日本三大奇勝の一つ!わたらせ渓谷鉄道の写真スポット高津戸峡
出典:写真AC
わたらせ渓谷鉄道で巡れる観光名所の中でも特に写真スポットとなっている高津戸峡は、日本三大奇勝の1つとして知られる大分県中津市の名勝「耶馬渓(やばけい)」にも例えられる景勝地です。
渡良瀬川の中流に位置する高津戸峡は、新緑の時期も緑が鮮やかでとてもいいのですが、とりわけ紅葉の季節になると川を間に挟んだ左右の山から迫るような紅葉と渓谷の岩肌の質感と色との対比は実に見事です。 川の上流に架かる「はねたき橋」は全長120m、幅3.5mの歩行者専用で、車を気にすることなく心ゆくまで紅葉を満喫できます。
はねたき橋、というのは渓流の水が飛びはねる様子が滝のように見えることから名付けられたそうです。 はねたき橋より下流に架かる高津戸橋は赤く、新緑の季節には緑とのコントラストが、紅葉の季節には紅葉との融合など眼福を味わうことができます。 渓谷沿いに500メートル程の遊歩道もあります。
岩場は滑りやすいので川原に降りるときは要注意です。その他ダムの警報などに注意しましょう。 ハイキングコースもあるようです。
歴史的観光地わたらせ渓谷鉄道周辺スポット①
足尾銅山跡地
出典:写真AC
わたらせ渓谷鉄道の栃木県上都賀郡足尾町(現在:日光市足尾地区)にあった銅山の足尾銅山(あしおどうざん)は「足尾銅山跡」として国の史跡に指定されています。 1610年(慶長15年)に鉱床が発見され経営が開始されて以来、1973年(昭和48年)2月28日に採鉱を停止し、日本一とも称されて栄えたおよそ400年に迫る鉱山としての歴史を閉じました。
現在は観光地となっていて、「足尾銅山観光」という施設があり、トロッコ電車に乗って当時の採掘の様子が人形で再現されている全長700メートルの薄暗い坑道を辿れます。
鉱石から銅になる過程がわかる銅資料館をはじめ、3つの資料館やレストハウスもあり、天気のいい日はすぐ近くの渡良瀬川の水辺で遊ぶ人が多いようです。
アクセス 通洞(つうどう)下車徒歩5~6分(500メートル) 施設の所要時間 約1時間