海に関する工芸美術品を取り扱っている白浜海洋美術館を紹介します。 白浜海洋美術館は千葉県の房総市白浜町に位置する美術館です。 白浜海洋美術館はなんといっても万祝のコレクションが多いことで有名。日本全国では万祝の取り扱いが群を抜いていることから別名「万祝美術館」とも言われているほどです。 例えば、白浜海洋美術館では美術的に価値の高いとされている房総半島発祥の大漁半纏、万祝コレクションが圧倒的な人気を博しています。 白浜海洋美術館は海洋美術品に特化した美術館として存在価値が高く、先人達の海への思いを感じ取ることができるようなユニークで個性的な美術館として地元民からも評判です。 白浜海洋美術館の歴史は古く、1965年に開館しました。1962年に柳八十一夫妻が白浜に旅行中に偶然万祝を見つけたのがきっかけで、万祝のその美しさに魅了されていきました。 それから柳八十一夫妻による万祝と海関連の美術工芸品のコレクションが始まり、3年間うちに開館の運びとなったのです。1973年には現在の白浜町に移転しました。 万祝の魅力 いかがでしたか。万祝の素晴らしさや魅力をお分かりいただけたでしょうか。 万祝は滅多に知ることのない漁師さんの世界を垣間見ることができる、珍しい晴れ着の一種です。 海に縁がある人や興味がある人には、万祝のようにユニークな工芸品は魅力的に映ることでしょう。万祝のように長い歴史のある芸術品をこれからも大切にしていきたいものですね。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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松根屋とは、東京都の老舗が数多くのこる浅草エリア(浅草・蔵前・浅草橋)の浅草橋に店を構える扇子と団扇の専門店です。松根屋は大正3年に創業し、100年以上の歴史があります。グッズ製作や松根屋オリジナル商品も手掛けており、100年続く昔ながらの扇子や団扇の良さを活かしながらも、現代のアーティスティックな部分も取り入れた商品を取り扱っています。 店内に入ると、壁一面に色鮮やかな扇子が飾られており、とても楽しい空間が広がっています。浅草橋駅より徒歩3分とアクセスも良いので、浅草エリア(浅草・蔵前・浅草橋)に訪れた際にはぜひ一度立ち寄っていただきたい名店です。 ここからは、そんな松根屋の扇子の中からおすすめ扇子を厳選してご紹介します。 松根屋おすすめの扇子その1 【手書きオリジナル扇子】 出典:松根屋 まず初めにご紹介する松根屋おすすめの扇子は手書きオリジナル扇子です。 こちらの扇子は1本1本すべて手書きで描かれています。そのため、それぞれに味があり世界に二つとない味のある扇子となっています。 また、こちらのデザインを描いたのは「柏原晋平さん」というアーティストです。この方は、絵画や水墨画を独自で習得し、松根屋の扇子以外にも、屏風や着物、Tシャツなど様々な作品のデザインを手掛けています。 まさに、松根屋の扇子の中でもアーティスティックな扇子といえるでしょう。若い方からご年配の方まで幅広くお使いいただける点もおすすめポイントです。 松根屋おすすめの扇子その2 【十二支オリジナル扇子】 出典:松根屋 次にご紹介する松根屋おすすめの扇子は十二支オリジナル扇子です。 こちらも、上記に紹介した扇子同様、柏原晋平さんのデザインとなっています。ただ、こちらの扇子は手書きではなく、シルククリーン印刷とよばれる方法で原画を転写しています。そして、パール引きがなされているため上品な光沢があります。 また、このコラボ扇子は毎年限定100本のみの販売となっているので、お求めになる方は早めのご購入をおすすめします。 松根屋おすすめの扇子その3 【唐木骨】 出典:松根屋 続いてご紹介する松根屋おすすめの扇子は唐木骨と呼ばれる扇子です。 こちらの扇子では、扇子の骨に「唐木染め」とよばれる技法が用いられています。そもそも、唐木とは紫檀(したん)や黒檀(こくたん)などの高級木材のことを指し、遣唐使の頃に多く輸入されたことから名づけられました。唐木染めは国産の木を塗装して唐木のように見せる方法です。 白木(そのままの木地)に比べて深い茶色のような色味をしており、味のある作品に生まれ変わります。 松根屋おすすめの扇子その4 【黒塗骨】 出典:松根屋 次にご紹介する松根屋おすすめの扇子は黒塗り骨の扇子です。 黒塗り骨の扇子は茶道や日本舞踊などの際によく見られますね。上品で品格のある仕上がりとなっているため、着物にも合い、お土産やプレゼントなどにもおすすめの扇子です。 中には、金箔をあしらっているものもあり、扇子上級者の方やご年配の方におすすめです。 松根屋おすすめの扇子その5 【煮すす骨】 …
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道の駅甘楽は、群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡444-1にあります。営業時間は、特産品の売店コーナーが9:00~18:00、お食事処が11:30~16:00、フードコートが10:30~16:30となっています。 休業日は元旦の1月1日でその日以外は毎日営業しております。アクセスは、富岡ICから車で10分程で駅からだと遠いので車でのアクセスをおすすめします。電話番号は0274-74-5445です。 駐車場は料金無料となっており、大型車が4台、小型車が65台、身障者用が2台駐車できるスペースが完備されています。 道の駅甘楽の名物 出典:Wikimedia Commons 道の駅甘楽の名物は、地元甘楽町の豊かな自然が生み出した特産品、新鮮な野菜や果物などです。 甘楽町は周囲を天然の野山に囲まれている、小麦や野菜の生産に適した土壌に恵まれているなど、甘楽ならではの美味しさを生み出す条件に恵まれています。 道の駅甘楽で食事をするなら、フードコートの人気メニュー・窯焼きピザと、お食事処の名物・桃太郎ご飯の定食がおすすめです。 お食事処には窓が大きく開放的なテーブル席と、のんびり座れるお座敷席があります。 道の駅甘楽の窯焼きピザは、甘楽の地粉をたっぷりと使い、職人が1枚ずつ専用の石窯で丁寧に焼いています。 定番のマルゲリータなど8種類の味があり、甘楽町オリジナルの「轟みそピザ」がおすすめです。 轟みそピザとは、麦粒みそトマトソースと春菊を組み合わせて焼いたています。 香ばしい味と香りで、焼きたてを熱々のうちに食べられます。 桃太郎ご飯はキジ肉・キビなどを使った混ぜごはんに、てんぷらや小鉢、味噌汁がついて、ボリュームいっぱいです。 キジ肉を使っていることから桃太郎ご飯の名前がつきました。 地元では学校給食にも使われるほどおなじみの味です。 道の駅甘楽の人気スイーツ 道の駅甘楽の人気スイーツは、フードコートで販売している「甘楽野ソフトクリーム」が人気です。 地元の酪農家が生産した品質の良いミルクを使ったソフトクリームです。 ミルクのコクはそのまま、甘さは控えめなので、甘すぎるスイーツが苦手な男性にもおすすめです。 ふんわりと柔らかな舌ざわり、さっぱりと食べられるライトな味わいになっています。 サイズが小さめのミニソフトもあるので、食後でも気軽に食べられます。 道の駅甘楽のお土産 出典:里の物語 道の駅甘楽でお土産を買うなら、地元甘楽町産の特産品がおすすめです。 季節ごとの農産物や果物、地元で手作りされた味噌や、こんにゃくの美味しさには定評があり、県内外から多くの観光客が訪れます。 道の駅甘楽では、甘楽町産の野菜や果物、漬物が定期的に届くシステム「城下町ふれあい便」も設けられています。 あらかじめ年会費を払うと、1年間に5回、甘楽町産の旬の味覚が自宅に届くシステムです。 甘楽町の姉妹都市であるイタリア・チェルタルド市から直輸入された、イタリアワインやオリーブオイルも好評です。 …
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京都といえば、創業100年を超える老舗が集う場所。あらゆる伝統工芸や産業が集まっている町だといえるでしょう。西陣織もそのひとつ。優雅で繊細な絹織物は、うっとりするほど耽美です。西陣織を体験できる施設などご紹介します。 京都を代表する伝統工芸品「織物・西陣織」の特徴 昭和51年2月26日付で国の伝統工芸品に指定された高級絹織物の「西陣織」。京都を代表する織物なので、まるで京都にそういう地名のところがあるように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。西陣とは西陣織工業組合の登録商標であり、特にひとつの区域を限定したものではないのです。 主に京都市の北西部に位置する上京区、北区を中心に、南部の丸太町通、北部は上賀茂、東部は烏丸通、西は西大路通のあたりを境界にして、それらの地域に囲まれたところで西陣織は生産されています。そして、西陣という地域に加えて、多品種少量生産ということと、西陣で作られる先染めの紋織物というところが西陣織の特徴です。 また、西陣織は企画・図案からはじまって意匠紋紙、糸染、整経(セイケイ)、綜絖(ソウコウ)、金銀糸、絣加工等、実に多くの工程を経て作られます。織機は、綴機、手機、力織機の3種類があり、そこから生み出される品種(種類)は、国が指定しているだけで12種類もあるのです。能衣装や着物、帯などをはじめ、ネクタイやショール、バッグなど多彩な商品が作られています。 伝統工芸品・西陣織の品種・種類 Marina Inoueさん(@marinaswoooorld)がシェアした投稿 – 12月 5, 2017 at 9:38午後 PST 西陣織には、国が指定している12の品種があります。なかでも代表的なものをいくつかご紹介しますと、ひとつは「綴(つづれ)」です。平織りから発展した折り方で、横糸を紡ぐことで絵柄を出す方法です。そのため、縦糸に比べて横糸は3~5倍も密度が大きいのが特徴で、縦糸を包むように織っていきます。 そのため、まるで縦糸が存在しないように見える品種です。複雑な絵柄になると、丸1日かけても1cm四方しか織ることができないこともあります。それとは逆に、経錦(たてにしき)は経糸で地模様を織りなす品種です。 3色の糸で模様を描いていく場合、3本3色の糸を1組にして紋様を描きます。あまり複雑な絵柄には向かないのですが、多彩な色の変化を楽しめるのが特徴の紋様です。 他にも、「緯錦(ぬきにしき)」や「緞子(どんす)」、「風通(ふうつう)」など歴史的な品種があり、なかには「ビロード」、「紬(つむぎ)」など一般によく知られているものもあります。 京都でできる西陣織体験 Honamiさん(@hnmmkjks)がシェアした投稿 – 8月 29, 2017 at 8:07午前 PDT 西陣織の着物や帯、小物などは見ているだけでも、その繊細かつ豪華な織物に酔いしれることができますが、実際に京都では自分で織って体験することもできます。西陣織工業組合が主催する教室なのですが、「手織り体験」ではミニ手機を使用して約20cm×30cmのテーブルセンターを織ります。小学5年生から参加することができ、時間は40分、参加費は一般2,000円、学生1,700円です。作ったテーブルセンターは、持ち帰れます。 また、純国産の絹糸を使用したオリジナルマフラーが作れる教室も。こちらでは約20cm×180cmの美しい色合いのマフラーを作ることができ、シルクならではのツヤや色合いを楽しめます。一回あたり6名の教室で、大人が5,800円、学生は4,500円です。 …
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出典:写真AC 険しい山々に囲まれた奥秩父の自然は、四季折々の美しい姿で訪れる人たちを楽しませてくれます。 道の駅あらかわを初めて訪れた人の中には、東京から決してアクセスが悪くない場所に大自然が色濃く残っていることに驚く方も少なくないのではないでしょうか。 奥秩父の大自然と共存しながら暮らし続けてきた奥秩父の人たちの力強さを味わうために、道の駅あらかわの存在は非常に魅力的だと言えるでしょう。情報の更新頻度は高くはないですが、道の駅あらかわの公式サイトを利用して道の駅あらかわの魅力を探ってみてください。 道の駅あらかわ公式サイト:http://www.michinoeki-network.jp/arakawa/index.html 埼玉県に関する本はこちらがおすすめです。 埼玉県に関するおすすめの記事はこちら。 道の駅ちちぶを紹介|人気スイーツやお土産、体験スポットも紹介 長瀞のかき氷おすすめ6選|有名な老舗店から隠れ家店まで紹介 デートスポット9選in埼玉|定番スポットから穴場スポットまで この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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「私の友人は乗り気ではなかった見合いの席で今の奥さんと知り合い、最初はどうなることかと心配だったが、これぞ合縁奇縁、お互いに昔からの家族のように相手を思いやって幸せそうだ」などというときに用いる「合縁奇縁」という言葉の意味をご存知でしょうか。 合縁奇縁は普段それほど頻繁に目にする言葉ではありませんが、使い方を知っておくと意外と便利な言葉といえます。そこで、合縁奇縁という言葉の意味や由来、使い方などについてご紹介していきます。 合縁奇縁の意味 出典:写真AC 合縁奇縁という言葉は、不思議な巡り合わせ、人と人との縁を意味しています。主に男女の関係や夫婦などの関係で使われることが多いですが、友人関係や親子関係などで合縁奇縁という言葉を使っても間違いではありません。 合縁というのは気が合うこと、惹かれ合うことなどを指しており、奇縁という言葉は不思議なめぐりあわせ、常識や理屈では考えられなかった縁を指しています。そのため、特に不安視もされず、スムーズにお互いがひかれあっている関係性や、これまでに一切問題がなくうまくやっている関係性についてはあまり使う言葉ではありません。 合縁奇縁の由来 もともと、合縁奇縁という言葉は仏教の「愛縁機縁」という思想からきています。人と人とのつながりは、仏教で言うところの因縁によるものであるという意味です。 また、近松門左衛門の浄瑠璃にある、「心中宵庚申」にも合縁奇縁という言葉が見られます。登場人物の妻と母親がたいそう仲が悪い様子を見て、「人には合縁奇縁、血のつながった親子でも仲が悪い場合もあれば、たまたま船が一緒になった見ず知らずの人でも可愛らしいと思うことがある」と語る場面があります。 血のつながりや出会ってからの時間などは関係なく、不思議な巡り合わせというものがあることを納得させる言葉です。 合縁奇縁の例文 出典:写真AC 合縁奇縁という言葉は、意外性のある相性の良さを語るときによく使われます。 例えば、「彼らは仕事の上ではいつも意見が対立していたのに、結婚してからは育児から家事に及ぶまで、完全に同じことを考えているように見える。合縁奇縁というのはああいう夫婦を言うのだろう」などのように、本来合わないと思われていた二人が良い縁であったときに用いるとよいです。 また、相性の良さだけでなく、不思議なめぐりあわせの良さでも用います。例えば、「あの二人は生まれも学校も職場も全く違うのに、一度はクルージングの船の中で、次は出張先の会議室で、三度目は海外旅行先で偶然出会ったそうだ。まさに合縁奇縁だ」というように使います。 日本人なら知っておきたい国語の知識「国語」の記事一覧 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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沈香は、じんこうと読みますが、果たして何のことだか想像がつきますでしょうか? これは、香木の一種です。香木と言われてもピンと来ないかもしれませんが、香りのする木材です。白檀(びゃくだん)という言葉なら聞いたことがあるのではないでしょうか。 沈香と白檀は、香木の二大巨頭とでもいうべきものなのです。沈香は、貴重な存在なので白檀よりもずっと価値が高いものです。その強い香りから、線香やお香に使われています。 沈丁花という花の名も、「沈」に関しては沈香から来ています。沈香よりも、伽羅(きゃら)がその名を知られているかもしれませんが、伽羅は沈香の中で質の良いものを指します。 沈香の特徴 photo by Agarwood For Life™ 沈香は、水に沈むことにその名前の由来があります。水に沈む木というのは紫檀・黒檀など非常に少ないですが、沈香の場合は原木が重いわけでなく、樹脂の多さで比重が高くなっているのです。沈香の樹脂は、樹液がバクテリアの働きにより、長い時間を掛けて固まったもの。 樹液は常に出るものではなく、原木である沈香木などジンチョウゲ科の木が、病気や害虫、風雨などから身を守るために、損傷を負った部分の防御のため分泌するものです。すべての沈香木が香りを発するわけではなく、また人工的に作り出すのは困難です。 さらに時間も要し、高品質の沈香が生まれるまでには100年以上かかるとされています。だからこそ価値が高く、伽羅に関しては、金よりずっと高い値で取引されています。沈香の産地は、インドから東南アジアに掛けての地域です。 沈香の歴史 photo by Agarwood For Life™ 沈香が日本に入ってきたのは大変古く、日本書紀にもその記録があります。淡路島に香木が漂着したという内容なのですが、なんと推古天皇・聖徳太子の時代、595年のこと。漂着した香木を、燃料としてたまたま火にくべたところ遠くまで良い香りが漂ったため、貴重品だとして朝廷に献上したのです。 そのままで香る白檀と違い、熱して初めて香りの出る沈香らしいエピソードです。今でも、淡路島西岸の枯木神社の御神体は香木です。10世紀頃には、正倉院に収蔵されている香木、蘭奢待(らんじゃたい)が伝わりました。これも伽羅に分類されます。 足利義政、織田信長など時の権力者が、蘭奢待の一部を切り取って所持してきました。特に信長と蘭奢待には多くの逸話が残されています。普通は香りというものは年月と共に消えるのですが、蘭奢待に関しては、今でも香りが残っているといいますから大変なものです。 南北朝時代には香道が発生し、それまでの権威になびかない婆沙羅大名を中心に盛んとなりました。戦国時代になると、香木の入手が権力の象徴となり、前述の信長の他、徳川家康なども積極的に香木を集めます。天下を掛けて戦う戦乱の時代は、戦いに勝って香木を得るものでもあったのです。 沈香の香りは精神を鎮静化されるものであり、戦いに挑む武士には大変大事な存在でした。そして幕府を開いた家康は、東南アジアとの朱印船貿易において、伽羅を大量に買い付け続けました。家康が集めた香木・香道具は2600点に及び、世界でも屈指の香木コレクションとなっています。 【香りを聞く】香りの道を極める『香道』とは? 調香師の仕事を紹介|気になる年収やなり方は? この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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お洒落な雰囲気で知られ、住みたい街ランキング上位常連の、吉祥寺の隣に位置するのが通称「西荻」と呼ばれる西荻窪駅です。 1日の乗降客数約45,000人と都内の中央線沿線の駅としては少なめで、カフェや喫茶店、雑貨店、ベーカリー、アンティークショップ、古書店などが立ち並ぶ落ち着いた雰囲気の西荻窪は女性ファッション誌に取り上げられるなど静かなブームとなっています。 下町とも違う独特の雰囲気を求めて西荻窪を訪れる人達に人気なのが西荻窪グルメを気軽に楽しめる「西荻ランチ」です。今回は、西荻窪のおすすめのランチスポットを紹介します。 西荻窪のおすすめランチ①石見銀山 群言堂 西荻窪 暮らしの研究室 旧店名りげんどう 出典:Flickr 西荻窪駅南口から徒歩約2分、中通街アーケードを抜け道路を渡り路地に入ると、昭和初期に建てられたノスタルジックな木造住宅をリノベーションしたカフェ「石見銀山 群言堂 西荻窪 暮らしの研究室・旧店名Re:gendo(りげんどう)」に辿り着きます。 石見銀山 群言堂 西荻窪 暮らしの研究室は、島根県で「群言堂」などのブランド名で衣類や雑貨を販売する「株式会社石見銀山生活文化研究所」が「食と雑貨を通して島根の文化を伝える場」をコンセプトにプロデュースし、運営しています。 11:00~14:30のランチタイムに提供されるランチメニューも素朴ながらも心がこもった月替わりの「むすび膳」、「にぎり膳」と古き良き日本を彷彿させるメニューを提供しています。 石見銀山 群言堂 西荻窪 暮らしの研究室では「出汁取り教室」や「金継ぎで器をなおそう」など様々なワークショップも開催されています。 【店舗情報】 ・住所:東京都杉並区松庵3-38-20 ・アクセス:「西荻窪駅」より徒歩2,3分 ・営業時間:11:00~18:00 ・電話番号:(03)5941-8664 りげんどう (Re:gendo)の詳細情報はこちら│食べログ
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【意味】 人の意思や、置かれている環境に身を任せる・随意に従うこと。 【由来】 「まにま」という言葉に格助詞の「に」がくっつき、「まにまに」という言葉が成立したことから。 【類語】 「随意に」「~に従って」「~儘」「~につれ」 【対義語】 「不随意」「強制」「強いる」「反抗する」「抗う」 【英訳】 「give oneself to ~」「surrender oneself to」 出典:写真AC まにまにという言葉は成り行きに身を任せる様を指します。 これは人の意思や、置かれている環境に身を任せる・随意に従うという意味になります。 「波のまにまに」と言えば、波に誘われるままにという意味になります。 このほか、「~につれて」や、「~とともに」という意味があります。 いずれも、自分の意思でなく、周囲や環境とともに受動的に変化していく様子を表しています。 現在では短縮されたり変化して使われる「~のままに」や「まにま」とも表現されます。 まにまにの成り立ち 出典:写真AC まにまにという言葉の由来はとても古く、日本の古語や百人一首などに見られる言葉です。 日本最古の和歌集である万葉集にも「まにまに」や、それと同義の「まにま」という言葉が使われていますね。 「まにま」という言葉に格助詞の「に」がくっつき、「まにまに」という言葉が成立し、使われるようになったと考えられます。 まにまにの使い方 出典:ぱくたそ 日本の古い歴史を感じる「まにまに」という言葉が使える場面というのは、現代の私たちにはあまり想像出来ませんよね。 …
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お食い初めとは子供の成長を祝う伝統行事です。百日祝いとも呼ばれており、生まれてから100日目~120日くらいに行います。古くは平安時代から始まった行事で、日本はもとより中国や韓国で行われることも。新しく生まれた我が子が食うに困らないように、という願いがこめられています。 食器に赤飯や魚、汁物の一汁三菜をお盆やお膳にのせて出します。食器は漆器で箸は柳で作られたものを、この日のために用意します。母方の祖父母が送るのが一般的です。生まれてから百日では大人と同じものは食べられないので、赤ちゃんの口元に持っていき食べさせる真似をしましょう。 親族内の年長者が行う決まりがありますが、近年では家族内で行うことも多いため両親が行うことも多いです。男児ならば男性、女児ならば女性が儀式を行います。 また、用意した料理の中に小石を入れるのも昔からの習わしです。歯が丈夫に育つように、お箸で小石を挟んでから箸先を歯茎や乳歯に優しくあてます。 石は神社から貰ったり、許可をとってから境内で拾ったり、最近では食器とセットで販売しているものも。使用した石はお食い初めが終わった後は境内に戻します。 地域によって献立の内容や実施する日にちは異なりますが、食器にのせて食べさせるフリをする、というのは日本全国で共通しています。 お食い初めの食器の相場 出典:写真AC お食い初めの食器には様々なものがあります。一昔前は家紋をいれた漆器の注文が一般的でしたが、最近では手軽に購入できるものや、いろいろな材質のものが増えてきています。 基本的にはお膳と飯碗や平椀などのセット販売です。漆器で家紋を入れた食器を購入すると2万円ほど。プラスチック製の食器ならば3千円ほどでも手に入ります。お食い初めが終わった後に使えるように、離乳食用の食器を代用する方も多いのです。 最近は手軽に購入できる通販サイトでのお食い初め用の食器購入が一般的になりました。通販ならば漆器でできた上質なものが、比較的安い料金でてにはいります。したがって、お食い初め食器の一般的な相場は5千円~1万円ほどです。 お食い初めの食器の選び方 出典:写真AC お食い初めの選び方は性別によって異なります。一般的な性別のイメージと違うので、選ぶ時は間違えないように気をつけましょう。男児ならば全体が朱色、女子の場合は外側が黒で内側が朱色のものを使います。 昔は朱色は位が高い人が身につける色だったので、女性よりも男性が優位だった時代の名残と言えます。男女平等になった今、伝統のみが残っている状態です。ただし、食器の色が逆の地域もあるのでお気を付けください。 男女でお膳の高さが違う場合もあるので、親族や周囲の方に確認しておくと良いでしょう。 色以外だと蒔絵や絵付けの柄が異なることもあります。女児ならば花、男児ならば菖蒲や日輪があしらわれます。ただ、お食い初めの食器を専用の食器や漆の食器以外で代用する場合、色を気にする必要はありません。気に入ったものを自由に選びましょう。 【七五三参りはいつ行くの?】七五三の適当な時期を紹介 【子供の成長を願う】お食い初めの定番メニュー7選と意味 【赤ちゃんの通過儀礼】お食い初めの石って何? この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう