そら豆のゆで方|ベストな塩加減とゆで時間や冷凍する場合も紹介

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空に向かって実を伸ばすことからその名を名付けられたと言われている、茹でて食べるとほっくりとした食感が特徴の「そら豆」は、日本では古くから食べられてきました。また、日本だけではなく古代エジプトなどでも食べられてきた記録があります。

原産地が地中海から西南アジアとされている「そら豆」は、成長すると大きいものでは30センチメートルくらいになるサヤに、種が3つから4つ入っている緑鮮やかな豆です。 今では「そら豆」は、世界各国で栽培されています。その中でも最高級となる「そら豆」は、中華人民共和国の河北省張家口で生産されています。

私達が口にしている「そら豆」は一寸系と呼ばれる品種のものが多く、「仁徳一寸」、「打越一寸」、「陵西一寸」の3種類が主に日本では取り扱われています。 「そら豆」の魅力は、ほっくりとした食感や見た目の鮮やかさだけではなく、その小さな粒の中に高い栄養素にあります。

「そら豆」には糖質をエネルギーに変えてくれる、ビタミンB1と糖質や脂質の代謝を促す効果がある、ビタミンB2が特に豊富に含まれています。さらに、コラーゲンの生成を促進させるビタミンCも含まれていますので、肌荒れや風邪などにも有効です。 また、他の豆類と同様に「そら豆」には植物性タンパク質が多く含まれています。

タンパク質は筋肉や皮膚など、人の体を構成する上で非常に重要な栄養素なうえ、動物性のタンパク質より脂質を抑えながら摂取することを可能にしています。

さらには、体内に不足しがちなミネラルであるカリウムも「そら豆」に含まれている多くの栄養素の一つです。カリウムには体内にある余分なナトリウムを、体外に排泄してくれる効果がありますので、高血圧やむくみなどに効果が見込めます。

そら豆の選び方


出典:写真AC

栄養価の非常に高い「そら豆」をせっかく食べるなら、美味しい「そら豆」を選びましょう。 美味しい「そら豆」は、基本的には豆の形がサヤからもハッキリと分かり綺麗に揃っているものを選びましょう。また、サヤが鮮やかできれいな緑色のものを選びます。

ただし、サヤの筋が茶色に変わっているものは避けましょう。 さらに、表面にうぶ毛が生えているものは新鮮な「そら豆」となりますので、積極的に選びましょう。サヤから「そら豆」が出ているものは、風味が落ちていますのでおすすめしません。

そら豆の下準備の仕方


出典:写真AC

「そら豆」をゆでる前には下準備を行います。 まず、「そら豆」をサヤから外したら、「そら豆」一粒に包丁などで切り込みをいれましょう。切り込みを入れることで、ゆでている時に塩味が付きやすくなることと、「そら豆」の実が出しやすくなります。

切れ込みは、「そら豆」にある黒い発芽する部分とは反対の緑の部分に入れます。大体2センチメートルほどの切れ込みを入れると良いでしょう。

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