茨城県で有名な「笠間焼」。特徴がないことが特徴と言われるほど自由度の高い陶器です。今回は、その笠間焼についてご紹介します。 笠間焼とは photo by haru__q 笠間焼とは、茨城県笠間市周辺で作られている陶器です。笠間焼は江戸時代中期から作られるようになったといわれており、のちに笠間藩主の仕法窯として保護されて、順調に発展していきました。 主に日用的に用いる道具類や食器などが作られていましたが、江戸に近いという立地上の利点を活かし、大量生産ができるようになりました。 その結果、技術者の数もどんどん増えていき、現在でも300人近い陶芸作家や窯元があるといわれています。そのため、関東地方では益子と並び大規模な窯業の産地となっており、食器類や装飾品、オブジェなど様々な品物が作られています。 笠間焼の歴史 出典:写真AC 笠間焼の歴史は、江戸時代中期の安永年間から始まります。現在の笠間市箱田の久野半右衛門(くのはんうえもん)という人物が、信楽の陶工である長右衛門に師事して焼き物をはじめ、窯を開いたのが最初といわれています。 幕末から明治時代にかけては、笠間藩に保護されていたことや江戸に近く需要が多いことなどから技術者や従事者が飛躍的に増加し、明治時代になると、厨房用の粗陶品の産地として知られるようになりました。 しかし、戦後はプラスチック製品の流入や人々の生活の変化などで笠間焼の需要が激減し、窯元や自治体が協力し合い、笠間焼を工房陶器の生産に方針転換したのです。平成4年には笠間焼は伝統工芸品に指定され、これに新たな技法を加えて笠間火器を開発するなど、再び勢いを取り戻しています。 笠間焼ってどんなもの? 出典:写真AC 笠間焼は、「特徴がないのが特徴」と言われるほど自由度が高い作品です。比較的新しいことに挑戦する動きに寛容な笠間焼には、若手の陶芸家たちが多く集まっており、現在ではデザイン性を重視したオブジェや使い勝手の良さを追求した食器類など、オリジナル色が豊かな作品が多数生み出されています。 笠間焼は関東ローム層から出土する粘りの強い粘土を使用しますが、材料と笠間の地で焼くこと以外はほとんど縛りがありませんので、作家たちのアイデアが十分に発揮できる環境なのです。 笠間焼の体験スポット①「笠間工芸の丘/茨城県」 photo by tamakei 笠間焼の体験ができる場所はいくつかありますが、笠間工芸の丘はさまざまな陶芸体験ができるだけでなく、人間国宝の松井康成氏の常設展示室や笠間焼の作家の展示、お土産コーナーやカフェラウンジなど、様々な施設があってゆっくり楽しめる場所です。 電動ろくろや手ひねりの陶芸体験、登り窯、絵付けなど幅広い陶芸体験ができます。絵付けは1,000円程度~、陶芸体験は3,000円程度から始められます。 車で行く場合には常磐高速道友部JCから北関東自動車道笠間方面へいき、友部ICで降りて笠間市内方面へ向かいます。電車の場合にはJR水戸線笠間駅で降りて、周遊バスを利用します。 笠間工芸の丘 住所:〒309-1611茨城県笠間市笠間2388-1 アクセス:JR笠間駅よりかさま周遊バス乗車 電話番号:0296-70-1313 体験費用:2160円~5000円 体験先URL:http://www.kasama-crafthills.co.jp/
-
-
高級料亭や飲食店などでよく見かける、薄づくりの一口ビールグラス。これを製造しているのが、大正11年創業の老舗、「松徳硝子」です。もともとは電球用硝子の生産工場でしたが、職人による手仕事にとことんこだわった結果、数千種類ものガラスの器を生産し続けて、今に至ります。 そんな松徳硝子の幅広いラインナップのなかから、家庭でも気軽に使えるグラスと酒器をいくつかご紹介します。 うすはり タンブラー&小鉢セット 「うすはり」シリーズとして代表的なタンブラーLと、おつまみを入れるのにぴったりのガラスの小鉢がセットになったこちら。すぐに割れてしまうのでは?と心配になるほど繊細に見えますが、職人技で薄さを均一にしているため、強度もあります。飲み物の温度はしっかりと伝えつつ、口にふれたときにガラスの厚みが邪魔になりません。大きめのグラスはビールだけでなく、ハイボールを飲むのにもちょうどよいサイズです。 うすはり 酒器揃 冷酒を楽しむための酒注ぎとグラスのセット。特に酒注ぎは、松徳硝子のなかでも限られた職人にしか吹くことができないほど、高度な技術が必要なのだそう。上に向かってなだらかに細くなる、上品で軽やかなデザインにうっとりしてしまいます。透明なグラスは、お酒の色合いを見るのにもぴったりですね。また、注ぎ口の形状が計算されており、グラスに注いだ後に起こりがちな液だれもありません。 SHUKIシリーズ 格子柄のモールが入った、徳利とグラス。普段飲むお酒をさらにおいしくしてくれそうな、上質でモダンなデザインです。ぽってりとした形が手づくりならではのあたたかみを感じさせます。持っている角度を変えるたびに、キラキラと光る模様も素敵。徳利は2種類、グラスは4種類あるので、好きなものを自由に組み合わせて使うことができます。 伝統工芸品「江戸硝子」のある粋な生活 ご紹介したもののほかにも、ロックグラスやぐい呑み、カラフルな盃など、多彩なバリエーションがそろいます。「松徳硝子」ほか、熟練の職人が手がける江戸硝子の魅力は、なんといってもその「手づくり感」です。たまには自宅でゆっくりと晩酌タイムを楽しみながら、粋な手仕事に思いを馳せてみてはいかがでしょうか? 文・写真/ゆさ みずあ この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
-
こんにちは!粋の体験レポーターの関野です。 今回は、うどんパフォーマーの「小野ウどん」さんでうどん打ちの体験をしてきました! うどん作りは意外と奥深く、難しかったです。その様子をお伝えします! 体験の舞台はシェアハウス! 京成線の八広駅から徒歩10分ほど、スカイツリーも顔をのぞかせる荒川沿いにあります。体験の舞台は、なんとシェアハウス!しかも、工場の跡地をリノベーションしたものなのでかなり独特な雰囲気です。ふつうに歩いていたら通り過ぎてしまいそう。 今回は、シェアハウスのリビングをお借りして体験させていただきました。 まずは、自己紹介から。小野さんのこれまでの経歴や、活動についてお話してくれます。このあと行う、うどん作りで大切なのは「練り」「踏み」「延し」「切り」「茹で」「盛り」、この6つが全て完成されていないとうどん職人とは言えないそうです。 生でパフォーマンスを見学 そのあとは、早速パフォーマンス!「UDON IS ROCK!!」の文字がかっこいいですね。 音楽に合わせて、うどんができていきます。その素早い手さばきと洗練された技にただただ、圧倒されてしまいました。机に施された音響などの仕掛け、振り付けなどもすべて自分で行っているそうです。 実際にうどん打ちスタート ここからは、実際に自分たちのうどんを打っていきます!普段のワークショップなどでは、一人一つの少ない量を打つそうですが、今回は、1キロ(約8人前)のうどんを友人と二人で協力して完成させます。1キロやると職人さんのしんどさが実感できます。 混捏 まずは、『混捏』。混ぜて、捏ねて(こねて)いきます。 小麦粉と塩水を混ぜ合わせ、生地をこねていきます。ポイントは、指を立てて固定しながら休みなくかき混ぜること。しばらくかき混ぜると生地がまとまってきました。 踏み 次は、『踏み』。 「うどん打ち体験」といったら、この踏む作業を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。私も、この日一番楽しみにしていました! この「踏み」の作業、職人さんたちは「鍛える」という風に呼びます。生地を鍛えて、食感を生み出す、うどん作りではとても大切な工程です。 いざ踏んでみると、意外と難しい!うどんを均等に伸ばしながら踏んでいくのですが、でこぼこになってしまったり、端が薄くなりすぎてしまったり、バランスが難しいです。とにかく小刻みに、丁寧にかかとで踏んでいきます。 熟成 踏んだ生地を、『熟成』させます。熟成させることで、生地の中のグルテンという成分が発達してこしがうまれるそうです。熟成の間は、うどんのお勉強。 熟成するまで30分ほどかかるので、その間に小野さんお手製の「ドラゴンボール」風のアニメーションで讃岐うどんの歴史や、成分について学びます。キャラクターたちの声や、編集も小野さん自ら行っているそう。少しシュールでとても面白かったです。 菊練 熟成が終わった生地を、『菊練(きくねり)』をしていきます。 これは、まさに職人技。私たちがやると全く菊の形にはなりませんでした。困ったときは、小野さんが助けてくれます。 熟成(二次熟成) 菊練が終わったら再び『熟成(二次熟成)』。二度目の熟成は一時間かかります。 待つ間に、先ほどのアニメーションの続きを観ます。だんだんとストーリーに入り込んで続きが気になっている自分がいました。 さらに、小野さんの今までの動や、これからのキャリアについての考え方を伺いました。とにかく、熱い! …
-
「だし」作りには、きゅうり、なすなどの夏野菜や、みょうが、大葉といった香味野菜が欠かせません。個人的には具だくさんにするのが好きなので、長芋、オクラをさらに加えてボリュームアップをはかります。苦みが欲しいときにはゴーヤ、葉物を加えたい場合はモロヘイヤやツルムラサキを入れるのがおすすめです。 「だし」のかんたんレシピを大公開! 〔材料(作りやすい分量)〕 きゅうり 1本 なす 100g 長芋 100g オクラ 3本 みょうが 1個 大葉 4枚 納豆昆布 大さじ2 醤油 小さじ2〜3 みりん 大さじ1/2 下ごしらえのポイント 納豆昆布とは、「がごめ昆布」を細く刻んだもの。デパートなどでは写真の「奥井海生堂(北海道の道南地方で収穫されたがごめ昆布を使用)」をよく見かけます。ボウルに必要な分の昆布を入れたら、昆布の2倍のぬるま湯(分量外)と醤油、みりんを加えて混ぜ合わせ、5分くらいおくと粘りが出ます。 〔作り方〕 1.塩を入れた熱湯でオクラをさっと茹で、冷ましてから薄い輪切りにする。 2.きゅうり、なす、長芋、みょうが、大葉をすべてみじん切りにする。なすとみょうがは水にさらしてアク抜きをし、水気を切る。 3.納豆昆布を戻しておいたボウルに、すべての野菜を加える。 4.よくかき混ぜたら冷蔵庫で30分以上味をなじませる。味を調整したら、完成。 盛りつけのポイント ごはんや豆腐にのせるのが定番ですが、出汁入りそうめんにたっぷりとのせてもおいしいです。何か少し風味をプラスしたいときは、炒りごまをトッピングしたり、わさびやしょうがなどをすり下ろして加えて。また、涼しげな器に少しずつ盛りつけてそのままおつまみとしても、お酒好きに喜ばれるはず。 …
-
別子飴本舗では、別子飴だけでなくいろいろなお菓子も製造販売しています。 ポリポーリ 最近の看板商品は「ポリポーリ」。「伊予美人」という品種の里芋を使った里芋バーで、愛媛県の弓削島のこだわりの藻塩をつかった「しお」味や宇和海でとれた鯛を使った「鯛」味そしてベストマッチの「チーズ」味と3種類の味があります。2014年「ポリポーリ しお」がANA国内線の機内販売に採用されました。 和・チーズケーキ それ以外に人気のお菓子が「和・チーズケーキ」です。乳製品と白あんを練り合わせてつくったお菓子になります。こちらは全国の物産展などでも大人気の商品です。成城石井などで売っている場合もあります。おすすめは「いよかん」味です。 愛媛県新居浜市のお土産、懐かしい味の別子飴や別子飴本舗のお菓子をご紹介しました。愛媛の新居浜にお立ち寄りの際にはお土産にしてはいかがでしょう。お取り寄せもできますので、ぜひお召し上がりください。 文・写真/あかつき この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
-
出典:写真AC 常滑焼とは、愛知県の常滑市周辺で焼かれる陶器の呼び方で、日本六古窯の中の1つでもあります。 始まりは平安時代とされており、常滑市周辺で発見されただけでも1200基以上の古窯が確認されています。 常滑焼は急須などの茶器や食器、置物が作られることが多く、原料に含まれている鉄分を発色させた赤みがかった茶色をしているものが多いという特徴があります。 知多半島の鉄分を多く含む土を使用しているので独特の色味があり、渋さのあるモダンな姿から人気が高くなっています。 常滑焼といえば中でも急須が有名ですが、近年では多様に色付けがされ色や形も種類が豊富となっており、新しさを感じる急須や伝統的な色味など様々な急須があります。 常滑焼を代表する朱泥急須 出典:Wikimedia Commons 朱泥とは鉄分の多い粘土を焼いて作った陶器のことで、朱泥急須とは常滑焼を代表する焼き物です。 日本で急須といえば常滑焼という程に有名であり、真っ先に「急須」として常滑焼の赤茶色の姿を思い浮かべるほど日本人には馴染みのあるものです。 単に有名であるだけではなく、長い歴史のある常滑焼の急須は、重要文化財にも指定されていることからも、日本の大事な文化として長年受け継がれています。 そして常滑焼の急須を使ってお茶を入れると、まろやかでお茶がより美味しくなる効果があると言われています。 お茶にはタンニンという成分が入っていることが有名ですが、そのタンニンと常滑焼の特徴である朱泥の鉄が反応をすることで、まろやかでトゲのない味になります。 お茶には好みもあるので渋いお茶を好む人もいますが、苦みや渋みなども弱くなるので飲みやすい喉越しの良い美味しいお茶になると言われています。 常滑焼の廃材で作られた土管坂 出典:写真AC 土管坂とは、常滑市にある明治時代の常滑焼の土管と昭和初期の焼酎瓶でつくられた坂のことです。 常滑の観光地としても有名で、道の脇の片側が常滑焼の土管、もう片側が常滑焼の焼酎瓶でつくられています。 そして道の両脇だけでなく路面は常滑焼の廃材でつくられているので、道全体が赤っぽく彩られていて美しい景観となっています。 常滑らしい景観で散歩道の途中にあるので寄りやすく、坂道といっても短い坂なので観光にピッタリです。 個性的な坂道なので写真を撮る人も多く、まるで不思議な世界に吸い込まれたような空間となっています。 近くにカフェなどもあるので、観光や散歩として人気が高くなっている場所です。 常滑焼が楽しめ常滑焼まつり 常滑焼まつりは、常滑市で行われているお祭りです。 常滑らしく陶器がメインの祭りとなっていて、その場で常滑焼を購入できるようになっています。 中には格安で販売されているものや限定品、めったに見ることができない珍しい常滑焼の作品も置いてあることがありますから観光にも買い物にもピッタリです。 開催される日程はその年によって違いますが、10月中旬の土日2日間にわたって行われることが多いです。 会場がいくつかありますが、時間はだいたい朝の9時から夕方ごろまでで各会場と駅をシャトルバスが走っているのでアクセスもしやすいです。 駐車場もありますが当日は込むので、早めに行くか電車で常滑駅に向かいシャトルバスを利用すると効率が良いです。 …
-
益子焼とは、栃木県芳賀郡益子町周辺で生産されている陶器です。素朴な風合いで厚みがあり、当初は土瓶や水がめといった、単純な形で日常的に用いられる品物がほとんどでした。 益子焼が生まれたのは、江戸時代末期に大塚啓三郎がこの地で窯を開いたのがきっかけとされています。その後、現在に至るまで伝統的な益子焼の技法を継承しつつ、新たな試みとして、シンプルな風合いを生かしたさまざまな品物が生まれています。 素材を選ばない益子焼は、花器や茶器としての需要もあり、全国的にもよく知られている焼き物の一つとなっています。 益子焼の陶器市 出典:写真AC 益子の陶器市とは、毎年2回ずつ開催されるイベントです。例年、ゴールデンウィークと11月上旬に益子町で行われ、日ごろから購入できる伝統的な益子焼だけでなく、オリジナリティあふれる益子焼が多数販売されます。 観賞用の品物だけでなく、気軽に普段使いできる食器類やインテリアまで様々あり、作家さんによって雰囲気もずいぶん異なるため、全国から多くの観光客が押し寄せます。 全国的な陶器市の規模と比べてもかなり大きなものであり、広い会場には数百の益子焼を中心に陶器の出店が並んでいます。 益子焼の陶器市へのアクセスは自動車道や国道、県道を使えば車でも可能ですが、道路が渋滞しやすく、駐車場もすぐ満車になりやすいため、早めに出かけることをおすすめします。 バスを利用するときには、秋葉原駅などから益子まで3時間弱、往復4000円程度で出かけられます。宇都宮駅からであれば、1時間程度で益子まで行けます。こちらは片道1150円となります。 また、電車で行かれる場合は、陶器市の期間中、益子駅西臨時駐車場からバスが20分間隔で出ています。 益子陶器市 益子焼の陶器市に行く前に目星の作家を見つけておこう 益子焼の陶器市に行く場合、ある程度計画を立てておかなければ、満足度の高い買い物は困難です。 会場が広い上に店舗や作家さんの数も多いため、事前に気になる作家さんを調べておいて、そちらを優先的に回るようにしましょう。 出店の規模によっては、販売している品物が少なく、後回しにしていると売り切れている可能性もあります。 特に人気の作家さんの品物は、全国集まるファンがこぞって購入しますので、陶器市で入手するためには念入りに準備する必要があります。 2018年春の益子陶器市の日程 2018年春の益子陶器市の日程は、 4月28日(土)~5月6日(日) となっています。 陶器市だけじゃない、益子焼の楽しみ方 出典:写真AC 益子の陶器市に出かける時や、益子焼を買いに行くときは、「益子の茶屋」を訪れてはいかがでしょうか。 こちらは窯元に隣接したカフェ・レストランであり、陶芸体験や益子焼の購入、ベーカリーショップの利用などもできます。 レトロな雰囲気の店内で、ランチは季節の食材を利用した和食・洋食をそろえており、自家製スイーツやドリンクバーのメニューが豊富なカフェも人気です。いずれも食器に益子焼を使用しており、その季節に応じた華やかな色合いの料理やスイーツを引き立たせてくれます。 駐車場があり、各方面から車でのアクセスも可能ですが、陶芸体験を利用するのであれば、益子町内からは無料で送迎してもらえるため、陶器市などで出向いた際に問い合わせてみましょう。 また、スポーツサイクル等の駐車場もあります。ランチは1,000~1,500円前後、ケーキは380円~となっています。 カフェ・レストラン益子の茶屋 益子の陶器市の後に行きたい絶品そば …
-
出典:写真AC 一味と七味の違いの一つとして、材料にあります。一味は唐辛子だけですが、七味に関しては「唐辛子」「芥子(ケシの実)」「麻の実」「青海苔」「麻の実」「紫蘇」「陳皮」「生姜」「胡麻」「菜種」「山椒」の10種類の原料から7種類を使用しています。 また、中には7種類以上を使用しているケースも発生し、会社や生産元によって異なるのです。なお、七味は体に良い効果をもたらすものが多く含まれておりますが、元々は漢方薬を食用にしたいというところから生まれました。その為、七味は昔から健康面で重宝されてきたのです。 一味と七味の違いその2【味・辛さ】 出典:写真AC 一味と七味の味の違いとして、一味は唐辛子のみなので唐辛子そのものの辛さがダイレクトに伝わります。七味は、山椒や生姜といった唐辛子以外の原料が含まれているので、その分だけ風味や香りを味わえ、深みを感じることができます。 一味と七味の辛さの違いとして、一味は唐辛子のみなので七味よりも辛いです。 七味は7種類以上ブレンドしているだけあってか、辛さは控え目です。 ただし、唐辛子は最小の辛さと最大の辛さが200倍異なるので、物凄く辛い唐辛子を七味に使用していれば、辛さの弱い一味より七味の方が辛くなります。その為、会社や生産元によっては、一味が辛くないと感じるところや、七味が物凄く辛く感じるところまで様々あります。 一味と七味の違いその3【用途】 出典:写真AC 一味の用途 一味は、薬味として使うよりも調味料として使用されます。具体的には、煮物、炒め物、カレーの香辛料、エビチリや麻婆豆腐と中華系料理の辛さの増加など様々です。 元々一味は、日本だけでなく世界共通の調味料ということもあり、和洋中全ての料理に対応できます。また、一味はシンプルに辛味を増したい時にも使用します。 七味の用途 七味は、一味とは逆に薬味として使用します。七味は加熱すると香りが飛んでしまうので、隠し味や調味料としては不向きです。 また、七味は日本独自のものなので、蕎麦、漬物、焼き鳥、天麩羅、牛丼、豚汁などといった和食系に合います。どちらかと言うと七味は、風味豊かにしたい時に使用します。 人気七味専門店「やげん堀」 七味唐辛子でお馴染みの浅草「やげん堀」は、創業約400年の歴史を誇るお店で、長野・善光寺の門前の「八幡屋礒五郎」、京都・清水寺の門前の「七味家」と、日本三大七味唐辛子屋の一つに当てはまります。 七味がメインではありますが、一味も取り扱っている上に、中辛七味、大辛七味、洋風七味と様々な唐辛子を購入することができます。 さらには、唐辛子の容器、ふりかけ、お茶漬け、佃煮と、唐辛子以外の商品も扱っているのも魅力の一つです。 やげん堀で最も人気の商品が「七味唐辛子中辛」。唐辛子以外に、「黒ごま」「焼唐辛子」「陳皮(みかんの皮)」「山椒」「けしの実」「麻の実」が入っており、辛さと香りを楽しむことができます。 スーパーで安価で売っている七味とは違って、香りと風味が極上で、今まで使用していた七味とはずば抜けて異なるところが、「やげん掘」ならではの味であります。 一味と七味の魅力 出典:写真AC 一味や七味と言っても、一言では語りきれない程の魅力が詰まっています。 「一味を使おうが七味を使おうがどちらでもいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、一味には一味の使い方が、七味には七味の使い方が存在します。 そして、一味でなければいけない用途や、七味だからこそ合うもの、味付けや香り付けまで様々です。 この記事を参考にし、一味や七味の魅力を知り、楽しみ、使い方を学び、それぞれの食材に適したものをかけて、いつものご飯をより美味しく頂いてみてはいかがでしょうか。 少なくとも、香りや風味を加えたいときには「七味」、純粋に辛さを足したい時には「一味」と覚えて頂けたら幸いです。 …
-
類語・対義語を紹介 「公明正大」の類義語は、明らかで正しいことを表わす語ですので、非常に多く挙げられます。 「正しい」「まとも」「実直」「まじめ」「厳正」「公平」「適正」「平等」「正当」「フェア」。いずれも類義語といえます。 同じ四字熟語を挙げれば「清廉潔白」「簡明直截」が類義語となります。 対義語は陰で行なわれる悪いことを表わすので、これも多く挙げられます。 「陰湿」「陰険」「凶悪」「ずるい」「不明朗」「後ろ暗い」といった語が対義語となります。四字熟語では「極悪非道」など。昨今話題の「忖度」「口裏合わせ」なども、まったく公明正大とはいえませんね。 公明正大から学ぶ 出典:ぱくたそ 公明正大の意味から学べること 「公」という字が政府や官庁を「大きな家」と例えたように、政治は私たち一人一人の暮らしに直結するものです。 同じ「大きな家」に住む者として、「忖度」や「口裏合わせ」といった陰湿な政治問題は許されるべきものではありません。 つねに政治家は「公明正大」であるべきですし、そのような政治家を選挙で選ぶ国民の目もまた「公明正大」でありたいものです。 どの四字熟語にも、由来があります。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
-
街並みや人々の暮らしのなかに伝統工芸が息づいている、石川県金沢市。そこかしこに点在するショップやギャラリーを覗けば、デザインと実用性を兼ね備えた、素敵なアイテムに出合うことができます。石川を代表する工芸品というと、まっさきに思い浮かぶのが九谷焼です。華やかな色彩と日本らしい伝統柄が魅力で、鑑賞用としてコレクションされるものも多いといいます。 九谷焼ってどんなもの? 九谷焼は、石川県南部の金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産されている色絵の磁器です。1655年、陶石の産地・九谷村で作り始められたものは「古九谷」と呼ばれています。約50年後に廃窯になったものの、江戸時代後期には制作が復活し、明治時代以降は量産化とともに「新九谷」と呼ばれ親しまれるようになりました。 現在は、職人によって伝統的な技術が継承される一方で、ライフスタイルに合わせた多彩なデザインの器が生み出されています。 青郊窯が提案する、新しい九谷焼のスタイル 大正初期に開業した老舗窯元、青郊窯は、高価な印象を持たれがちな九谷焼を、日常使いのためのアイテムとして提案しています。手描きのような立体感にこだわって新しい転写シールを作る、鮮やかな色合いを再現するため独自に無鉛の和絵具を開発するなど、いわゆる量産型の食器とは一線を画すスタイルが素敵。 「九谷焼をもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから生まれた商品のなかで、おすすめのシリーズを3つご紹介します。 豆皿 名品コレクション 青郊窯の器において、ブームの火付け役となった豆皿。「縁起豆皿」シリーズも合わせると、30種類以上のデザインがあり、テイストもさまざまです。家族でそれぞれ好きなものを選んで使ったり、どのお皿にどんな料理をのせるか考えたりするのも、楽しいですね。 ちなみに筆者のお気に入りは、「古九谷色絵牡丹文」。シックな色使いで、テーブルコーディネートを大人っぽく仕上げるのに活躍してくれています。 九谷八趣皿 お皿全体に模様が描かれている豆皿に対して、シンプルなアレンジの八趣皿。8種類の異なる縁のデザインに、ちょこんと描かれたイラストがポイントです。 取り皿にはもちろん、お浸しや漬物などちょっとしたおつまみをのせるのにちょうど良いサイズ。写真は4号ですが、もう少し大きめの5号もあります。 縁起ちょこコレクション 20の柄をそろえた九谷焼のおちょこシリーズは、縁起ものモチーフです。鶴や桜などの定番柄から獅子舞、風神雷神といったポップでユニークなものまであり、どれを選ぼうか迷ってしまいます。鮮やかなのに派手すぎない、絶妙な色合いにうっとり。 九谷焼を、伝統工芸品を、身近に 青郊窯が手がけるアイテムは、「一般の人には手の届かない美術品」という伝統工芸品である九谷焼のイメージを、より身近なものに変えてくれます。ファッション感覚でコーディネートを楽しんだり、さまざまなシリーズをコレクションしたり…。伝統柄に自然と親しめるのも良いところですね。 九谷焼模様を粋に使いこなす いつもの食卓に一つ、ふたつ取り入れるだけで、全体の印象がぐっと変わるはず。また、食器類以外にも、カードケースやボールペン、コンパクトミラーなど、たくさんの商品が販売されているんですよ。金沢旅行に出かけた際は、おみやげショップなどで探してみてくださいね。 文・写真/ゆさ みずあ この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう