「まにまに」の意味や使い方|千本桜にも登場した日本人らしさ溢れる言葉

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まにまにの意味

まにまにという言葉は成り行きに身を任せる様を差します。 これは人の意思や、置かれている環境に身を任せる・随意に従うという意味になります。

「波のまにまに」と言えば、波に誘われるままにという意味になります。 このほか、「~につれて」や、「~とともに」という意味があります。 いずれも、自分の意思でなく、周囲や環境とともに受動的に変化していく様子を表しています。 現在では短縮されたり変化して使われる「~のままに」や「まにま」とも表現されます。

まにまにの由来


出典:写真AC

まにまにという言葉の由来はとても古く、日本の古語や百人一首などに見られる言葉です。 日本最古の和歌集である万葉集にも「まにまに」や、それと同義の「まにま」という言葉が使われていますね。 「まにま」という言葉に格助詞の「に」がくっつき、「まにまに」という言葉が成立し、使われるようになったと考えられます。

まにまにの例文


出典:ぱくたそ

日本の古い歴史を感じる「まにまに」という言葉が使える場面というのは、現代の私たちにはあまり想像出来ませんよね。

そこで、おすすめの使い方を例文でご紹介します。 趣のある言葉ですから、是非使ってみましょう。 まず「時のまにまに~」です。 これは、時間が流れるにつれて~、時の流れるままにという使い方です。 汎用性がとても高いので日常的に使えそうですね。

次に「道のまにまに~」です。 道なりに、道行くにつれてという使い方になります。 道は単純に移動を示すこともありますし、人生にたとえることも出来ますね。 深みのある表現をしたい時におすすめです。

次に「誰々のまにまに~」です。 これで、誰かの意思のとおりに、命令や指示に従って~という意味になります。 誰々のところは任意で人の名前を入れましょう。 これも日常的に使えそうですね。 味のある表現をしたいときにおすすめです。

そして最後が「心のまにまに」です。 これは心の思うまま、気持ちのままにという意味の使い方です。 気持ち次第という曖昧な状況のほか、どんな気持ちも受け入れて進んでいくというポジティブな使い方も出来ますので、様々なシチュエーションで使用できますね。

まにまにの類義語・対義語

次に類語と対義語をご紹介します。 「まにまに」の類語は、「随意に」「~に従って」「~儘」「~につれ」などです。

明確な対義語としてはありませんが、任意ではない・随意でないという意味の対義語として挙げられるのは「不随意」や、「強制」「強いる」などです。 従うという言葉の反対語の「反抗する、抗う」という言葉も当てはまるでしょう。

まにまにを使った和歌


出典:写真AC

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