手軽に持ち運べて、場所を選ばずパッと短時間で食べられるごはんと言えば、「おにぎり」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
おにぎりは、弥生時代の中期ごろ、おにぎり状のチマキ炭化米魂が発見され、平安時代には屯食という蒸したお米を握ったものを従者にふるまったという記録が発見されており、昔から私たちの暮らしに身近に存在していたことが伺えます。
おにぎりの魅力はそれだけにとどまりません。
気軽に食べられると言う点でパンなんかもよく食しますが、おにぎりはパンに比べて消化・吸収がゆっくりと行われる特徴があります。
そのため、腹持ちがいい、身体に脂肪をためるホルモンの分泌もゆるやかとなり、体脂肪となりにくいという魅力がおにぎりにはあるのです。
また、お米は、炭水化物を主成分としており、身体の中でブドウ糖に分解されてエネルギー源となっています。人の脳の働きを促す成分はブドウ糖と言われていますので、おにぎりを食べることで脳が活発に働きます。
また、タンパク質やビタミン、ミネラルといった成分も多く含まれている点から、おにぎりは栄養バランスの良い食事と言えるのです。
東京で最も古い!おすすめのおにぎり専門店①
おにぎり浅草宿六
東京で1番古いおにぎり専門店が「おにぎり浅草宿六」です。1954年創業以来変わらないカウンタースタイルのお店では、おにぎりは1個からでも注文が可能で、注文するたびにその場で1つ1つ丁寧に握ってくれます。
おにぎり専門店にも関わらず深夜2時まで営業しており、地元のお客さん以外に浅草の観光客や外国人観光客でにぎわっています。
おにぎりに使用するお米は、毎年米屋や農家から送られてきて店主が美味しいと感じたものを使用するこだわり。味の濃さや匂いの濃さでしっかりとお米の味がするものを厳選しています。
海苔は風味豊かな江戸前にこだわり、手にお米がつかないよう全面に巻かれています。 お昼の時間帯はおにぎり2個・味噌汁・沢庵がついて690円とセットメニューも用意されていますので、店内であたたかいうちに食べるのもお勧めです。
夜はお酒も一緒にいただけますが1人1杯までと決まっています。 おにぎりは、テイクアウトも可能です。
テイクアウトの際は経木に包んでもらえますので、お出かけ先で食べるのもお勧めですし、自宅に戻って温めても美味しく頂けます。もし海苔が湿ってしまった場合は、出汁をかけてお茶漬けで食べるとより美味しく頂けるそうです。
【アクセス】都営地下鉄浅草駅より徒歩11分
【住所】東京都台東区浅草3-9-10
【電話番号】03-3874-1615
【定休日】昼の部:日曜日 夜の部:火曜日と水曜日
【営業時間】11:30-17:00/18:00-02:00