【大福やボンタンアメに必須】求肥のレシピと歴史|お餅との違いは?

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家でもできる!求肥の作り方


出典:写真AC

そんな求肥ですが、実はご家庭でも簡単に作ることができるのを御存知でしょうか?

今回はご家庭で簡単に作れる方法をご紹介いたします。求肥は以下の材料で作ることができます。

白玉粉(餅粉の変わりに使います)100g
砂糖 200g
水 200ml

今回は火を使わずに電子レンジで作ってみます。耐熱容器に白玉粉を100g入れ、そこに分量の水を数回にわけて入れていき、よく練っていきます。

一度に水を入れないのは、ダマにならないようにするためです。ここでしっかり練ってダマにならないようにします。ある程度滑らかになると、次に残りの水を入れ、一緒に砂糖を入れて練ります。

砂糖もダマにならないように、生地に均一に混ぜ込む様に仕上げていきます。すべて混ざった時点で、電子レンジに1分ほどかけます。一度取り出して、もう一度生地をしっかり練ります。

練りあがったら、もう一度電子レンジに1分から2分ほどかけます。出来上がったら、片栗粉を広げたお皿かバットの上に出来上がった生地を広げて成型して冷ましておきます。冷やしても柔らかさが保てるので、小分けにしてラップに包んで冷凍保存も聞きますし、同様に冷蔵庫で数日保存もできます。

できあがったら、小さく切った求肥をあんみつなどに入れてもよいですし、かき氷にいれても美味しいでしょう。

保存食としても重宝された求肥


出典:写真AC

これまで求肥のいわれや、作り方などを見てきました。

お餅と違って柔らかさを保ったままで保存がきくので戦国時代はある大名家では保存食とされて重宝されていました。そんな習慣もあり、加工のしやすい求肥は現代の私達の生活の中で様々なお菓子に加工されて使われています。

お餅も腹もちがよく、乾燥をすれば保存も聞くため保存食としても重宝されますが、糖を加えて練り上げることで柔らかさを保ったまま様々なお菓子に変身できる求肥は、様々なお菓子が出現している現代の私達の生活にとても密接に存在している材料であることがわかりましたね。

様々な形に姿を変えて楽しめる求肥を、もっと生活の中で楽しんでみたくなってしまいます。

ご家庭でも一度作ってみて、オリジナルの求肥を是非楽しんでみてください。

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