出典:写真AC 鎌倉は源頼朝が興した幕府が置かれた土地としても有名です。 源頼朝ゆかりの神社で、静御前が夫・義経を想う舞を舞ったのが、湘南エリアの観光地として最も有名な「鶴岡八幡宮」です。 今から約960年前に鎌倉の由比郷鶴岡(現材の木座1丁目)に鶴岡若宮として創建され、約120年後に現在の場所へ移されました。 源家や北条家の守護神、戦の神として崇められ手厚く保護されたことは、正式な参道が湘南海岸の1つ由比ヶ浜から始まり、全長約2キロにも及ぶことから推測されます。 現代に残される本宮前の大石段や朱色の本宮、源平池からは時代を超えて源氏の武者達の息遣いが聞こえてくるようです。 緑が色濃く残されているのも現代社会を遮断する結界のようで素敵ですね。 現在は勝運や決断力、行動力の向上を含めた仕事運、合格運、健康運が向上することや、家族円満、縁結びなどのご利益がある神社として多くの地元民や観光客の参拝が絶えない人気スポットです。 【アクセス】JR横須賀線鎌倉駅下車・東口から徒歩約15分 湘南でおすすめの観光スポット 鎌倉エリア③銭洗弁天 出典:写真AC 湘南エリアのみならず、全国的に有名なのが鎌倉の「銭洗弁天」です。 今から約850年前、夢の中で宇賀神から「この地に湧き出す水で神仏を供養すれば、天下泰平の世が訪れる」とお告げを受けた源頼朝が夢に従い佐助ヶ谷の岩壁を訪れたところ、岩壁に湧く霊水を発見し、そこに洞を穿ち社を建て宇賀神を祀りました。 後に北条時頼がこの水で銭を洗い、一族繁栄を祈ったのが「銭洗」の起源だと言われています。 源頼朝が夢でお告げを受けたのが巳の日であったことにちなみ、また弁財天の縁日である巳の日は特にご利益があるとされ、多くの観光客や参拝者で一段と賑わいを見せています。 一族繁栄、商売繁盛、金運上昇のご利益があると言われているので、全国から訪れた「銭洗い」を行う観光客・参拝者たちの屈託のない笑顔や賑やかな話し声が銭洗弁天の魅力だといえます。 【アクセス】JR横須賀線鎌倉駅下車・西口から徒歩約20分 湘南でおすすめの観光スポット 鎌倉エリア④長谷寺 出典:写真AC 湘南エリア屈指のアジサイの名所、紅葉の名所として知られるのが、花寺の別名を持つ長谷寺です。今から約1,300年前、大和(現在の奈良)の長谷寺の開祖である僧侶・徳道が十一面観音像を本尊として開山したと伝えられています。 格式の高い寺院として足利尊氏、足利義満、北条氏康らの寄進をうけ、徳川家康からは朱印状を受けています。 江戸初期に浄土宗に改宗した後、第二次世界大戦終結後に独立し単立の寺院となりました。 歴史ある寺院だけに、長谷寺には多くの重要文化財やその他の文化財が保管されていて、 境内の「観音ミュージアム」で参拝者に公開されています。 今に残される匠たちの技術は見るものを圧倒する迫力です。 花寺の呼び名の通り、初夏には長谷寺に続く眺望散策路で約40種類、2,500株が群生するアジサイの花が咲き乱れます。 その他にも境内のいたるところでフジやボタン、ツツジなどの花々が1年を通して花を咲かし、湘南に訪れた観光客や参拝者の目を楽しませてくれます。 【アクセス】JR横須賀線鎌倉駅下車、鎌倉駅から江ノ電長谷駅下車徒歩約5分 …
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出典:浅草 飴細工 アメシン 「アメシン」は、浅草に店舗を構える飴細工屋さんです。アメシンには、今にも動き出しそうな、艶やかで精密な生き物をモチーフにした飴細工が、たくさん展示、販売されています。 その仕上がりは、誰もが感嘆の声を上げるほどのクオリティです。これらの飴細工は、風情のある浅草土産として人気を博しています。また、外国人観光客も多く足を運んでいるスポットでもあります。 【店舗情報】 浅草 飴細工 アメシン 花川戸店 所在地:東京都台東区花川戸2−9−1堀ビル1F 営業時間:10:00~18:00 東京スカイツリー・ソラマチ店 東京都墨田区押上 1−1−2 東京スカイツリータウン・ソラマチ4階イーストヤード11番地 ※販売に関しては、ソラマチ店に全ての商品が揃っており、体験教室開催と一部商品の販売が花川戸店になります。うちわ飴も時期によって花川戸店では売り切れる可能性があります。 アメシンの飴細工の魅力 出典:浅草 飴細工 アメシン アメシンの飴細工は、古くから伝わる日本の伝統文芸です。 90°まで熱を与えた飴細工を、素手とハサミを使って、様々な造形に仕上げていきます。温めると柔らかくなる飴ですが、すぐに硬くなってしまうので、数分で仕上げなければいけないのが難しいところ。 そんなわずかな時間で作ったとは思えない美しい飴細工は、熟練されたアメシンの職人ならではのクオリティなのです。 元々は、8世紀ごろからある文化で、江戸時代には、庶民の娯楽として定番となりました。そんな文化が、現代にも脈々と受け継がれているのです。外国にも胸を張れる、日本独自の文化だと言えるでしょう。 アメシンで体験できる飴細工つくり 出典:浅草 飴細工 アメシン アメシンでは、一般のお客さんでも飴細工作りに挑戦できます。体験教室で作るデザインは、初心者でも挑戦しやすい「ウサギ」が中心です。 すでに販売されている飴細工を持ち帰るのも良いですが、自分で作った飴細工なら、より気持ちの入ったお土産になってくれるでしょう。 …
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障子紙とは普通の紙とは違い、強度が高く太陽光などの光の透過が良く、通気性もよく、さらに変色しにくいという特徴をもっている、障子を張る際に使う紙のことをいいます。 かつては楮(こうぞ)を原料にした手すきの和紙を使用していましたが、現代では化学繊維を用いたものも普及しています。 障子紙は自分で張り替えることができる! 自分でできる障子紙の張り替え方には、最も一般的な「のり張り」、便利で簡単な「両面テープ張り」、そして剥がす時にも手軽な「アイロン張り」の3種類の方法があります。 わざわざ業者さんに頼むことなく、どの方法でも自分で手軽に障子紙を張り替えることができますので、障子のあるご自宅では是非挑戦してみましょう。 障子紙を張り替える際に必要な道具・材料 出典:写真AC 障子紙を張り替えるためには、それに適した専用の道具や材料が必要になります。それぞれの張り替えの方法別に、どのようなものがあるのか、実際にご紹介していきましょう。 「のりで貼られた障子紙を剥がすために必要な道具」 ・障子剥がし剤(なくてもできるがあれば便利) ・スポンジ ・ヘラ ・雑巾 「両面テープで貼られた紙を剥がすために必要な道具」 ・ドライヤー ・ヘラ(両面テープのべたつきが残っていた時にあると便利) ・雑巾 「アイロンで貼られた紙をはがすために必要な道具」 ・アイロン ・スポンジ ・ヘラ ・雑巾 「のり張りに必要な道具」 ・定規(できれば専用カット定規) ・カッター(できれば専用カッター) ・のり用トレイ ・のり刷毛 ・マスキングテープ(なくてもできるがあれば便利) 「のり張りに必要な材料」 ・のり張りタイプの障子紙 …
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私たちの身の回りには「包丁」や「自動車」など金属を加工した製品であふれています。金属の加工方法はたくさんありますが、なかでも「鋳造」と「鍛造」が主に有名な加工方法として挙げられるものでしょう。 今回はこの2つの違いやメリット・デメリット、特徴をご紹介します。 鋳造(ちゅうぞう)とは 出典:写真AC 鋳造(ちゅうぞう)は古い歴史を持つ金属加工の方法です。日本では青銅器や大仏の建立で鋳造(ちゅうぞう)の技術が使われていました。 鋳造の作り方は、作りたい型をあらかじめ制作し、その型に熱してドロドロに溶かした金属を流しいれて冷やし固めるというものです。鋳造はどんな複雑な形であっても、鋳型を作ってしまえば比較的容易に加工することができます。また、大量生産も可能です。 鋳造(ちゅうぞう)はそれぞれ金属の特性を活かすことができる加工方法です。現在では、強度や見た目に優れた鋳物の製造にも鋳造の技術が使われています。 鍛造(たんぞう)とは 出典:写真AC 鍛造(たんぞう)も鋳造(ちゅうぞう)と同様に古い歴史を持つ金属加工の方法です。私たちの生活に身近な「包丁」や「自動車」から空を飛ぶ「飛行機」の部品にまで鍛造(たんぞう)の技術が使われています。古来日本では、主に日本刀の製造において鍛造(たんぞう)の技術が使われていました。 鍛造の作り方は、金属をハンマーや金敷、金型などで圧力をかけて変形させるというものです。金属に熱を加えて変形しやすくしてから圧力をかけることもあります。 鋳造・鍛造の特徴は 出典:写真AC 鋳造(ちゅうぞう)の特徴 鋳造の特徴の1つ目として上記にもある通り、短時間で大量生産ができることが挙げられます。鋳造の場合、同じ型を何回も使うことができるのでこのことが可能になるのです。 鋳造の特徴の2つ目は、各金属の特性にあった製品を作ることができる点です。鋳造ではさまざまな金属が利用できるため、それぞれの特性を最大限に活かした製品を作ることができます。 鋳造の特徴の3つ目は、いかなる製品も製造可能という点です。以前は、薄い製品やデザイン性の高い複雑なものはあまり作れませんでした。しかし、近年では技術が進み様々な方法を用いてそれらの製品も作ることが可能となったのです。 鍛造(たんぞう)の特徴 鍛造(たんぞう)には、強度が強い製品を作ることができるという特徴があります。そのため、強度が必要な飛行機や自動車などの部品などあらゆる場面で鍛造が使われています。 鋳造・鍛造の違いを見てみよう 出典:写真AC 鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)は加工方法が異なることはもちろんですが、大きな違いとして「強度」が挙げられるでしょう。 鋳造は、溶かして液状にし形成するため内部に気泡ができてしまうおそれがあります。それによって強度が下がってしまうのです。また、厚みの異なる部分を冷やした際に内側から圧力がかかってしまう場合があり、これも強度を下げてしまいます。 一方で、鍛造は叩けば叩くほど金属の結晶が整うため鋳造と比べて強度が大変強いです。ですので、強度が必要な製品を作る際に鍛造の技術が使われます。 鋳造は、熱が加わっても変形しにくいため鉄道の部品やエンジン周りの部品など高温になりやすい箇所や熱を発する部分に使われます。 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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出典:pixabay 下駄や草履などの履物の、足をかける紐のことを鼻緒といいます。 鼻緒は2本の緒から成り立っています。まず最初に、履物のかかとより端にある2つの穴に太い緒の両端を通します。これが横緒となります。 次に、細い緒でその中央部分をくくりつけ、履物の前方真ん中にある前壺と呼ばれる穴へ通し結びます。 こうして「へ」の字の形になった鼻緒を、足の親指と人差指で挟むように引っかけて履きます。 このような形状の履物はとても歴史が古く、日本ではすでに古墳時代の遺跡から3つの穴が空いた「屐(げき)」と呼ばれる履物が見つかっています。 かつては、「鼻緒が切れると縁起が悪い」などといわれ、日本人の生活にとても密着していたものでした。現代でも、着物や浴衣を着るときには欠かせない、まだまだなじみ深いものの一つです。 鼻緒の言葉遣い 出典:写真AC 鼻緒はもともと、現在でいう前緒の部分だけを指す言葉でした。「鼻」というのは先端の意味があるので、そう呼ばれていたわけです。 しかし、江戸時代末頃には、前緒と横緒が合わせて売り出されるようになります。そのため、履物の緒をすべて指して鼻緒というようになっていったわけです。 鼻緒には、他にも独特の言葉遣いがあります。それが、「すげる」という言い回しです。 これは、前壺や両横の穴に緒を通す時に用いる言葉で、漢字では「挿げる」と表記します。細いものを通すという意味で、人形の首を挿し込む時にも用います。そこから生まれた「首をすげ替える」という慣用句は、今でもよく耳にします。 また、職人が鼻緒をすげ替える際には、鼻緒を「立てる」などと表現することもあります。 鼻緒の緩め方 出典:写真AC 下駄や草履がきついと感じるときは、鼻緒を緩めると履きやすくなります。 指先がきつい場合は、前緒を持ち上げてください。 ただし、指でつまむやり方では固くて引き上げられません。ペンチなどではさみ、布や木を土台にして、テコの原理で持ち上げましょう。 足の甲全体がきついときは、横緒を引っ張り上げます。 履物のかかと側を上にして、両横から親指で横緒を引っかけるように持ってください。そのまま履物をつかんで、ぎゅっと引き上げれば、次第に鼻緒も緩んでいくはずです。 いずれの方法でも、あまり引っ張りすぎると元に戻せなくなります。自分の足で確認しつつ、少しずつ緩めていきましょう。 もしも伸びすぎてしまったら、履物の専門店や呉服店などに相談してください。 履物の裏側から、結び目を目をほどく緩め方もあります。蓋がある場合は角鋲を外して開き、なかの芯縄をほどいていきます。結び方が独特なので、完全にほどいてしまうとやはり戻せなくなります。仮止めして少しずつ足に合わせ、最後にしっかり締め直してください。 ちなみに、軽装草履と呼ばれるウレタン製などの草履の鼻緒は、直接土台に接着されています。そのため、鼻緒を緩めることはできません。 そんな鼻緒の仕組みを深く知り、草履や下駄を作る浅草老舗和装履物辻屋本店さんでは、様々なデザインの素敵な鼻緒を作っています。 【浅草老舗和装履物辻屋本店】 住所:東京都台東区浅草1-36-8 アクセス:東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩3分 URL:http://getaya.jp/
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鑑みるという言葉の意味をご存知でしょうか? 日常会話では使用することが少ない言葉ですが、ニュースやビジネスシーンでは広く使用されています。「世界情勢に鑑みると、あまり良い方針とは思えない」テレビやラジオなどで、このように使われている所を聞いたこともあるでしょう。 しかし、意味を正しく理解していない人も多く、誤用されることもある難しい言葉です。考慮する、と同じような意味で使われることもありますが、これは大きな間違い。全く違った意味をもっています。 鑑みるの意味 出典:写真AC 鑑みるは、「かんがみる」と読み、前例やお手本と照らし合わせる、他と今回の例について比べながら考える、といった意味があります。主に物事を比較するときの文章なので、なにか参考にしたり、お手本になる例をあげた上でなければ、使用できません。なにかについて考える、といった使い方は間違いです。 基本的に良いものと比べる、過去のものを比べる、といった意味合いが強い言葉です。ビジネスシーンでは、先例を分析しながら次の行動を決める時に使います。また、~に照らし合わせるというように、「~に」後に続けるのが正しい使い方です。~を鑑みる、という使い方は間違いなので気をつけましょう。 鑑みるの由来 鑑みるの由来は、「鑑」という漢字からきています。この漢字の語源は「鏡」と同じで、鑑も同じ読み方である、かがみを使用します。鑑(かがみ)の音読みは「かん」、鑑を動詞化からきています。鑑みるは、鏡みる(かがみる)が変化したものです。 両方ともモノを映して見る、といった意味合いをもちますが、鑑のほうはお手本や規範といった意味合いが強く、「彼はビジネスマンの鑑だ」といった使い方をします。そこから転じて、鑑みるはお手本や学ぶべき前例と比較して、という意味でつかわれるようになりました。しかし今では、前例の良し悪しにかかわらず、広い意味で使用しています。 鑑みるの例文 出典:写真AC 鑑みるはさまざまな事柄を分析する時に使います。例をだして比較した結果をのべる時に使用します。 「父親の努力に鑑みて、自分を改めようと思う。」「過去の実績に鑑みた結果、今と違ったアプローチが必要だとわかった。」といった使い方が主です。硬い言葉なので、説得力をもたせるときに便利。 ビジネスシーンではプレゼンテーションでの使用がおすすめです。 鑑みるの類語・対義語 鑑みるの類語 ・照らし合わせるです。 2つ以上のものを比較するといった意味があります。ただ、鑑みるは過去の事例との比較が主なので、照らし合わせるのほうが使える範囲が広くなっています。 ・踏まえる なんらかの根拠を提示する、判断の基準にする、といった意味合いをもっています。ただし、比較対象のニュアンスが異なるため、鑑みるとの使い分けが大事です。 ・念頭に置く 考えや意見を心に留めておく、といった意味を持った言葉です。こちらは、重要な考えを常に持つ、という意味。比較する言葉ではないため、鑑みるとは意味が違います。 鑑みるの対義語 鑑みるに明確な対義語は存在しません。「鑑みる」に打消の助動詞をつけた、「鑑みない」が一番近いでしょう。ただし、「鑑みない」になると、本来の意味と少し変化します。リスクを考えない、といった意味になるので注意が必要です。 日本人なら知っておきたい国語の知識「国語」の記事一覧 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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「道の駅おかべ」は埼玉県北部、国道17号線の「深谷バイパス」沿いにある道の駅です。周辺は日本有数の野菜と花の産地で、肥沃な農地に囲まれ、新鮮な野菜の直売所としても親しまれています。 まず、道の駅おかべの基本情報は以下のとおりです。 【住所】 ・〒369-0201 埼玉県深谷市岡688-1 【アクセス】 ・公共交通機関:JR岡部駅より車で3分 ・車:関越道本庄児玉ICから国道17号経由で8.5km、約20分 【 営業時間】 (年中無休) ・直売所:8:30~20:00(夏季4~9月)8:30~19:00(冬季10~3月) ・物産所:7:00~20:00 ・飲食所:7:00~20:00 (各施設によって変動あり) 【電話番号】 ・TEL:048-585-5001 ・FAX:048-585-5020 【駐車場】 (無料) ・大型車:16台 ・普通車:264台(身障車2台) 道の駅おかべで楽しめるブランドねぎを使ったグルメ 出典:写真AC 野菜の一大産地である深谷市に位置する道の駅おかべの名産は、全国的にもブランドとして知られる「深谷ねぎ」です。 ねぎは冬野菜の代表格で、鍋をはじめ、炒めたり蒸したり、薬味としてもかかせません。 施設内の「つきたて・炊きたて・むすびたて」のおむすびをテイクアウトできる「百縁むすび」では、名産の深谷ねぎを使った「ねぎみそむすび」を味わうことができます。深谷名物ねぎの香ばしさとコクのあるねぎみそは、ピリ辛で甘く、ご飯との相性は抜群です。 また、同じ施設内の、和風で落ち着く雰囲気のなか食事ができる、「お食事処そば蔵」では、地元特産の新鮮な野菜を特製秘伝のつゆでじっくり煮込み、幅広の麺が特徴の郷土料理、「煮ぼうとう」がおすすめです。 道の駅おかべの人気スイーツ 道の駅おかべの人気スイーツは、地元牧場のしぼりたて生乳使用した「濃厚ジェラート」です。年齢や性別を問わず、幅広い層から好評で、スタンダードなラッテ(LATTE)をはじめ、深谷産とうもろこしの味来、いちご、かぼちゃをはじめ、季節限定品も販売されています。 …
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【意味】 たくさんの人たちが口を揃えるように同じことを言う様。 【由来】 釈迦の説法に感激して衆生が口々に賛嘆する様、堂に集まった信者が口々に念仏を唱えるさま。 【類語】 異口同辞(いくどうじ)・異口同声(いくどうせい) 【対義語】 諸説紛粉(しょせつふんぷん)・賛否両論(さんぴうりょうろん)・甲論乙駁(こうろんおつばく) 【英訳】 ー 皆さんは「次期社長への就任に社員たちは異口同音に賛成した。」 などの「異口同音」という四字熟語を聞いたことはありますか? そしてどういった意味があるのかをご存知でしょうか? 「なんとなくはわかってはいるつもりだけど、ちゃんと調べたことはないな…」なんて方も 多いのではないでしょうか 。 異口同音の意味 出典:写真AC 「次期社長への就任に社員たちは異口同音に賛成した。」などの 異口同音とは、たくさんの人たちが口を揃えるように同じことを言う様を表現した四字熟語で、大勢の意見が一致したという様を意味します。 上記の例文をわかりやすい言い方に変えると「次期社長への就任にたくさんの社員たちが賛成した。」となります。 異口同音の由来 出典:写真AC 読んで字のごとく、異口(いく)は、異なる口と書きますが、要はたくさんの人の口という意味、同音(どうおん)は同じ音を発すること。 元々は、仏典によく出てくる言葉で、本来は、釈迦の説法に感激して衆生が口々に賛嘆する様、堂に集まった信者が口々に念仏を唱えるさまなどを形容して言うものです。 異口同音の使い方 出典:Pixhere 上記のことを踏まえて例文を見ていきましょう。 「解説者が異口同音にジャイアンツの勝利を予想した」「 社員たちは社長の方針に対して異口同音に不満を語った」 …
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出典:写真AC 津軽鉄道は、青森県内を走る日本最北の私鉄です。路線距離が20kmあまり、駅数は12駅と小規模ながら、地元では通勤や通学に重宝されています。 津軽鉄道は五所川原市の津軽五所川原駅から北津軽郡中泊町の津軽中里駅までを結ぶ単線で、全線非電化のため、電車は走っていません。ローカル鉄道らしく、夏には津軽金山焼の風鈴に俳句の短冊を下げた風鈴列車が涼やかな音を奏で、秋には鈴虫のかごを車内に置いて虫の音を楽しめます。 冬になると、ダルマストーブで暖をとりながら雪景色を眺めることができるストーブ列車が走り、津軽鉄道ならではの体験ができます。 津軽鉄道で大人気「ストーブ列車」 出典:写真AC 津軽鉄道を走るストーブ列車は、昭和5年12月からスタートした歴史ある列車です。 戦時中は一時期、燃料不足のために中止したこともありますが、代を変えて今でも1日2回運行しています。ストーブ列車に乗るときには、ストーブ列車券を別途購入しなければなりませんが、煙突屋根につながった石炭ダルマストーブは非常に珍しく、また、近くに座ると暖かいため真冬でも快適に列車の旅ができます。 旅行客の中にはストーブ列車を目当てにしている人も多く、以前津軽鉄道で廃止の話が出た時にも全国から継続希望の声があがりました。天気の良い日はもちろん、雪景色や吹雪の日でも、どこか懐かしさを感じるストーブ列車の移動は人気があります。 津軽鉄道のラッセル車 出典:写真AC 津軽鉄道でも見かけるラッセル車は、毎年積雪量が多い地域でしか見ることができない、貴重な車両です。 日本国内では、旧型のラッセル車として現役で動いているものはわずか3両しかありませんが、そのうちの1両が津軽鉄道で今でも稼働しているのです。雪国では実用的な車両として欠かせませんが、現存する除雪作業中の旧型ラッセル車は鉄道マニアにとっても人気が高く、撮影ツアーなども行われています。 雪が降りしきる中、力強く雪を飛ばしながら走る姿は一見の価値があります。ラッセル車の回送時間は公開されており、その時間には線路沿いに多くのファンが待機しています。 季節ごとに変化のある津軽鉄道の駅弁 津軽鉄道では、季節ごとに内容が異なる駅弁を予約で食べることができます。春の津軽鉄道は、芦野公園を中心に桜が咲き誇り、花見客の利用者が増えます。この時期はさくら弁当が用意されており、さくら色に染まった黒米に地元野菜の煮つけやたけのこを使ったおかずなど、春らしいラインナップになっています。 秋には収穫されたばかりの津軽のお米をおにぎりと季節の炊き込みご飯にして、秋なすやごぼうなどの地元の秋野菜をふんだんに使ったおかずを添えた、いなほ弁当が出ます。冬には竹を編んだ弁当箱に、季節の野菜や地元のイカなどを使ったおかずを詰めたストーブ弁当が登場しています。 津軽とは仲が悪い?「八戸」のお祭り この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう
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2gの金を畳一畳まで薄く伸ばした金箔は、建物や装飾品には欠かせません。また、食料品にも多く使われています。 日本における金箔製造は、100%近くが石川県金沢市でなされており、金沢の名産品の一つです。それでは、なぜ金箔製造が金沢で発達したのでしょうか? 理由は一つではなく、さまざまな要因が複合したものとされています。 「雨の多い金沢の気候が、湿度・温度の点で箔の製造に適している」「水質が良い」「職人気質がはぐくまれており、みな忍耐強い」などが考えられます。 金沢の金箔の歴史 出典:写真AC 金沢で金箔製造が盛んになったことには様々な要因がありますが、加賀百万石で知られる加賀藩藩主の前田家が厚く保護してきたことが最大のものでしょう。 金箔製造が金沢でいつから始まったのか不明ですが、戦国時代にはすでに製造していたことは記録が残っていて間違いありません。 天守閣から調度品、すべてを輝かしく彩る金箔は、秀吉の黄金の茶室にも見られるように、まさに権力の象徴でした。 江戸時代には、経済統制を強める徳川幕府によって、金沢の金箔製造はその一切が禁止されてしまいます。しかし加賀藩が主体になって、幕府に背いて金箔が作られ続けてきました。 「九谷焼」「輪島塗」「加賀蒔絵」などは、いずれもこの時代に発展を遂げた伝統工芸で、金箔の製造なしには成り立たないものです。 そして、浄土真宗の盛んなこの地では、藩により仏壇の所有も奨励されていました。そして仏壇・仏具には金箔が必ず使われています。 ひそかに続けられた金箔製造が公認のものとなったのは、実に幕末の1845年でした。その後江戸幕府が倒れたことにより、統制のなくなった金沢金箔は一気に栄えます。体制が大きく変わる中で、江戸箔が途絶えたことも大きかったようです。 さらに第一次世界大戦により、欧州最大の金箔産地であったドイツが大打撃を受けたことにより、金沢の金箔が一躍クローズアップされることにもなりました。その後、第二次世界大戦の厳しい時代を経て、現在の発展があります。 金沢百万石まつり2018年の日程|前田利家役の芸能人も紹介 金箔貼り体験もできる!歴史ある金沢でできる伝統文化体験15選 この記事が気に入ったら いいね!を押して最新情報を受け取ろう