【手軽に飲めるお茶】リーズナブルで飲みやすい「番茶」の魅力とほうじ茶との違い

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番茶ってどんな味?

日照量が多い時期に生育した3番茶、4番茶を用いて製造されることが多い番茶の茶葉はカフェインの含有量が少ないため渋みが少なく、ほのかな甘みさえ感じることができ万人受けするマイルドな味わいとも言えるのが味の特徴です。

お年寄りから子供まで抵抗無く楽しむことができる番茶の味わいは、高級茶にはない庶民的な味わいとも言えるでしょう。

味に癖の無い番茶は、食事の邪魔にならないことから一部の高級料亭などでも提供されています。

手軽に楽しめる番茶


出典:写真AC

古くから日本人の生活に根付いたお茶の文化は、中国の影響を受けているともいえます。

比較的油が強い食事を摂ることの多い中国では、烏龍茶に代表される半発酵茶の人気が高いようですが、あっさりとした和食には不発酵茶である緑茶の味わいが好まれたのでしょう。

近年、日本茶を始めとする茶は、健康的な飲み物として、世界的に評価が高くなっている反面、日本人の茶離れは進んでいると言われています。

茶を飲む習慣は健康を維持するのにも効果的ですので、手軽に楽しめる番茶を見直してみては如何でしょうか。

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