透明水彩を始める方必見!|通常の絵具との違いやその魅力を紹介

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透明水彩のパレットの作り方


出典:pixabay

透明水彩の描画を始める際にまず行うべきこととして「パレットを作る」という作業が挙げられます。折りたたみ式のパレットに透明水彩絵具を準備するのですが、パレットの仕切りの中に絵具を出す際に、注意したいことが幾つかあります。

まず、絵具の色の並びは絵具セットの色循環に習って茶系・赤系・黄系・緑系・青系・紫系・黒の順で並べると良いと言われています。パレットの仕切りが多い場合は、色系統ごとのグループで並べ、グループごとの間隔を何マスか空けておくと色を追加した時に便利です。

入れすぎて絵具が仕切りを超えない程度の量で好みの量をパレットに明け、絵具を乾燥させます。絵具に埃が混じらないように、埃の立たない場所で1~2日置いておけば、絵の具が乾燥します。

絵具が乾けば描画の際に、水で濡らした筆で撫でて必要な色を使うことができます。パレットの仕切りの下の絵具を溶く部分に絵具の色を油性のサインペンで、書いておくと色の名前が覚えやすくなるので便利です。

透明水彩の魅力


出典:写真AC

様々な手法を用いて描かれた絵画は非常に魅力的であり、古くから世界中の多くの人々から愛され続けてきました。一般的に描画法は油彩と水彩の二つに大別されます。

使用する画材や描画法が専門的な油彩に対し、絵具を水に溶いて描画する水彩は子供のお絵かきにも用いられるほど取り扱いが簡単なため、広く普及している描画法だと言えるでしょう。

簡単に描画を楽しめる透明水彩絵具は、文化的で非常に魅力的な趣味になるのではないでしょうか?

童心に帰ってお絵かきを楽しむのも、透明水彩絵具の特長を生かした繊細な描写での描画を行うのも、どうちらも充実した時間を過ごすことができそうです。

    

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