぐための入り口として寺にも建てられることがありました。また記録によると、1294年に木製だった鳥居を石に作り替えたとされています。

当時は、現在の大阪市中心部のほとんどは海に面していました。この鳥居がある四天王寺の西側も海を眺めることができたとされており、春と秋のお彼岸の頃、ちょうど太陽が鳥居の真ん中を通過し海に沈む瞬間を眺めることができたと言われています。

建物によって周りを囲まれ海を臨めなくなった現在でも、春と秋には日想観(じっそうかん)と呼ばれる儀式が行われています。海に沈む夕日を拝むことで西側にある極楽浄土を観想する儀式ですが、海が見えなくなった今でも行われていることからも、古くから続く四天王寺の長い歴史が感じられます。

四天王寺参拝の途中で立ち寄ることができる総本家釣鐘屋

Akikoさん(@lovealoalohawaii)がシェアした投稿

創業は明治33年(西暦1900年)、地元の有志から四天王寺に大梵鐘が奉納されたことがきっかけとなりました。それを記念して、釣鐘の形をしたまんじゅうを売り出したことから、総本家釣鐘屋の歴史は始まりました。現在は、当時奉納された釣鐘は見ることができませんが、まんじゅうに形を変えて今でも私たちの心を楽しませてくれています。

建物の窓が釣鐘の形をしている特徴的な外観の総本家釣鐘屋のお店は、先に紹介した鳥居がある西門からはすぐの場所にあります。お店は昔ながらの雰囲気が感じられ、数十年もの長い間経験を積んだ職人がその日の状態に応じてひとつひとつベストな状態になるように焼き上げています。

創業当時は機械が珍しく、手作りが当たり前でした。各所で機械化が進んでいる中、現在も人の手で作られている釣鐘まんじゅうは、職人の技が感じられる四天王寺名物のお菓子として支持されています。

四天王寺名物、総本家釣鐘屋の釣鐘まんじゅう

kana yonezawaさん(@comme226)がシェアした投稿

まるで本物の釣鐘のような形をした釣鐘まんじゅうは、ふっくらとした生地に程よい甘さのこしあんが詰められており、口に入れた時にとろける感触があります。誰しもがどこか懐かしさを感じられる味なので、幅広い年代にオススメです。また、釣鐘まんじゅうの他にも釣鐘の形をした釣鐘カステラや、特大釣鐘玉子せんべいなどもあります。

知る人ぞ知る大阪土産として

大阪で神社仏閣を訪れるという人は少ないかもしれません。現在は四天王寺の近くに日本一の高さである300mを誇るビル・あべのハルカスが完成し、展望ホールは観光スポットの仲間入りを果たしました。少し足を伸ばして、歴史のある四天王寺参りの帰りに、釣鐘まんじゅうをお土産として選んでみてはいかがでしょうか。

【福井のお土産】ユニークなくるみ入り羽二重餅が美味しい

羽二重餅は福井県の銘菓のひとつです。お土産に選ばれることも多いですが、一口に羽二重餅といっても、厚みがあって歯ごたえがあるものや、柔らかく口に入れるととけるような食感のものなど、お店によってさまざまです。

今回ご紹介するのは、くるみ入りの羽二重餅です。洋風の趣もあるユニークな羽二重餅で、ほどよく甘く、しっかちとした食感も味わえるため、人気のお菓子です。

福井土産に迷っているという人に、ぜひおすすめしたい一品です。

福井のくるみ入り羽二重餅といえば、「金花堂はや川」

유미카さん(@yumika_61)がシェアした投稿

福井県で有名な、くるみ入りの羽二重餅といえば、「金花堂はや川」が販売している、『羽二重くるみ』です。
名前の通り、羽二重餅の中にくるみが入っていて、しっとりしたシュークリームの生地でサンドした一品です。

@__asuka1106がシェアした投稿

柔らかくほんのり甘い羽二重餅に、煮詰めた和くるみが練り込まれています。外側がシュークリームの生地になっているおかげで、フワッとバターの香りも広がり、洋菓子のような趣もあります。

お茶以外に珈琲、紅茶ととも相性ピッタリです。比較的厚みがしっかりあるのと、生地の食感が加わり、歯ごたえもあるしっかりした食べ応えです。

甘すぎない味わいと、絶妙な食感に、ついつい一つ、二つと手が出そうなおいしさです。実際、福井帰りのお土産として購入する、リピーターも多いのだとか。1つ110円、箱入りは6個から販売されています。

羽二重くるみの日持ちは5日間!地方発送もOK

磯B和Oさん(@bebedeco)がシェアした投稿

羽二重くるみの日持ちは5日間ほどです。ほかのお土産ものに比べ、多少日持ちは短めですが、日にちが経つにつれ、生地がしっとりとした感じへ変化するのも楽しんでみてください。冷蔵庫に入れると、少しお餅がかたくなりますが、また違った味わいが楽しめます。自分好みの楽しみ方で召し上がってみてください。

くるみ羽二重は、地方発送も行われています。食べたいと思ったら、公式サイトや電話などから注文も可能です。通信販売は、6個入りから50個入りまでを選択できます。自宅用、進物用など、用途に合わせて選べそうです。

羽二重くるみの切れ端がついてくることもある

金花堂はや川では、くるみ羽二重を購入すると切れ端をおまけにつけてもらえることがあります。切れ端とはいえ、くるみ羽二重には変わりなく、なんとなくお得な気分になります。パックに入って渡されるので、帰り道、おなかが空いたらちょっとつまんだりできそうですね。

ひと箱でもついてくることがあるので、進物用で購入したとしても、自宅用に切れ端が食べられることがあるかもしれません。ネットで注文した場合でも、品物と別におまけとしてつけてもらえることが多いです。切れ端は切れ端の歯ごたえが楽しめるので、くるみ羽二重餅をたっぷり堪能できそうです。

金花堂はや川へのアクセスは・・・

金花堂はや川は、スキージャム勝山や恐竜博物館がある、勝山市にあります。『越前大仏』で有名な大師山清大寺からもほど近く、車なら北陸自動車道「福井北IC」で降り、勝山方面へ30分ほどの距離です。

ほかにも、JR福井駅直結の『プリズム福井』内にある、お土産売り場でも羽二重くるみの購入は可能です。JRや北陸新幹線を利用する場合は、乗車前にサッと購入することもできそうです。金花堂はや川では、羽二重くるみ以外に、おまんじゅうやパイ、笹子寿司もつくられています。

北陸自動車「尼御前SA」でもくるみ入り羽二重餅が人気

くるみ入り羽二重餅は、ほかにも「川本昆布食品(株)」から販売されている『くるみ羽二重餅』が人気です。
北陸自動車道下り「尼御前SA」で限定の品ということもあり、人気が高いお土産となっています。

こちらの羽二重餅は、しなやかな羽二重餅に香ばしいくるみが練り込まれ、上からきなこがたっぷりかけられた一品です。羽二重餅のほんのりした甘さと、くるみときなこの香ばしさがマッチします。

福井から石川にかけてドライブ旅行をされる折は、休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ちょっと変わった羽二重餅を食べたいときは、くるみ入りの羽二重餅を

福井県は明治から昭和初期にかけて、絹織物の輸出生産日本一でした。羽二重、というのは絹織物の中でも最上級のものに使われる言葉で、薄く滑らかな肌触りが特徴です。羽二重餅は、そんな羽二重をモチーフに生まれた銘菓です。

羽二重餅は、たくさんのお店が作っており、福井の街を歩けばお土産ものとして見ないことはほとんどありません。食感や味わいはメーカーによってさまざまですが、ユニークさを取るなら、くるみ入り羽二重餅がおすすめです。くるみの香ばしさや、食感が加わることで、羽二重餅だけに比べ、食べ応えもあります。

今回ご紹介した2つのくるみ入り羽二重餅は、どちらも福井のお土産としては大人気の品物です。まだ食べたことがない、という方は、今度福井に訪れたときのお土産に、くるみ羽二重餅を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

【英語で言うと】盆栽を紹介-侘び寂び、物の哀れ-

盆栽は、日本の伝統文化の一つとして、世界でも多くのファンを誇ります。そして、その寿命の長さから家族代々で引き継ぎ、育てることのできる終わりのない芸術でもあります。日本文化である「侘び寂び」「物の哀れ」を、その姿形を通して表現する盆栽の芸術性は、多くの人々を魅了します。

今回は、盆栽を説明する時に役立つ英語表現を紹介します。

英語で盆栽を説明

茶道の席で、留学生の友達が床の間に飾られている盆栽を見て、びっくりしています。盆栽について説明してあげましょう。

自分:Bonsai is a part of Japanese art. Trees producing flowers and berries in the wild are grown in a small container.

(盆栽は、日本の芸術の一部です。野生で花や実をつける木々が小さな容器の中で育てられます。)

相手:That’s pretty. Is it easy to take care of it?

(素敵ですね。手入れは簡単ですか。)

自分: It’s  a  very artistic hobby because many unique techniques are involved in maintaining the beauty, such as pruning the trunk and wiring the branches.

(木の幹を剪定したり、枝をワイヤで巻いたりする特殊な多くのテクニックを要するので、とても芸術的な趣味です。)

英語で盆栽と侘び寂びや物の哀れを説明

Sachiさん(@xxxsachiixxx)がシェアした投稿

盆栽の育て方は、種類毎に違います。人気のある種類は、マツ、楓、さくらんぼや梅です。秋に庭で紅葉や果物の収穫を楽しむことができます。

このような盆栽の美は、仏教と深く関連しています。

自分:Bonsai illustrates people’s love of nature and expresses Wabi-sabi and Monono awareness, which is deeply related to Zen Buddhism. Wabi-sabi means that transience and imperfection is part of beauty.  

(盆栽は、人々の自然への愛、禅宗に関連の深い侘び寂びや物の哀れへの気づきを表現しています。侘び寂びとは、はかなさと欠点が美の一部であることを意味しています。)

相手:How about Monono aware?

(物の哀れとは?)

自分:  It means the awareness of impermanence and a transient sadness at passing as well as a longer sadness about our life.  

(無常や過ぎたものへの束の間の悲しみ、人生における長い悲しみへの気づきを意味します。)

英語で盆栽の歴史を説明

長い月日をかけて日本で育てあげられた和の美しさにとても感動した様子の友達。盆栽の歴史や最近の事情も説明してあげるといいでしょう。

自分:Bonsai was a hobby takeu up by high-ranking people in the past. From the 17th century, commoners began growing bonsai. Today, many people including those from overseas it.  Big exhibitions and international conventions are held all over the world.

(盆栽は、昔、高い地位の人々の趣味でした。17世紀から普通の人々が盆栽を育てるようになりました。今日では、海外を含む多くの人々が盆栽を楽しんでいます。大きな展示会や国際大会が世界中で開催されます。)

相手:Fantastic!

(素晴らしい!)

今回紹介した盆栽を説明する時に役立つ英語表現は、いかがでしたでしょうか。

ぜひ、参考にしてみてください。

文・写真/ラッド順子

【英語で言うと】シリーズを見る

うどんを英語で説明しよう!|食べ方や種類、”コシ”の表現方法

日本人の好きな麺といえば、そば、うどん、ラーメンが挙げられます。海外でも、各国の様々な麺を食べることができるようになってきました。最近では「うどん」も手に入るようになり、日本食への興味関心が高まっています。

ただ、料理方法がわからず、戸惑ってしまう外国人も多いようです。そこで今回は、「うどん」を説明する時に役立つ英語表現を紹介します。

【英語で言うと】シリーズの記事一覧

うどんを英語で言うと?外国人に説明してみよう!

https://pixabay.com/

海外からの留学生が「うどん」に興味があるようです。和風レストランでメニューの写真を見ながらの会話例を紹介します。

相手:There are many type of pasta here. Is this the same as Italian pasta?
(ここには、たくさんの種類のパスタがあります。イタリアの麺と同じですか。)

自分:They look like Italian pasta but they’re Udon, a Japanese cuisine. Udon is made of flour, salt and water, and has varieties, such as flat noodles called Kishimen and thin noodles called Somen.
(イタリアのパスタに似ていますが、それらは、日本食であるうどんです。うどんは、小麦粉、塩、水で作られ、きしめんと呼ばれる平たい麺や素麺と呼ばれるほそい麺など色々あります。)

うどんはどうやって食べるの?外国人に聞かれたら・・・

https://pixabay.com/

欧米では、茶碗を手にもつこと、スープや麺を食べる時に音を出して食べることは、悪いマナーであると認識されています。そこで、留学生の友達に日本のマナーや食文化を教えてあげましょう。

相手:What’re you doing? Don’t slurp it!
(何をしているのですか? 音をたてないで!)

自分: Ok, sorry! But please remember, In Japan you can slurp soup and noodles.Chefs think that the bigger the sound means that the more the customer issatisfied. Noisier is better!
(了解、すみません。でも、日本では、汁物や麺は音を出して食べることができるのですよ、覚えておいて下さい。料理人は大きな音が顧客の満足度を意味すると考えています。うるさいほど良いことです!)

相手:Interesting. I will have a go!
(面白いですね。やってみます!)