越前ガニの美味しい食べ方|歴史や種類、美味しさの秘密まで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

越前ガニの概要

 越前ガニとは、福井県の越前港・三国港・敦賀港・小浜港・福井港で水揚げされたオスのズワイガニのことを指します。 旬は冬で、 日本海の厳しい寒さの最中、多くの人々が越前ガニを求め福井県へ訪れます。

その美味しさは、全国のズワイガニの中でもトップレベル。 数あるカニのなかで皇室に献上が唯一認められているのが、この越前ガニです。

越前ガニはなぜ美味しいのか


出典:写真AC

越前ガニの美味しさの秘密は、越前海岸のある特徴に基づいています。 越前ガニは水深250~400m域に生息しています。

他の地域のカニ漁は大型漁船で遠い漁場まで行くため、沖泊まりをして蟹がいっぱいになるまで帰ってきませんが、急深な越前海岸では港の近くで漁獲したカニを2時間ほどで生きたまま持ち帰ることができるのです。

漁船内に備え付けの海水の入った大きな水槽に獲ったカニを入れ、港へとスピーディーに運ぶこの漁法は、全国でも珍しいといわれています。

また、暖流と寒流がぶつかるこの地域ではカニのエサとなるプランクトンや甘エビ・小魚が多く生息し、カニが大きく育つのに適した土地であることがわかります。 日本海の海水の冷たさも、越前ガニを美味しくさせる要因の一つです。

越前ガニの歴史


出典:写真AC

安土桃山時代、1511年3月20日の 三条西実隆(さんじょうにしさねたか)(京都の公家)の日記に、「伯少将送越前蟹一折」、「越前蟹一折遣竜崎許了」と記載があり、越前ガニという名がこの頃から既に使われていたと推測されています。

ズワイガニという和名は江戸時代にできたといわれており、それよりも前から越前ガニという呼び名が存在したとも考えられるため、その歴史の深さが窺われます。 福井県(越前)におけるズワイガニ漁は国内で最も古いといわれており、江戸時代には江戸幕府に貢物として献上も行われていました。

1989年には県の魚として定められ、翌年にはシンボルマークも選定され、県を代表する特産品として親しまれています。

世界一小さいヨーグルト工房・磯沼ミルクファームとは?

千葉の新鮮な海鮮が楽しめる地元スポット9選

「赤福だけじゃない」三重県伊勢でおすすめのお土産4選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加