郡上踊りの2018年日程と魅力|知っておきたい見どころなど

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郡上踊りの特徴・見どころ


photo by Tom York

見どころは、徹夜踊りです。郡上踊りは日本一ロングランの盆踊りですが、その中でもクライマックスを迎えるのが8月13,14,15,16日の4日間です。郡上踊りはもともと「お盆の4日間は無礼講で踊ってもよい」とされたことがきっかけの祭りでしたので、現在でもこの4日間は、長い開催期間の中でも特別な4日間とされています。

この4日間は開催時間が他とは異なり、「午後8時~翌朝5時頃(最終日は翌朝4時頃)」とされています。その名の通り「徹夜」で朝まで踊り続けるという、ダイナミックなイベントです。毎年、全国の踊り好きな観光客が多く押し寄せ、楽しんでいます。

郡上踊りは全部で31夜も開催されるので、何度か参加したことがある方も、日程や会場を変えることで、何度も楽しめます。ひと夏で市街地を一巡する形になりますので、城下の町並みの中や辻の広場で踊る日や、神社の境内が会場になる日もありますし、ホテルの駐車場で行われる日もあります。

そんな楽しみ方ができるのもロングラン開催の郡上踊りならでは。その日、その日の郡上踊りを楽しめそうです。

開催日が多いので、自身の都合に合わせて、参加がしやすいのも特徴です。ぜひ、日程や会場をチェックして、自分好みの旅行プランを立ててみましょう。

郡上踊りの種類


photo by tsuda

郡上踊りは、全部で10種類の踊りがあります。 「古調かわさき、かわさき、三百、春駒、ヤッチク、げんげんばらばら、猫の子、甚句、さわぎ、まつさか」 必ずこの順番で踊られるわけではありませんが、この踊りの配列は運動生理学上、極めて合理的な踊り方だと近年の研究でわかりました。

まずは準備運動の「かわさき」から始まり、本運動の「三百、春駒」、骨休めの「ヤッチク」を中に、アップテンポの「げんげんばらばら」から「猫の手」に繋がります。そして整理運動にあたる「まつさか」へと合理的に一周しているのです。

必ず順番を守らなければならないわけではなく、その時の踊りの調子を見て、硬軟・緩急の種目を組み合わせていくもので、郡上踊りが朝まで踊っても楽しめるよう、長い歴史の中で仕組まれてきたことがわかります。

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