会津鉄道沿線の観光地②
湯野上温泉駅
会津鉄道21駅の1つが7つの源泉を持つ湯野上温泉郷に隣接する湯野上温泉駅です。
駅舎は日本でも珍しい茅葺屋根で作られていて、古くから湯の神の住む郷として知られる湯野上温泉の風情を伝えてくれます。
湯野上温泉郷の歴史は、1803年~1809年(文化6年)にかけて会津藩によって編纂された新編会津風土記にも記述され、古くから湯治の場として会津の人々に愛される温泉出会ったと考えられます。
7つの源泉からの噴出する低張性弱アルカリ性高温泉の噴出量は毎分3,000リットルと全国屈指の豊かな噴出量を誇ります。源泉温度は54.2℃の単純温泉で、美肌効果やアトピー、神経痛、筋肉痛、関節痛など多くの浴用が期待できる温泉として知られています。
湯野上温泉郷へのアクセスは会津鉄道「湯野上温泉駅」が便利ですから、「ゆったり会津 東武フリーパス」の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅プランを利用して2つの温泉を楽しんでみるのは如何でしょうか。
会津鉄道沿線の観光地③
大内宿
大内宿(おおうちじゅく)は会津西街道に沿うように敷設された会津鉄道の駅の1つ「会津田島駅」が位置する、福島県南会津郡下郷町に残される古くからの宿場町です。
昔ながらの茅葺屋根が受け継がれることから国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、福島県を代表する観光地として知られています。
会津鉄道が沿うように敷設された会津西街道は古くは、1590年の伊達正宗の小田原参陣や豊臣秀吉による奥羽仕置き、また戊辰戦争にも使用された重要幹線として使用されました。 大内宿は会津西街道で会津城下から3つ目の宿場として1640年頃に整備されたと伝えられています。
昔ながらの街並みが受け継がれる大内宿は、四季折々の美しさを楽しめることで人気がありますが、とくに冬の大内宿は息を飲むほど美しい景色を見ることができます。
雪の多い大内宿の雪景色は一見の価値がある風景だと言えるでしょう。 伝統的な茅葺屋根が美しい大内宿へは会津鉄道「湯野上温泉駅」が便利です。湯野上温泉の温泉と大内宿の美しい景色、どちらに時間を割くかを悩んでしまいますね。
【京都丹後鉄道】天橋立、コウノトリ、伊根の舟屋|丹後の名所を通る観光列車