関門海峡花火大会とは?
関門海峡花火大会は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区の関門海峡の両岸で実施される花火大会です。
1985年に下関の街づくり団体の「下関21世紀協会」が、お盆を郷里で迎える人たちのために始めたイベントですが、1988年には門司側も参加し、「アジアポートフェスティバル in KANMON」という名称で関門地区の合同イベントとして親しまれている夏の一大イベントです。
関門海峡花火大会の花火数は「約15,000発」(関門双方で「約7,500発ずつ」)、西日本最大級の花火大会と言えるでしょう。来場者数でいうと、門司側で70万人、下関側で45万人(主催者発表)で合計115万人です。1日の人出としては、関門海峡花火大会はなんと全国の花火大会で第2位の観客動員数です!
関門海峡花火大会の2018年の日程・アクセス
photo by y kawahara
関門海峡花火大会は毎年8月13日に開催されています。(雨天決行・荒天中止) 関門海峡の両岸が会場となるので、山口県下関市唐戸あるかぽーと地区および22号岸壁周辺(JR下関駅から徒歩15分) 福岡県北九州市門司区西海岸埋立地(JR門司港駅そば)の2つが会場になります。
開催予定日:8月13日
アクセス:JR下関駅より徒歩15分(山口県下関市唐戸あるかぽーと地区および22号岸壁周辺)
JR門司港駅そば(福岡県北九州市門司区西海岸埋立地)
関門海峡花火大会の歴史
photo by ume-y
もともと、下関のお盆のイベントとして始まった関門海峡花火大会。昭和63年には門司側も参加し、「アジアポートフェスティバル in KANMON」という祭りの中の「みなと・鉄道100年記念事業協賛花火大会」という位置づけで開催が始まりました。
こうして、下関側(下関21世紀協会)と門司側(門司21世紀まちづくりの会)の異なる主催団体が関門海峡を挟み、両方の岸から「約13,000発」を打ち上げる壮大な花火大会が誕生しました。平成9年には約22億円の経済波及効果があると言われるほど大きなイベントへと成長しました。(海峡花火大会経済波及効果調査より)
平成17年からは各年にテーマを設定したり、音楽花火などを取り入れ、観客を飽きさせない 工夫を凝らした花火大会を毎年開催し、現在では約115万人の動員数を誇っています。
関門海峡花火大会の特徴・見どころ
photo by DeltaWorks
関門海峡花火大会の特徴は、何といっても山口県下関市と福岡県北九州市門司区の関門海峡の両岸から競うように趣向を凝らした花火が次々と打ち上げられる様子が素晴らしく綺麗なところです。海の上で打ち上げられる花火は、花火の綺麗さだけではなく、関門海峡の夜景とのコラボレーションも楽します。
海峡を望む場所であればどこからでも花火を見ることが可能で、下関側・門司側の花火を同時に楽しむことができますので、思い思いに花火を楽しむことができます。
また、関門海峡花火大会は、都心での花火大会と違い、海上の台船から打ち上げるため、大玉を多数打ち上げることができます。門司側の最大の魅力は、大玉連発(直径250~350m)です。こちらでは大玉の重低音の感動も同時に味わうことができます。
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