会津鉄道沿線の観光地④
駒止湿原
出典:Wikipedia
ブナの木の林に囲まれた大谷地、白樺谷地、水無谷地に代表される十数個の湿地が点在する駒止(こまど)湿原は、天然記念物保護区域として約148haもの面積を誇る、福島県南会津郡南会津町と大沼郡昭和村の両自治体に跨る標高1,100mの高層湿原です。
会津鉄道が運行する会津地方南西部を代表する観光スポットの1つとして知られています。 駒止湿原は低層から高層にかけて3つの層に湿原を有することから、非常に多くの植物が生息し季節ごとに美しい花々を楽しむことができ、多くの観光客で賑わう人気の観光スポットです。
美しい駒止湿原へのアクセスは会津鉄道の会津田島駅が最寄りの駅ですが、駅から車で約40分程かかります。湿原は非常にデリケートなもので排気ガスの影響などを受けると本来の姿を保つことが難しくなると考えられています。
自然の姿を後世に残すためにも会津鉄道などの公共交通機関を利用して駒止湿原へアクセスすることを提案します。
会津鉄道沿線の観光地⑤
塔のへつり
河食地形の奇形の好例として、国の天然記念物に指定されている「塔のへつり」は会津鉄道が運行する会津地方南西部の観光スポットの1つとして知られています。塔のへつりは福島県南会津郡下郷町を流れる大川にある渓谷です。
折り重なるように堆積して形成された凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩が約200mに渡って浸食と風化の影響で美しい柱状に変化した姿を楽しむことができます。会津の自然の中に忽然と姿を現す塔のへつりは、周りの木々が織りなす新緑や紅葉などとのコントラストによって一層美しさが際立ち、一幅の名画の様相を呈しているといっても過言ではないでしょう。
自然の作り上げた美しい「塔のへつり」へのアクセスは、会津鉄道の塔のへつり駅から徒歩約3分と抜群のアクセスの良さから会津鉄道を利用して訪れることをお勧めします。