わたらせ渓谷鉄道の旅|車両を使ったレストランや駅の温泉を紹介

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わたらせ渓谷鉄道はわたらせ渓谷線の17駅を運行している、民間企業と行政が協力して運営している鉄道会社です。 わたらせ渓谷鉄道の路線は、もともとは国鉄時代に群馬の桐生から栃木の間藤までを足尾銅山の輸送のため蒸気機関車で貨物などを引っ張り、40キロ余りを走行していた足尾線と呼ばれた線でした。

わたらせ渓谷鉄道では略称の「わてつ」を推奨しています。他にも地元住民の方には「わた渓」と呼ばれ、とても親しまれている鉄道です。 トロッコ列車という特徴や12程ある無人駅には公募で決まった愛称「ふるさと駅長」と呼ばれるボランティア駅長の乗客案内があったり、映画やドラマにも取り上げられたりと観光スポットとして大変人気があります。

トロッコ列車がみれる!わたらせ渓谷鉄道の車両の特徴


出典:写真AC

わたらせ渓谷鉄道には普通列車の他に2種類のトロッコ車両が走っています。 「トロッコわっしー号」と「トロッコわたらせ渓谷号」です。 「トロッコわたらせ渓谷号」にはDE10形のディーゼル機関車が使われています。 冬の季節以外は窓ガラスがないタイプの列車にしているので、風に吹かれ外気に触れてダイレクトに渓谷の景色を楽しめます。

トロッコ車両の車体塗装は「あかがね色」でトイレが1か所あります。トイレは普通列車にもほとんどついています。

わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車は毎日運転ではなく列車ごとに日にちによって運転日が決まっているので、出かける前にチェックしましょう。「トロッコわたらせ渓谷号」も「トロッコわっしー号」も4月から11月の土・日・祝を中心に運転しています。

12月から3月は「トロッコわっしー号」が主に日曜に運行されるようです。 トロッコ列車が1日に1~3往復程度走り、それ以外は普通列車が同じ路線を走ります。

使えるのは切符のみ?わたらせ渓谷鉄道の乗車券情報

出典:写真AC

わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗るには普通の乗車券とトロッコ整理券が必要です。トロッコ整理券は乗車日の1ヶ月前の午前11時から、駅の窓口等で購入できます。 大人が510円、小学生は260円です。 トロッコ整理券を購入すると予約完了となります。 普通乗車券は12歳以上の大人は桐生から間藤間で一駅190円から最大1110円までです。

6歳から11歳は小児料金で大人料金の半額になり10円未満は切り上げです。 それ以下のお子さんや団体乗車券については料金が色々あるので問い合わせましょう。

わたらせ渓谷鉄道の水沼駅と神戸駅に限り途中下車ができますが、あらかじめ普通乗車券を購入している場合に限ります。 無人駅からの乗車で普通乗車券がない場合は下車時にそれまでの運賃がかかります。

わたらせ渓谷鉄道の相老・大間々・通洞・足尾の駅では、すべての区間の乗車券が発売されています。 桐生駅では桐生駅発となる乗車券のみが購入できます。 整理券も乗車券も、旅行会社で購入できる場合もあります。 他にわたらせ渓谷鉄道の全線一日乗り降り自由の「一日フリーきっぷ」もあります。

大人が1850円、小児(小学生)が930円で桐生から間藤が一日中乗り放題で乗り降り自由、そして施設の特典割引などもついてくるお得な乗車券ですが、車内では発売していませんので、乗車前に駅で購入するしかなさそうです。

わたらせ渓谷鉄道ではSuicaやPASMO等のICカードは使えません。 他にも11枚綴りのお得な回数券もあります。

わたらせ渓谷鐵道ホームページ

わたらせ渓谷鐵道0277-73-2110 大間々駅0277-72-1117 相老駅0277-54-3596

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