花輪ばやしの曲目と使われる楽器
出典:花輪ばやしガイド
花輪ばやしは現在、本屋台ばやし(ほんやたいばやし)・二本滝 (にほんだき)・霧ばやし(きりばやし)・宇現響 (うげんきょう)・羯鼓 (かっこ)・祇園(ぎおん)・追込 (おいこみ)・不二田 (ふじた)・矢車 (やぐるま)・拳ばやし(けんばやし)・吉原格子(よしわらごうし)・シャギリの12曲が伝わっています。
本屋台ばやしが最も有名で、花輪ばやしと言えば本屋台ばやしと言われるほど代表的な曲です。 花輪ばやしの曲には平安時代末期に作られた笛の曲に摺り鉦、太鼓、三味線が加わったもの、江戸中期から幕末にかけて花輪で作られたもの、幕末に演芸ばやしを取り入れたものの3種類があります。
花輪ばやしで使用される楽器は中太鼓・打太鼓・笛・三味線・摺り鉦で、中太鼓2、打太鼓8~9、笛3、三味線2、摺り鉦1で構成されています。
花輪ばやしという名前の日本酒
花輪ばやしという名前の日本酒もあります。かづの銘酒が蔵元で、秋田酒こまちが原料の純米大吟醸酒です。香りが良くフルーティーな味わいで、やや辛口になっています。地元の花輪でも人気の日本酒です。
花輪ばやしの魅力
出典:花輪ばやしガイド
花輪ばやしの魅力は屋台と囃子で目も耳も楽しめるということです。屋台は10町内それぞれあるので見ごたえがあり、囃子も12曲あるので聴きごたえがあります。2日間夜通しで開催されるお祭りなので、深夜には気持も一層高揚してきます。
けんか屋台では力強さや勇壮さも堪能できます。 花輪ばやしはもともと歴史や伝統がある上に、ユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、日本人ならぜひ訪れておきたいお祭りです。
こちらの本は花輪ばやしについてもっと詳しく書いてあります。
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