恋する気持ちはどの時代も一緒
出典:ぱくたそ
百人一首には、とにかく恋の歌が多いのが特徴です。
百人一首の半分近くは恋の歌なので、まさにメインに評価された歌詠みの題目だったのです。基本的に悲しいものが多いですが、それでも「当時の教養人たちがどのような恋愛をしていたのか」が分かるのもおもしろさですよね。
「恋愛のどんなところで悩んでいたのか」といえば、逢えないこと・相手が返事をしてくれないこと・この想いを伝えられないことなどです。
「現代人と同じようなことで昔の人も悩んでいたのだ」という発見が、読む人に親近感を持たせるでしょう。恋する気持ちはいつの時代になっても変わらないのですね。