【創業100年】松根屋のおすすめ扇子12選!|普段使い・贈り物・体験プランもご紹介

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粋がおすすめする「松根屋」とは

松根屋とは、東京都の老舗が数多くのこる浅草エリア(浅草・蔵前・浅草橋)の浅草橋に店を構える扇子と団扇の専門店です。松根屋は大正3年に創業し、100年以上の歴史があります。グッズ製作や松根屋オリジナル商品も手掛けており、100年続く昔ながらの扇子や団扇の良さを活かしながらも、現代のアーティスティックな部分も取り入れた商品を取り扱っています。

店内に入ると、壁一面に色鮮やかな扇子が飾られており、とても楽しい空間が広がっています。浅草橋駅より徒歩3分とアクセスも良いので、浅草エリア(浅草・蔵前・浅草橋)に訪れた際にはぜひ一度立ち寄っていただきたい名店です。

ここからは、そんな松根屋の扇子の中からおすすめ扇子を厳選してご紹介します。

松根屋おすすめの扇子その1

【手書きオリジナル扇子】


出典:松根屋

まず初めにご紹介する松根屋おすすめの扇子は手書きオリジナル扇子です。

こちらの扇子は1本1本すべて手書きで描かれています。そのため、それぞれに味があり世界に二つとない味のある扇子となっています。

また、こちらのデザインを描いたのは「柏原晋平さん」というアーティストです。この方は、絵画や水墨画を独自で習得し、松根屋の扇子以外にも、屏風や着物、Tシャツなど様々な作品のデザインを手掛けています。

まさに、松根屋の扇子の中でもアーティスティックな扇子といえるでしょう。若い方からご年配の方まで幅広くお使いいただける点もおすすめポイントです。

松根屋おすすめの扇子その2

【十二支オリジナル扇子】


出典:松根屋

次にご紹介する松根屋おすすめの扇子は十二支オリジナル扇子です。

こちらも、上記に紹介した扇子同様、柏原晋平さんのデザインとなっています。ただ、こちらの扇子は手書きではなく、シルククリーン印刷とよばれる方法で原画を転写しています。そして、パール引きがなされているため上品な光沢があります。

また、このコラボ扇子は毎年限定100本のみの販売となっているので、お求めになる方は早めのご購入をおすすめします。

松根屋おすすめの扇子その3

【唐木骨】


出典:松根屋

続いてご紹介する松根屋おすすめの扇子は唐木骨と呼ばれる扇子です。

こちらの扇子では、扇子の骨に「唐木染め」とよばれる技法が用いられています。そもそも、唐木とは紫檀(したん)や黒檀(こくたん)などの高級木材のことを指し、遣唐使の頃に多く輸入されたことから名づけられました。唐木染めは国産の木を塗装して唐木のように見せる方法です。

白木(そのままの木地)に比べて深い茶色のような色味をしており、味のある作品に生まれ変わります。

松根屋おすすめの扇子その4

【黒塗骨】


出典:松根屋

次にご紹介する松根屋おすすめの扇子は黒塗り骨の扇子です。

黒塗り骨の扇子は茶道や日本舞踊などの際によく見られますね。上品で品格のある仕上がりとなっているため、着物にも合い、お土産やプレゼントなどにもおすすめの扇子です。

中には、金箔をあしらっているものもあり、扇子上級者の方やご年配の方におすすめです。

松根屋おすすめの扇子その5

【煮すす骨】


出典:松根屋

続いておすすめする松根屋の扇子は煮煤竹(にすすたけ)で作られた扇子です。

煮煤竹とは、自然な状態の竹を灰で煮て染めたものをいいます。この煮煤竹を用いた扇子になります。若干、唐木骨に似ていますよね。煮煤竹のほかにも、煙を人工的に作り燻して(いぶして)加工する焼煤竹という技法もあります。

煮煤竹の扇子は様々な柄があり、男性におすすめの富士山などの粋な柄から桜の花や猫などの可愛らしい柄まで豊富にあるので、柄を重視したい方におすすめです。

松根屋おすすめの扇子その6

【螺鈿】


出典:松根屋

次におすすめする松根屋の扇子は螺鈿(らでん)があしらわれたものです。

写真を見てみると、親骨の部分にちょこんと螺鈿があしらわれています。主張しすぎず、さりげないポイントの螺鈿が可愛らしいですよね。

螺鈿(らでん)とは貝殻を用いた装飾技法のことで、独特の輝きを帯びています。大人な女性に大人気の螺鈿の扇子は、女性におすすめの扇子です。

松根屋おすすめの扇子その7

【短地】


出典:松根屋

続いてご紹介する松根屋おすすめの扇子は短地と呼ばれるものです。

見ての通り、今までの扇子と違い、骨部分と扇子の地の部分の比率が変わっています。短地はその名の通り、地の部分が短い扇子のことです。

短地扇子は高級扇子に多くみられます。人とは違ったもの、ワンランク上の扇子をお求めの方におすすめの扇子です。

松根屋おすすめの扇子その8

【江戸扇子】


出典:松根屋

次にご紹介する松根屋おすすめの扇子は江戸扇子です。

江戸扇子とは、もともと京都で生まれた扇子づくりが江戸に伝わり独自の発展を遂げた扇子です。江戸扇子の特徴は、扇骨の数が14〜15本と少なく、しっかりとした扇骨に折り幅が広いのが特徴的です。骨太なその形状やデザインからは男性的な印象を受けます。

女性では、訪問着やお洒落着におすすめな扇子です。

松根屋おすすめの扇子その9

【スペイン扇子】


出典:松根屋

続いてご紹介するおすすめの松根屋の扇子がこちら。これまで見てきた日本の一般的な扇子とは一味違いますね。

スペイン扇子は昔、日本の扇子を好んだ宣教師がポルトガルで広めたことから生まれたと言われています。そんなスペイン扇子の特徴は形にとらわれないこと。日本の扇子と違って形が異なり、色鮮やかなものが多いです。松根屋では、伝統的な日本の扇子以外にもこのような海外の扇子も手掛けています。

人とは一味違った扇子をお求めの方におすすめの扇子です。

松根屋おすすめの扇子その10

【浮世絵】


出典:松根屋

次にご紹介するおすすめの松根屋の扇子が浮世絵の描かれている扇子です。実用的に使うことはもちろん、飾り扇子として楽しんでみても良いですね。

日本らしい浮世絵の扇子は外国人の方へのお土産にもおすすめです。

松根屋おすすめの扇子その11

【写楽画】


出典:松根屋

続いてご紹介する松根屋のおすすめ扇子がこちら。写楽画が描かれている扇子です。

写楽画とは、東洲斎写楽が描いた絵画のことを言います。東洲斎写楽は、主に歌舞伎役者の似顔絵を描いていました。こちらの扇子は、寛政6年の「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」を木版刷しています。

松根屋おすすめの扇子その12

【渋扇】


出典:松根屋

最後にご紹介する松根屋おすすめの扇子はこちらの渋扇(しぶせん)です。

渋扇とは、渋柿を絞った汁で何重にも塗り重ねた扇子です。これは、古くからある技法で、防水・補強効果があります。写真を見てわかるように、落ち着いた渋い色合いと綺麗な光沢が特徴です。

非常に味わい深い渋扇は、長くお使いいただける粋な扇子となっています。

扇子は、100年続く松根屋がおすすめ

100年続く松根屋の扇子はどれも魅力的なものばかりでしたね。派手すぎず、シンプルなデザインの扇子がなんとも日本らしさを感じさせます。

扇子はハンカチと同様、身だしなみの一つとして欠かせないものでした。今一度、日本文化を見直して扇子に親しんでみてはいかがでしょうか?

松根屋さんでは、オリジナルブランドも手掛けています。その名も松扇堂(しょうおうどう)。是非チェックしてみてください。

【松根屋】

住所:東京都台東区浅草橋2-1-10
アクセス:JR総武本線「浅草橋駅」より徒歩3分
松根屋URL:https://matsuneya.jp/
松扇堂URL:http://showohdo.handcrafted.jp/

大人の職場体験予約サイト「ココロミル」では、松根屋で名入り扇子がもらえる団扇作り体験を行っています。

【松根屋】創業100年以上の老舗から学ぶ!名入れ扇子&うちわ作り体験

今回ご紹介した松根屋さんでは団扇づくりも行っています。こちらの体験では、お土産に名入れ扇子がもらえて、団扇作りが学べる体験となっています。

松根屋さんの100年続く伝統技術を間近で見れる貴重な体験です。小さなお子様から大人まで楽しめること間違いなし!是非、体験してみてください。

体験先:株式会社松根屋
住所:東京都台東区浅草橋2-1-10
アクセス:JR総武本線「浅草駅」より徒歩3分
体験時間:10:30 ~ 13:30 (3.0時間)
体験費用:5,600円

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