季節の花おすすめ8選!特徴・花言葉・見ごろ・水切り方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日々の生活に彩がほしいとき、私たちは時折花を飾ります。人工物にあふれている暮らしの中で、長い歴史を生きてきた四季折々の花たちが力をくれる気がしますよね。

ここでは、四季ごとに飾りたいおすすめの季節の花を紹介していきます。

春の花<ラナンキュラス>


出典:Pixabay

春の季節の花として知られるラナンキュラスは、3月~4月に薄紙細工のような色とりどりの花を咲かせます。葉の部分がカエルの足を連想させることから、ラテン語のカエル「rana」にちなんで名付けられました。

幾重にも重なった花びらは光や温度に反応して開閉し、大きく開くほど美しさが際立つのが特徴であり魅力だと言えます。近年品種改良が進み、毎年のように品種が発表されています。西アジアやヨーロッパの原産のため比較的暑さに弱く、秋に植えて春先に花を開き、暑い季節には休眠します。

切花としては晩冬から春先に出回るので、肌寒い季節の花だと言えますね。花言葉は「とても魅力的」や「華やかな魅力」ですが、色によって変化します。

例えば、赤は「あなたは魅力に満ちている」、紫は「幸せ」、白は「純潔」、ピンクは「飾らない美しさ」、オレンジは「秘密主義」、黄色は「細やかな心配り」などです。どれも魅力的な女性をイメージさせる素敵な言葉ですね。

花言葉 「あなたは魅力に満ちている」
「幸せ」
「純潔」
ピンク 「飾らない美しさ」
オレンジ 「秘密主義」
「細やかな心配り」
見ごろ 3月~4月

春の花<スズラン>


出典:Pixabay

春先の花として知られるスズランは香りが高く香水の原料としても用いられます。原産地は日本、アメリカ、ドイツと非常に広域ですが、現在日本で栽培されているものはドイツ品種の物が中心となっています。

君影草(きみかげそう)や谷間の姫百合とも呼ばれます。名前の通り、可憐な小粒の鈴のような花が数珠繋ぎに並んで花を咲かせている姿は非常に愛らしく、多くの人から愛されている花だと言えます。

名前は蘭ですが、蘭科ではなく百合科です。また可憐な見た目とは裏腹に有毒で、牧草地でも牛や馬に食べられずに残り群生していることもあります。開花時期は4~5月ですが、切花としては3月中旬ごろから出回り始めます。冬の終わりを告げ、春の訪れを知らせてくれるような春の季節の花だと言えますね。

フランスでは5月1日に愛する人にスズランの花束を贈る習慣があります。「ミュゲー(スズラン)の祭日」と呼ばれ、贈る人に幸せが訪れると言われています。花言葉は「無意識の美しさ」や「純粋」です。

花言葉 「無意識の美しさ」「純粋」
見ごろ 4月~5月
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するキーワードから探す