【美しい所作には間が大事】所作と仕草の違いやNGな所作を紹介

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所作の意味

古くから受け継がれる日本独特の文化では、日常生活での立ち振る舞いに対しても優雅さを追求しているといえます。所作は体の動きを表現する言葉ですが、身のこなしなどの直接的な動きだけではなく、目配りや間(ま)など言葉で表現することが難しい、本人から醸し出される雰囲気を含めたものを指します。

「まるで舞を舞うかのように書類を配る彼女の所作に、思わず目を奪われた」のように、ふとした動きの中に現れる優雅さを表す際に使われます。また定型の動きが存在する茶道の所作、華道の所作のように作法に倣ったなめらかな身のこなしに対しても所作という表現が用いられると言えるでしょう。

美しい所作は一定の修練を経て身に付けることができますが、厳格なしつけを受けながら育った場合や、本人の美意識の高さで自然と所作の美しい方も多く存在します。

所作と仕草の違い


出典:写真AC

人の動きを指す言葉として所作の類義語に仕草があります。所作も仕草も無意識に現れる体の動きを指す点は共通していますが、本質的な部分が異なります。

仕草は無意識に行ってしまう些細な身の動きや表情を指し、癖に近いニュアンスがあるといえます。例えば、話を始める際に軽く眼鏡を上げるや、話が理解できない場合に視線が少し上に向き小首を傾げる、などの小さな動きや表情を表します。 無意識に出てしまうが故に、隠している本質や育ちが現れるケースも少なくありません。

これに対して所作は仕草同様に立ち振る舞いを指しますが、仕草に比べると美意識やエチケットなどと密接に関係しているといえます。例えば、和室に入る際の襖の開け方として、引手に近い手で少し開け、次に反対側の手でゆっくりと続きを開けます。

その間在室者に直接視線を向けない所作や、座る際に衣服が気になっても何度も整えることなくスっと背筋を伸ばして座るなどの振る舞いを指します。 仕草よりも大きな動きをスマートに美しく行うことで、相手に不快感を与えない振る舞いを指します。

仕草の意味


出典:写真AC

仕草は振る舞いや表情を表しますが、無意識に現れる場合もあることからニュアンス的には癖に近いということは既に紹介しました。また意識的に相手に好まれる振る舞いや表情を指す場合もあります。

「彼女に惹かれた理由は、時々見せる小首をかしげる仕草が魅力的に映ったからだ」など所作に比べると小さい動きを指す傾向があります。一方で「全身で喜びを表す可愛い仕草がみたくて、孫にプレゼントをしてしまう」など受け手の感情主導の表現にも多く用いられるといえます。

美しい所作は好感を持つ

美しい所作を見て不快に感じる人は存在しません。逆にあまりにもガサツな振る舞いは、仲間の間では好意的に受け取られても外部から見た場合、決して好意的に受け取ってもらえないといえるでしょう。

周囲に対するエチケットの意識が低いと体現することが難しいのが美しい所作です。所作が美しい人は、内面の人間としての美意識の高さが自ずと周囲に伝わり好印象を与えるといえます。

近年、公衆道徳の欠落が騒がれていますが、美意識の高い人は他人に対するエチケットである公衆道徳も身に付けていると言えるでしょう。 魅力的な人の条件として、深い教養を持っていることは欠かせません。教養は学ぶものではなく身に付けるものだと言われていますので、美しい所作は教養の1つだとも考えられます。

セルフブランディングという言葉もあるように、自分のイメージを上げるためには美しい所作を身に付けることは非常に効果的だといえるでしょう。

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