佐藤錦の旬や食べ頃を紹介|多品種との味わいの比較や保管方法も

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北海道代表のさくらんぼ!他品種と佐藤錦を比較④

南陽


「南陽」は、ナポレオンの自然交配から生まれた食味の良い品種ですが、この品種の名称は山形県の地名から来ているものの、さくらんぼの本場、山形ではあまり作られていません。

ですが、北海道の気候が合ったようで、北海道のさくらんぼを代表する人気の品種となっています。

すっぱくて美味しい!他品種と佐藤錦を比較⑤

正光錦

「正光錦」は福島生まれの早生で、主に福島県で作られています。「香夏錦」の自然交雑から生まれた早生品種で、佐藤錦にルーツがあります。酸味が強く、この点がさくらんぼ好きの人気を集めています。

また、「香夏錦」は、高砂と佐藤錦との交雑から生まれました。高砂や佐藤錦より1週間以上早く収穫されます。甘みが強く酸味は控えめです。

さっぱりな後味!他品種と佐藤錦を比較⑥

高砂


「高砂」はアメリカ生まれの品種で、元の名前は「ロックポートピガロー」と言います。自家受粉しないさくらんぼに、受粉させるための貴重な他品種として、昔から育てられてきました。

甘さと酸味とを兼ね備えていますが、ややあっさり目の味です。高砂は、山梨県の代表種ですが、前述の理由で山形県にも多く栽培されています。

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