絹ごし豆腐と木綿豆腐の違い|簡単豆腐レシピや時短水切り法も紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

絹ごし豆腐と木綿豆腐の違いとは?

絹ごし豆腐はその名の通り、絹のように滑らかで柔らく、口当たりがきめ細かいのが特徴の豆腐です。 木綿豆腐は豆乳を濾すときに使う木綿の布が由来ですが、絹ごし豆腐は絹で豆乳を濾したからその名前がついたわけではありません。 絹ごし豆腐も木綿豆腐も、にがり(凝固剤)を加えた豆乳を四角い型箱に入れて固めます。

木綿豆腐は穴が開いていて木綿の布を敷いた型箱に豆乳を流し込み、重石を乗せて水分を穴から外へ逃がします。

つまり、水を切るわけですが、絹ごし豆腐は穴の開いていない型箱に豆乳を流しそのまま固めます。絹ごし豆腐はたくさんの水分を含んでいるからこそ、あの絹のような食感なのです。

そしてこの独特の食感から絹ごし豆腐という名前が生まれたといわれています。 対照的に木綿豆腐は舌触りが粗く感じますが、豆の香りが濃く噛みごたえがあります。 また、絹ごし豆腐は木綿豆腐より濃い豆乳を使うのが特徴です。

貧血や心臓疾患の予防に!絹ごし豆腐の栄養価


出典:写真AC

大豆が主な原料なのでタンパク質が多いのが特徴です。その他に脂質も多いですが、同じ量を食べたときに木綿豆腐よりもカロリーは低くなっています。 ビタミンではビタミンKとビタミンB1が多く、ミネラルでは銅とマグネシウムが目立ちます。

ビタミンKは骨を作るときや血液凝固に関係するビタミンで、B1はエネルギーを作り出すときに必要なビタミンです。

銅やマグネシウムは不足すると貧血や心疾患、神経系の病気、生活習慣病の引き金になるともいわれているミネラルです。 カルシウムとタンパク質は水分が少ない分、木綿豆腐の方が多いようです。

湯葉の栄養価は豆腐の数倍!ダイエットに最適な健康食材・湯葉の歴史と作り方

栄養がたっぷりの木綿豆腐|ざらつきある木綿豆腐の作り方や歴史

おからは栄養満点でダイエット効果も?|がん予防にもなるその栄養価

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す