青森ねぶた祭りの2018年日程とアクセス|ねぶたの作り方も

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青森ねぶた祭りとは?

青森ねぶた祭りの歴史は古く、始まりは享保年間にさかのぼります。

起源は定かではないものの、奈良時代に大陸より渡来した「七夕まつり」と、古来津軽地方に伝わっていた精霊送り、人形、虫送りなどの習俗が一体となってかたちになったという説が有力です。

青森ねぶた祭りは1980年に国の重要無形民俗文化財に指定され、日本の祭の中でも多く人が集まる大規模なお祭りとして知られています。

「ねぶた」とはもともと「灯籠」のことです。七夕である7月7日の夜に、無病息災を祈り俗世の穢れを清めるため、川や海に灯籠を流す禊の行事がありました。

「ねぶた流し」と呼ばれるこの行事は、現在の青森ねぶた祭りの海上運行にその面影を残しています。

「ねぶた」(一部地方では「ねぷた」)という名称についてもさまざまな説がありますが、東北・信越地方の「ねんぶり流し」や関東地方の「ねぶち流し・ねぼけ流し・ねむった流し」といった習俗がルーツになっているのではないかといわれています。

青森ねぶた祭りの2018年日程・アクセスを紹介


出典:写真AC

青森ねぶた祭りの開催日程は、毎年8月2日~7日の6日間です。曜日に関係なく、毎年同じ日程で開催されます。

8月2日・3日の夜が子どもねぶた(約15台)・大型ねぶた(約15台)、4日・5日・6日の夜が大型ねぶた、7日の昼が大型ねぶたの運行です。

そして祭のフィナーレを飾る7日の夜には、青森花火大会とねぶた海上運行が行われます。なお、青森ねぶた祭り前日である8月1日の18時~21時頃には、前夜祭として花火があがります。

青森ねぶた祭りの会場はJR青森駅から徒歩10分ほどの場所です。青森駅までのアクセスは新幹線か飛行機となります。

東京方面から東北新幹線なら新青森駅から奥羽本線で約6分、またはバスで16分ほどです。

空路で行く場合は、青森空港から飛行機の到着時間に合わせてバスが出ています。空港からのバスに乗れば、35分ほどで青森駅にアクセスできます。

青森ねぶた祭りの特徴・見どころ


出典:写真AC

青森ねぶた祭りの見どころはなんと言っても巨大なねぶたです。高さ5メートルほどの大型ねぶたは、遠くから見ても非常に存在感がありますが、間近で見るとさらに迫力満点です。

立体的に作られた人形の顔は生き生きとしていて、目が合うと思わずドキリとしてしまうほどの煌々とした光を放つねぶたは、観る者を圧倒するパワーがあります。

また、ねぶた同様、青森ねぶた祭りを盛り上げるのが「ハネト」と呼ばれる地元の踊り子さんたち。ハネトは、青森伝統のハネト衣装を身にまとい、「ラッセラー!ラッセラー!」というかけ声とともに勇ましくねぶたの周りを跳ね回る踊り子のことです。

祭期間中、ねぶた大賞を決めるコンクールが開かれています。審査の項目は細かく決められていますが、ねぶた、運行・跳人・囃子のそれぞれに対して点数がつけられます。

ねぶたの躍動感や見栄え、色使い、運行のまとまりやハネトの一体感、囃子のリズムやねぶたとの一体感など、300点満点で採点されます。

審査を行うのは、主催団体や報道機関、有識者から選出される審査委員と、一般公募の青森市民を含む一般審査員。

総合的に最も優れたチームを表彰する「ねぶた大賞」をはじめ、「知事賞」「市長賞」などの総合賞のほか、運行や囃子などが優れているチームに与えられる「運行・跳人賞」「囃子賞」、ねぶたの制作者に贈られる「最優秀制作者賞」「優秀制作者賞」などがあります。 

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