季節の花おすすめ8選!特徴・花言葉・見ごろ・水切り方法

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季節の花を長く楽しむには「水切り」が必要!


出典:Pixabay

季節の花には飾るだけで、生活に彩りを加え、潤いを与えてくれる効果があります。せっかく飾る季節の花ですから、できるだけ長持ちして欲しいと思いますね。花を生ける前に一工夫するだけで、活き活きとした季節の花を何日間も楽しむことができるので紹介しましょう。

植物である花には命があります。その命は茎から切り取られた瞬間に終わってしまうものではなく、大切に手当てをすることで永らえることが可能なのです。

そのために必要なことは「花に多くの水を吸収させてやること」です。花を生ける前にはタップリの水を張った大きめのボールなどに、茎の部分を浸して水の中で茎の変色している部分を切り落とします。「水切り」と呼ばれる方法なのですが、ポイントは茎を斜めにスパッと切り落とすことです。

切り落とすことで既に死んでしまい吸水できない茎の先端を処分できます。斜めに切るのは茎の切断面積が大きくなり、それだけ吸水効率が上がるからです。水の中で切るのは、花が吸水する導管に空気が入らないようにするためで、花は瞬間から吸水を始めます。

この時、気を付けたいのは切れ味の鋭い刃物を使うことです。切れない刃物は茎の内部の導管を潰してしまうので、水切りの効果が上がりません。水の量はなみなみに入れる必要はなく、茎の先が5~10cmほど浸かっていれば大丈夫ですが、花はドンドン水を吸水するので少なすぎると水が枯れてしまいます。

花を飾るのに浸かった水は最低1日1回は交換してください。この時水切りを行ってやるとさらに効果的です。また、ヌメリなどが出ている場合は綺麗に洗ってやると季節の花を長く楽しむことができますよ。

季節の花を飾り、時季の移ろいを楽しもう!


出典:Pixabay

様々な技術の進歩と共に、住宅環境や食料供給事情が大幅に改善され、便利な時代に成ったと言えます。しかし、それば同時に私たち日本人が、長い間大切にしてきた「季節感」が失われていることにも繋がります。自然界では花などの植物が、現代でも変わることなく季節を知らせてくれています。

1度体験した便利な生活を、今から捨てる訳にはいきませんから、せめて花を取り込むことで生活に季節感と潤いを演出しようと、ガーデニングなどが人気を集めています。昔から日本人は華道という伝統を持ち、花などの植物を生活に取り込みながら暮らして来ました。

季節の花を生活に取り込むことで、季節感を感じられる潤いのある生活が送れるのではないでしょうか。折々の季節の花に目を向けることで、今まで気づかなかった新しい世界が開けるかもしれません。

「花を極める」華道の記事はこちら

【日本独自の様式美】『華道』の奥深い世界を紹介

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