佐藤錦の旬や食べ頃を紹介|多品種との味わいの比較や保管方法も

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甘くて美味しい!他品種と佐藤錦を比較②

紅さやか


出典:写真AC

次に「紅さやか」。これもまた、佐藤錦から生まれた品種で、「セネカ」と掛け合わせたものから選抜された早生種です。佐藤錦より酸味が強く、バランスの取れた味です。似た名前の「紅ゆたか」は2009年に登録の新しい品種です。大玉で食味良好、早生品種として、同じ時期に作られている「高砂」の置換品種として期待されています。

「紅きらり」は、甘みが多く、酸味の少ない品種で、6月下旬に収穫されます。食べる側には関係のない話ですが、自家不和合性という、自家受粉をしないさくらんぼの中では非常に珍しい、自家受粉する種類です。

酸味と甘みが丁度よい!他品種と佐藤錦を比較③

紅夢鷹(べにむたか)


「紅夢鷹(べにむたか)」は、佐藤錦の自然交雑の中から選抜された品種で、甘味が強く、ほどよい酸味があって、濃厚な食味を持ちます。佐藤錦と比べてやや固いですが、全般的に佐藤錦とよく似ています。

「マドンナの瞳」という洒落た名称の品種は、ナポレオンの枝変わりから生まれました。果実が大きく、色も紅みが強いです。果肉が軟らかく、果汁が多く、中程度の甘みと、少ない酸味を持っています。収穫時期は佐藤錦と被っています。

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