北海道札幌で地元に愛される「もりもと」のお菓子

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北海道といえば誰もが知る豊かな食材の宝庫でです。百貨店の物産展でも見られるような海鮮弁当に乳製品、チョコレートなどのスイーツが有名です。アクセスの良い札幌や新千歳空港にも店舗があって、かつ色々な種類のお菓子を買うことができる人気店が、もりもとです。

今回は北海道民が愛してやまないもりもとについてご紹介します。

「もりもと」が札幌で定番のお菓子になるまでの歴史

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もりもとは札幌市と隣接している千歳市が発祥のお店です。今のお店は明るく近代的な雰囲気がありますがその歴史は古く、戦後樺太から引き上げた後に、あんパンなどの販売を始めたところから始まっています。それ以降の時代になると千歳市の学校給食でパンの提供が始まり、本格的にパンを製造することになりました。

徐々に店舗が増えて今では千歳市のほか、札幌市、旭川市や函館市にも複数の店舗があります。独立した路面店などの店舗のほか、北海道のショッピングセンター内でもお店を見つけることができるもりもとは、地元の人にとても愛されているお菓子屋さんです。

焼き菓子や冷蔵スイーツやケーキの他に、もりもとが大きくなるきっかけとなった、給食にも出されていたことがあるパンも販売されています。取り扱いのある店舗は限られていますが、ぜひアクセスの良い札幌駅近くある札幌エスタ店で試してみてください。はかり売りで買うことのできるパンは、現地ならではの一品です。北海道庁や札幌時計台などの観光地も集まるエリアになります。

「もりもと」の知名度を一気に上げた雪鶴とハスカップジュエリー

今では全国各地のスーパーでも見かけることが多くなった雪鶴は、ふわふわで軽くお砂糖のかかった柔らかいブッセ生地に、さっぱりとしながらも濃厚なバタークリームや甘酸っぱいハスカップクリームをたっぷり挟んだお菓子です。

1974年に発売されたということなので、すでに40年以上も愛されているお菓子です。冷蔵しなくても大丈夫なので札幌土産として最適です。

一方、ハスカップジュエリーはしっとりとしたバターの香るクッキー生地に、北海道原産のハスカップの甘酸っぱいゼリーのようなジャムがたっぷりと入ったお菓子です。北海道のお土産の定番のひとつであり、贈答品としても喜ばれることの多い人気のお菓子です。

札幌の冬の風物詩!雪虫(ゆきむし)の名がついたお菓子

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ちょうど雪が降る10月から11月頃の北海道では、ふわふわとした白い綿毛のような虫が大量に飛び交います。これは雪虫と呼ばれているもので、1年を通してこの季節しか見ることがありません。また、雪虫が飛び始めたらまもなく初雪が降ると言われており、実際に1週間前後で雪が降り始めることが多いと言われています。

この、ふわふわとした雪を感じる雪虫をイメージして作られたのが、ゆきむしスフレです。柔らかいスフレ生地の中に、北海道産のフレッシュなクリームがたっぷりと入っています。軽く食べやすいので、口当たりが良く年代問わず人気です。

「もりもと」で季節を問わず人気の、太陽いっぱいシリーズのゼリー

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北海道のお菓子といえばクリームをふんだんに使用したものが多くありますが、甘過ぎるのが苦手という人には、もりもとの「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」や「太陽いっぱいのハスカップゼリー」がオススメです。

北海道のお土産は、冷蔵品が多く冬場は問題ありませんが、暑い夏に本州に持ち帰ると保冷剤が溶けてしまい、持ち運びが心配になるものです。ゼリーであれば常温でも大丈夫で、凍らせるとシャーベットにもなるので、暑い夏でも楽しむことができます。

北海道の食材をたっぷり使用した「もりもと」のお菓子

もりもとの北海道の店舗には、物産展では買えないお菓子も多くあります。地元民もそうでない人もみんな大好きなもりもとのお菓子を、ぜひお土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

出典:もりもと

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