東北の祭り9選|2018年の日程/アクセス/有料席情報も紹介

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東北の夏祭りは、全国的にみても規模が大きく、熱気があって魅力的なものがたくさんあります。年間を通して比較的気温が低い東北地方では、夏が非常に短くなっており、この期間を思い切り楽しみたいという思いが祭りにぶつけられているのです。

使われている神輿等の大きさや、参加している人数も規模が非常に大きく、また、地域によって独自性がある祭りが短期間でまとめて体験できますので、全国から東北の夏祭りをはしごするために、多くの人が集まっています。

一般の人が参加できる祭りも多く、観光客の中には一緒に踊る人も多く見られます。今回は、特に知名度の高い東北三大祭りや、無形文化財に指定されているような、伝統的な祭りを中心にご紹介していきます。

人生で一度は見たい!青森ねぶた祭り


photo by Herry Lawford

8月初旬の青森ねぶた祭りは、東北地方の祭りの中でも真っ先に名前が挙がってくる祭りの一つです。東北三大祭りの一つであり、国の重要無形民俗文化財でもあります。国内に限らず、海外からも観光客が多く訪れ、毎年300万人超の観客を動員しています。

前夜祭から一週間近く続くこの祭りは、言い伝えや歴史を題材にして作られたねぶたや高さ5m、重量4tという巨大な行灯が市内を練り歩き、お揃いのはっぴ姿で跳人と呼ばれる踊り子が、笛や太鼓のお囃子に合わせて踊ります。

衣装を用意すれば飛び入り参加も可能ですので是非参加してみてはいかがでしょうか。

観賞料金は基本的に無料ですが、よりゆったりと観覧できる有料観覧席は3,000円程度です。電車で行く場合には、JR青森駅から徒歩5分〜20分程度、車ならば青森道青森中央ICから15分程度かかります。

2018年の日程はこちら!

2018年8月1日(水)前夜祭
2018年8月2日(木)〜7日(火)ねぶた運行
2018年8月8日(水)夜 花火

東北を代表する「青森ねぶた祭り」2018年の日程や見どころ

扇形のねぷたの迫力を味わう!弘前ねぷた祭り


photo by Daniel Ramirez

弘前ねぷた祭りは、同じ東北地方で似通った名前をしていることから、青森ねぶた祭りと混同されることもありますが、特徴は全く異なっています。

弘前ねぷた祭りは、三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の勇壮華麗なねぷたが、城下町弘前を練り歩く夏祭りです。

8月初旬に一週間かけて行われる祭りで、青森の立体的なねぶたとは異なり、扇形をしたねぷたが特徴的です。その扇形のねぷたには表の絵と裏の絵に違いがあり、表側は勇壮な武者絵が、裏側には妖艶な美女が書かれており、魅力の一つとなっています。

また、大きさも様々で、比較的簡単に運べるような小型のねぷたもあれば、祭りの後半には高さが約9mもあるような大型ねぷたも登場します。東北の男性たちが大型のねぷたを引き回す光景は、迫力があり圧巻です。こちらも重要無形民俗文化財に指定されています。

アクセスは、土手町コースならばJR弘前駅から徒歩15分程度、駅前コースは駅を出てすぐの場所です。車で訪問する場合も優良駐車場があります。観覧は基本無料ですが、イスや桟敷の有料観覧席もあり、こちらは2,000円程度です。

2018年の日程はこちら!

2018年8月1日~4日 : 土手町コース 19:00~
2018年8月5日・6日 : 駅前コース 19:00~
2018年8月7日     :土手町なぬか日コース 10:00~

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