さくらんぼの美味しい保管方法・食べごろ
出典:写真AC
佐藤錦などのさくらんぼはどう保管したらいいでしょう。ご承知のように、あまり日持ちする果物ではなく、早く食べるに越したことはありません。乾燥と結露とに弱い果物でもあります。
温度変化に弱いので、常温便で届いた場合には、すぐ冷蔵庫に入れないほうがいいです。クッキングペーパーや新聞紙で包んで、冷暗所に入れましょう。
もちろん、クール便で来た場合は、すぐに冷蔵庫行きです。いずれにしても、どんどん風味が落ちていきますので早くいただきましょう。
食べ応え抜群!他品種と佐藤錦を比較①
紅秀峰
日本のさくらんぼの代表、佐藤錦のほかにも多数の品種があって、今なお栽培されています。どうしても佐藤錦に偏ってしまうさくらんぼ栽培にも多様化が必要なので、これらの品種も大事です。そちらの特徴も見ていきましょう。
まず「紅秀峰」。これは、佐藤錦と天香錦との交配で誕生しました。佐藤錦より収穫時期が2週間遅く、果肉が固く粒が大きく、非常に食べ応えのある品種です。保存性も優れている紅秀峰は、佐藤錦にまだ引き離されているものの、生産量第二位です。7月に入ってから収穫されるため、お中元に最適です。