赤福の限定和菓子「朔日餅」|魅力と入手法、月ごとの和菓子を紹介

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三重県の名菓「赤福」


出典:写真AC

三重県の有名なお土産である赤福は、白いもちをこしあんで包んだお菓子で、赤い字で赤福と書かれたピンク色の包装紙に包まれて販売されていて、蓋をあけるときれいに箱の中に並んだあんこに包まれたもちを付属の特製ヘラで取り分けて食べる甘くて美味しい和菓子です。

赤福の製造会社である株式会社赤福は300年以上の歴史を持っており、伊勢神宮のお参りの参拝客に喜ばれてきたお菓子です。もちをつつむ餡に刻まれた筋には、3つの筋がついていて、伊勢神宮を流れている五十鈴川の川の流れを表しています。

今では三重県以外にも東海3県以外にも近畿地方にも店舗があります。赤福本店は伊勢神宮の内宮の入り口の横にあるおかげ横丁にあり、明治以来の130年前からの歴史ある建物が今も大事に使われています。伊勢神宮が朝5時に開く為、赤福本店も毎朝朝5時には開店します。

赤福で食べられる「朔日餅」とは

出典:写真AC

伊勢には、一ヶ月を無事過ごせたことを感謝し伊勢神宮へ朝早く参拝する「朔日参り」という習わしがあり、毎月一日に早起きして参拝するという人たちが朝早く伊勢神宮を訪れます。

朝早く参拝へ行くことで新しい月の無事を祈ります。赤福本店では昭和53年から朔日参りの参拝者向けに朔日餅(ついたちもち)という特別な和菓子の販売を始めていて当日は、朝早くから参拝客の方たちが朔日餅を目当てに赤福本店を訪れます。

また、この朔日餅は伊勢千代紙という特製の美しい紙で包まれています。

赤福名物の朔日餅

2月の朔日餅「立春大吉餅」

出典:写真AC

赤福本店で2月に発売されている朔日餅の立春大吉餅は2月の行事である、節分にちなんだもので大きい黒大豆と大豆を使った豆大福で、黒大豆とこしあん、大豆とこしあん、をそれぞれ餅で包み、大豆の方にはこしあんがまぶされている豆大福です。

6個入り小箱、10個入り大箱、9個入り化粧箱で販売されています。当日、本店では2個入りセットが販売されていて、福茶という梅昆布茶と一緒に味わうことができます。

赤福名物の朔日餅

10月の朔日餅「栗餅」

10月の朔日餅は、旧暦の9月9日にちなんで5節句のうちの一つ、重陽の節句から栗菓子や栗飯を食べたという風習に由来し、栗餅が販売されます。人々は重陽の節句の風習で栗を食べ、菊花を浮かべて酒を飲み不老長寿を願いました。もち米生地で栗餡を包み、栗ようかんをのせたというものです。

6個入り小箱、10個入り大箱、9個入り化粧箱で販売されています。当日は赤福本店では煎茶が用意されお茶の渋味が栗餡に調和します。

月ごとの朔日餅まとめ

朔日餅と一緒に、三重県を楽しもう

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