両国でおすすめのちゃんこ店6選|迷ったらここで決まり!

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ちゃんこ鍋とは

両国国技館で繰り広げられる大相撲の熱戦は、モリモリとちゃんこ鍋を食べる力士によって繰り広げられます。立派な体格の力士たちの体を支えるエネルギーの源がちゃんこ鍋だといえます。

野菜や肉がバランスよく用いられる上に、煮込むことで食中毒や伝染病の危険性が下がることから古くから相撲部屋ではちゃんこ鍋を食べる習慣がありました。体重を増やすために「食事も稽古のうち」と言われる相撲業界ではご飯の進む鍋物が重宝されたと考えられます。

ちゃんこ鍋の語源には諸説ありますが、両国から長崎に巡業にでた際に長崎で大鍋料理をチャンコと呼んでいるのが相撲業界に定着したのではないかと言う説が有力だと言われています。

廃業した力士がちゃんこ鍋店で起業するのは、引退した力士の第二の人生の道として知られていますが、国技館が位置する両国はちゃんこ鍋店にとっても聖地的な場所だと言えるようで、両国には非常に多くのちゃんこ鍋店が存在し、両国はちゃんこ鍋屋にとって日本一の激戦区だと言えるでしょう。

両国でおすすめのちゃんこ店①

ちゃんこ巴潟


photo by kennejima

日本一のちゃんこ鍋の激戦区である両国で40年間以上の歴史を持つのが「ちゃんこ巴潟(ともえがた)」です。

伝説の名力士巴潟が引退後に立ち上げ数多くの名力士を排出した両国・友綱部屋の跡地に建つ「ちゃんこ巴潟」らしく、巴潟のちゃんこ鍋には第22代横綱の太刀山(たちやま)にちなんだ醤油味の「太刀山ちゃんこ」、大関の国見山にちなんだ塩味の「国見山ちゃんこ」、

小結の矢筈山(やはずやま)にちなんだ水炊きの「矢筈山ちゃんこ」、小結の巴潟にちなんだ味噌味の「巴潟ちゃんこ」など両国・友綱部屋ゆかりの力士の名が掲げられています。日本一美味しいちゃんこ鍋とも言われる太刀山ちゃんこは、是非一度は味わってみたいちゃんこ鍋だと言えるでしょう。

ちゃんこ巴潟

住所:東京都墨田区両国2-17-6
電話:03-3632-5600
営業時間:11:30~14:00、17:00~22:30(平日)・11:30~14:00、16:30~22:30(土日祝日)
定休日:年末年始のみ(6~8月は月曜定休)
アクセス:JR両国駅から徒歩約3分
公式サイト:
https://www.tomoegata.com/ 

両国でおすすめのちゃんこ店②

川崎


photo by George N

国技館が位置する両国の街は古くから力士たちと縁の深い場所だと言えます。引退した関取が1937年に創業した「ちゃんこ川崎」は、当時相撲部屋の中でしか食べることができなかったちゃんこ鍋を、最初にメニューに取り入れた店として知られます。

創業当時からの風情を残す店内では提供される人気のメニューは、手を付かないことから角界では縁起が良いと言われる鶏を使い、丁寧にとられた出汁を使った角界でソップ炊きと呼ばれる鶏ちゃんこ鍋です。シンプルでありながら深い味わいは多くの両国っ子から愛され続けています。

ちゃんこ川崎

住所:東京都墨田区両国2-13-1
電話:03-3631-2529
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜日、祝日(大相撲東京場所初日の日曜日は営業)
アクセス:JR両国駅から徒歩約5分

両国でおすすめのちゃんこ店③

割烹ちゃんこ 大内


photo by Naotake Murayama

元大関大内山ゆかりのちゃんこ鍋店が「割烹ちゃんこ 大内」です。白壁に挟まれた木の引き戸には、大内の家紋が白抜きされた年季の入った暖簾が掲げられています。両国には大型のちゃんこ鍋店が多いのですが、家族経営のこじんまりと上品な店内は落ち着ける空間だといえます。

人気の高いちゃんこ鍋は、手を付かないことから「土がつかない」と縁起物とされた鶏を使用した鶏ソッブちゃんこ鍋、白菜を使用するちゃんこ鍋が多い中、大内のちゃんこ鍋にはキャベツが用いられるのが特徴です。予約をすればランチでもちゃんこ鍋を楽しむことができますから、ご希望の方は電話で予約してください。

割烹ちゃんこ 大内

住所:東京都墨田区両国2-9-6
電話:03-3635-5349
営業時間:11:30~13:30、17:00~22:00
定休日:日曜日、祝日
アクセス:JR両国駅から徒歩約5分

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