【深川 釜匠】深川めし[清澄白河]
出典:写真AC
東京名物の深川めしは江東区の深川が発祥の、貝を使ったご飯物です。 深川近辺で採れるアオヤギやアサリ、ハマグリなどを主な材料にします。
深川めしには貝をご飯と一緒に炊き込むタイプと貝を煮込んだ汁をご飯にかけるタイプの2種類があり、現在は炊き込みご飯タイプが主流となっているようです。
もともとはご飯に汁をかけるタイプの深川めしが漁師飯として生まれ愛されていましたが、労働者の人たちが弁当として持ち運べるように炊き込みご飯タイプ作られたと考えられています。
現在、深川めしは駅弁としても人気の東京名物となっています。 深川を訪れる際、東京の駅を利用する際はぜひ貝のエキスたっぷりの深川めしを食べてみてください。こちらでは、東京の下町の味が楽しめる「深川 釜匠 (かましょう)」を紹介します。
<深川 釜匠 >
住所:東京都江東区白河2-1-13
アクセス:地下鉄半蔵門線「清澄白河駅」B2番口より徒歩2分・地下鉄都営大江戸線「清澄白河駅」A3番口より徒歩3分
営業時間:11:00~15:00(火曜日・木曜日)・11:00~20:00(水曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日)
電話番号:03-3643-4053
予算:1000円~2000円
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【すし陸】江戸前寿司[南青山]
出典:写真AC
今や世界中で親しまれている日本食の代表格が寿司です。 中でも江戸前寿司は握り寿司の元祖であり、東京を訪れるのなら必ず味わいたい東京名物の一つです。
江戸前の握り寿司は1800年代前半に両国で与兵衛鮨という寿司屋を営む華屋與兵衛という人物が考案したという説が有力だと言われています。
與兵衛が握り寿司を考案する以前はいわゆる押し寿司が一般的でした。 当時の寿司は屋台で食べるファストフードという扱いであり、大きさも今の数倍もあるおにぎりサイズだったようです。
江戸っ子はそんな握り寿司を一つ二つ平らげて、アガリ(お茶)で手をゆすぎ、暖簾で手を拭き去ってゆく。 そんな粋な食べ物が江戸前寿司なのです。
また冷蔵保存が難しかった江戸時代において魚を生で食べるために、ネタに施す様々な処理が発展していきました。 この処理を江戸前寿司では「仕事」と言い、現在においてはネタをより美味しく食べるための技術に昇華しています。
ぜひ東京名物の江戸前寿司を味わい、他の寿司とは違う江戸前寿司職人の「仕事」を体感してください。こちらでは、粋で寿司職人の体験を提供させていただいている「すし陸」を紹介します。
<すし陸>
住所:東京都港区 南青山4‐9‐30 1F
アクセス:銀座線「外苑前駅」より徒歩5分・千代田線「表参道駅」より徒歩9分
営業時間:18:00~24:00(定休日:月曜日)
電話番号:03-6721-0888
予算:20000円~30000円
江戸文化が残る東京名物を味わおう!
現在東京は時代の最先端にある大都市へと成長しました。 一方で東京には長い歴史があり、そのなかで受け継がれてきた数多くの名物があります。
ここに紹介した東京名物には江戸から受け継がれる歴史と伝統が息づいています。 これらの東京名物を味わうことで江戸の風を感じ、粋な江戸っ子に思いを馳せるのもまた東京の楽しみ方の一つです。
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