東京といえばこれ!東京名物グルメスポット10選|アクセス・時間

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出典:Pixabay 

1603年に徳川家康が江戸幕府を開いてから黒船来航までの260年間もの年月を江戸という都市は戦乱とは無縁の平和な時代として享受し、その結果として華やかな町人文化が花開きます。

その後時代は移り変わり日本の中心として発展してきた東京は今では世界最大の都市となりました。

世界の中心都市の一つとなり科学技術の最先端に位置する東京には、一方で今もその江戸文化の息吹がいたるところに息づいているのです。 それらを感じることができる東京名物に舌鼓を打ちながら江戸の情緒に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。

【駒形どぜう 本店】柳川鍋[浅草]


出典:写真AC

どじょうを使った東京名物が柳川鍋です。 一般的にどじょうと笹がきゴボウを鍋で煮て、卵で閉じた物の事を言います。

現在の日本橋横山町にあった柳川という店が発祥と言われています。 漢字で「泥鰌」と書くように泥臭いイメージもあるどじょうですが、しっかりと調理された柳川鍋に泥臭さはありません

江戸時代、どじょうゴボウはともに精がつく食べ物として知られていて鰻(うなぎ)と比べて安価などじょうは江戸っ子に好んで食べられていました。 鰻の絶滅の危機が叫ばれるなか、今年の夏は江戸っ子に習い鰻ではなく東京名物である柳川鍋で精をつけるのも良いかもしれません。こちらでは、どぜう鍋の老舗である「駒形どぜう 本店」を紹介します。

<駒形どぜう 本店>

住所:東京都台東区駒形1-7-12
アクセス:都営地下鉄浅草線「浅草駅」 A1出口より徒歩1〜2分
営業時間:11:00~21:00
電話番号:03-3842-4001
予算:3000円~5000円

【常盤堂雷おこし本舗】雷おこし[浅草]


photo by Nori Norisa

人形焼とともに東京土産の定番である東京名物が雷おこしです。 餅を煎って作るおこし種を水飴や砂糖などで固めたもので、西洋のヌガーに似たお菓子と言えます。

1600年代後半に木下おこしという名前で売られていたお菓子が浅草寺の雷門にちなんで雷おこしという名で売られ始めたのが発祥と言われています。 「おこし」という名が縁起が良いとされ、さらに雷よけのキャッチコピーでも宣伝されました。

雷おこしも人形焼と同じく近年ではバリエーションが豊富になり、チョコレートやフルーツフレーバーのもの、キャラメルで固めたものなどが販売されています。

また、とても硬いことで有名だった雷おこしですがソフトな触感のものも開発され、高齢の方小さな子どもでも美味しく食べられるようになっています。 東京を訪れた際は東京名物の雷おこしをお土産に検討してはどうでしょうか。こちらでは、創業200年以上の歴史を誇る「常盤堂雷おこし本舗」を紹介します。

<常盤堂雷おこし本舗>

住所:〒111-0032東京都台東区浅草1-3-2
アクセス:東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩約3分・東京メトロ銀座線「浅草駅」1番出口から徒歩約1分・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口から徒歩約4分
営業時間:9:00〜20:30
電話番号:03-3841-5656
予算:1000~5000円

【あんみつ みはし】あんみつ[上野]


出典:写真AC

今は全国に広がっている夏の甘味あんみつも東京が発祥の東京名物です。 あんみつは銀座の甘味処である「若松」もしくは「月ヶ瀬」で誕生したと言われています。

京都や鎌倉でもあんみつは有名ですが、東京では浅草のあんみつや国技館で販売している相撲あんみつなどが良く知られています。

あんみつは誕生以降も多くのアレンジがなされていき、アイスやフルーツをふんだんに使ったものも人気です。 暑い日本の夏を乗り切るために、東京名物あんみつで涼を取ってみるのも良いのではないでしょうか。こちらでは、戦後から現在に至るまで多くの人に愛され親しまれている甘味処「あんみつ みはし」を紹介します。

<あんみつ みはし>

住所:東京都台東区上野4-9-7
アクセス:JR「上野駅」より徒歩3分・東京メトロ銀座線「上野広小路駅」下車A5出口より徒歩4分・京成線「上野駅」より徒歩2分
営業時間:10:30~21:30
電話番号:03-3831-0384
予算:1000円~2000円

 

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【ちゃんこ巴潟】ちゃんこ鍋[両国]


出典:写真AC

ちゃんこ鍋は相撲取りの食事に端を発する東京名物で、今も相撲の聖地である両国に多くのちゃんこ鍋店を見つけることができます。 本来、ちゃんこと言う言葉はちゃんこ鍋のみではなく力士用語で食事全般を指す言葉です。

ちゃんこの語源は諸説紛々でハッキリとはしませんが、ちゃんこ鍋の発祥は墨田区にある明治後期の横綱常陸山の出羽ノ海部屋と言われています。 大量の調理が可能で力士が一度に囲って食べることができる鍋料理は相撲部屋に最適だったのです。

現在の相撲ブームによって相撲観戦が東京名物のトレンドになりつつあります。 両国の国技館に相撲観戦に訪れる際は贔屓の力士の所属する相撲部屋の味を継承したちゃんこ鍋を食べてみるも良いのではないでしょうか。 こちらでは、絶品ちゃんこ鍋が楽しめる「ちゃんこ巴潟(ともえがた)」を紹介します。

<ちゃんこ巴潟>

住所:東京都墨田区両国2-17-6
アクセス:JR総武線「両国駅」より徒歩3分・都営大江戸線「両国駅」より徒歩8分
営業時間:昼11:30~14:00/夜17:00~22:30(平日)・昼11:30~14:00/夜16:30~22:30(土曜日・祝日)
電話番号:03-3632-5600
予算:1000円~6000円

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