和ろうそくの良さ。洋ろうそくとの違い|魅力や材料・有名作家や産地を紹介

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和ろうそくって?洋ろうそくとの違い。良さや魅力・有名作家や有名産地など紹介します。

和ろうそくと洋ろうそくの違い

和ろうそくとは、洋ろうそく日本の材料や製法で作られたろうそくです。和ろうそくと洋ろうそくの違いは以下のような点が挙げられます。

材料の違い

和ろうそくは、植物性の蝋(ろう)を使って作られるのに対し、洋ろうそくは石油由来のパラフィンワックスを使用する違いがあります。

形状の違い

和ろうそくは、円柱状のものが多く、表面に模様を彫り込んだり、色をつけたりすることが一般的です。一方、洋ろうそくは、多様な形状があり、ロウソクの先端が細くなったテーパーキャンドルや、短く太いピルラーキャンドルなどがあります。

香りの違い

和ろうそくには稀に香りが付けられることがある一方、洋ろうそくにはよく香りを付けたものがあります。

用途の違い

和ろうそくは、神社仏閣や家庭での祭壇、または和風のインテリアに合わせて使われることが多いです。一方、洋ろうそくは、ディナーパーティーなどの食事会や、ロマンチックな雰囲気を演出するために使われることが多いです。

燃焼時間の違い

和ろうそくは、洋ろうそくに比べて燃焼時間が短い傾向があります。しかし、最近では、長時間燃焼する和ろうそくも開発されています。

製法の違い

和ろうそくは、温度管理が非常に重要な作業であり、手作業で行われることが多いです。蝋を溶かし、適温になった蝋に芯を浸していく作業を繰り返し、徐々にろうそくの形状を作り上げていきます。一方、洋ろうそくは、機械的に大量生産されることが一般的です。

和ろうそくを気軽に写真や動画で知りたい方は、以下のInstagramがおすすめです。

和ろうそくの良さ・魅力5つ

風情がある:和ろうそくは、その素朴で優美な形状や模様、香りなどが特徴的で、職人の手仕事によって作られることが多く、古来から日本の文化や伝統に深く根付いているため、風情があるとされています。

自然素材を使用している:和ろうそくに使用される蝋は、植物性のものが多く、環境に優しい素材とされています。

無香タイプがある:和ろうそくには、無香タイプがあるため、煙や匂いが気にならないので、長時間使用する場合や神社仏閣での使用に適しています。

燃焼時間が長い:和ろうそくは、洋ろうそくに比べて燃焼時間が長く、長時間火を灯し続けることができます。

手作りの温かみ:和ろうそくは、多くの場合、職人の手作業によって作られるため、手作りの温かみが感じられ、愛着を持って使うことができます。

和ろうそくには、独特の風情や自然素材を使用していること、無香タイプがあること、燃焼時間が長いこと、手作りの温かみがあることなど、様々な良さがあります。

また、和ろうそくは、神社仏閣での使用や和風のインテリアに合わせて使うことが多いですが、ディナーパーティーなどでも洋風のものと一緒に使うことで、新しい表情を楽しむこともできます。

和ろうそくの良さ・魅力「伝統工芸」

和ろうそくは、日本の伝統工芸品の一つとされています。和ろうそくは、古くから神社仏閣で用いられており、その歴史は古く、平安時代には既にろうそくが存在していたとされています。

和ろうそくは、素朴で優美な形状や模様、香りなどが特徴的で、職人の手仕事によって作られることが多く、技術や美意識が詰まった美しい工芸品として高く評価されています。

和ろうそくを作る技術は、地域によって異なる伝統的な製法があります。例えば、京都の伝統的な和ろうそく製法では、手作業で熱した鉄板に蝋を垂らし、その蝋を巻き上げることで、円柱状のろうそくを作り出します。

また、和歌山県の有田川町で伝承されている和ろうそくは、樹脂質の樹脂蝋を使用して作られており、繊細で美しい模様が特徴的です。

和ろうそくの美しさと技術は、国内だけでなく海外でも高く評価されており、多くの人々から愛される伝統工芸品として、今もなお多くの職人たちによって守り続けられています。

和ろうそくの有名な場所・産地

現在は伝統工芸品とされる、近江和ろうそく(滋賀県)と越前和ろうそく(福井県)、そして会津絵ろうそく(福島県)の三種類と、他四種類の全七種類を指して和ろうそくと呼ばれます。

和歌山県田辺市:和歌山県田辺市は、日本で最も有名なろうそくの生産地の一つで、和歌山和ろうそくとして知られています。和歌山和ろうそくは、色鮮やかな染色技術で知られています。

青森県弘前市:青森県弘前市は、和ろうそくの生産地として知られています。弘前和ろうそくは、青森県が誇る伝統工芸品の一つで、独特な染色技術が特徴です。

福井県勝山市:福井県勝山市は、北陸地方で最も有名なろうそくの生産地の一つで、勝山和ろうそくとして知られています。勝山和ろうそくは、蝋燭芸術の技術で知られており、美しい模様が特徴です。

群馬県高崎市:群馬県高崎市は、日本で最も古いろうそくの生産地の一つで、高崎和ろうそくとして知られています。高崎和ろうそくは、古くから伝わる伝統技術で作られており、和風のデザインが特徴です。

和ろうそくの有名作家

鈴木幸平(すずきこうへい):和歌山和ろうそくの作家で、和ろうそくの技術を現代アートの手法に取り入れた作品を制作しています。独自の色使いや形状が特徴です。

山下敏郎(やましたとしろう):福井県勝山市の勝山和ろうそく作家で、伝統的な技術を駆使して、蝋燭芸術の新しい世界を創造しています。彼の作品は、美術館やギャラリーで展示されています。

宮川圭子(みやがわけいこ):高崎和ろうそくの作家で、和ろうそくの伝統技術を使って、繊細で美しいデザインの蝋燭を制作しています。和風の花や風景、動物などがモチーフとなっています。

山口武志(やまぐちたけし):石川県能美市の能美和ろうそく作家で、独自の技法を使って、美しい模様の蝋燭を制作しています。彼の作品は、国内外の美術館やギャラリーで展示されています。

和ろうそくの良さや魅力がわかる

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こちらの記事も、和ろうそくの良さや魅力がよくわかります。

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