東京名物10選|一度は食べたい江戸前寿司から人形焼まで

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 1603年に徳川家康が江戸幕府を開いてから黒船来航までの260年間もの年月を江戸という都市は戦乱とは無縁の平和な時代として享受し、その結果として華やかな町人文化が花開きます。 その後時代は移り変わり日本の中心として発展してきた東京は今では世界最大の都市となりました。

世界の中心都市の一つとなり科学技術の最先端に位置する東京には、一方で今もその江戸文化の息吹がいたるところに息づいているのです。 それらを感じることができる東京名物に舌鼓を打ちながら江戸の情緒に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。

東京名物①

江戸前寿司


出典:写真AC

今や世界中で親しまれている日本食の代表格が寿司です。 中でも江戸前寿司は握り寿司の元祖であり、東京を訪れるのなら必ず味わいたい東京名物の一つです。 江戸前の握り寿司は1800年代前半に両国で与兵衛鮨という寿司屋を営む華屋與兵衛という人物が考案したという説が有力だと言われています。

與兵衛が握り寿司を考案する以前はいわゆる押し寿司が一般的でした。 当時の寿司は屋台で食べるファストフードという扱いであり、大きさも今の数倍もあるおにぎりサイズだったようです。 江戸っ子はそんな握り寿司を一つ二つ平らげて、アガリ(お茶)で手をゆすぎ、暖簾で手を拭き去ってゆく。 そんな粋な食べ物が江戸前寿司なのです。

また冷蔵保存が難しかった江戸時代において魚を生で食べるために、ネタに施す様々な処理が発展していきました。 この処理を江戸前寿司では「仕事」と言い、現在においてはネタをより美味しく食べるための技術に昇華しています。 ぜひ東京名物の江戸前寿司を味わい、他の寿司とは違う江戸前寿司職人の「仕事」を体感してください。

東京名物②

月島もんじゃ


出典:写真AC

中央区月島で親しまれている東京名物が月島もんじゃです。 もともともんじゃ焼きは1800年代初期に存在した食べ物の「文字焼き」が訛ったものとされています。 現代のもんじゃ焼きスタイルは戦後に浅草で誕生したという説が有力です。

月島にはもんじゃストリートと言われるもんじゃ屋の並ぶ商店街が存在し、戦前から存在する店や近年になって新しくもんじゃを提供するようになった店まで、70店以上ものもんじゃ屋が月島もんじゃのブランドを守っています。

月島もんじゃは伝統的な定番メニューからチョコレートやクリーム、フルーツを使ったスイーツ系もんじゃ焼きまで、多様なもんじゃ焼きを楽しめます。 伝統と革新の味が入り混じる東京名物、月島もんじゃを一度は食べてみませんか。 

東京名物③

蕎麦


出典:写真AC

蕎麦は江戸っ子のソウルフードであり、その喫食は粋に通づる大事なアイデンティティでもありました。 その精神が連綿と継承され関西のうどんと対比される現在の東京名物、蕎麦に通じていくのです。 蕎麦という穀物は古くは蕎麦掻きとして団子状にしたものを汁に浸したり焼いたりして食べていたようです。

現在にも広く浸透している麺状の蕎麦は16世紀頃に誕生したと言われ、長野県の寺の資料で確認される「ソハキリ(蕎麦切り)」という記述が最古のものです。

蕎麦切りの発祥地も長野や山梨といった中部地方という説が最も多く見られます。 江戸時代に江戸庶民へと広がっていった麺状の蕎麦は徐々に作法が洗練されていき、江戸っ子の価値観である粋において重要な意味を持ちます。

例えば蕎麦を食べることを「手繰る」といい、汁にどっぷりと蕎麦を浸すのは野暮なこと、蕎麦はサッと食べてサッと帰るのが粋で格好良いといった具合です。 この江戸っ子のソウルフードである蕎麦は今も東京名物として東京のいたるところに名店を見つけることができます。 東京を訪れる機会があれば、蕎麦を食べて江戸っ子の粋を実践してみてください。

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