日本の風習5選|外国人が理解に苦しむ?日本の独特な風習を紹介

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外国人が驚く日本の風習④

麺をすする


出典:ぱくたそ

どちらかといえば嫌悪感をもって驚かれる風習として、麺をすすって食べるというものがあります。

海外では静かに食事をするのが一般的な常識であり、麺をすする行為はマナー違反ととらえられます。なんと海外からの旅行者が増えるにしたがって、ヌードルハラスメントという言葉まで出ました。

これは日本の麺の特徴も大きく影響しています。日本のラーメンやうどん、そばなどは、風味を楽しむものが多いため、すすることで味だけでなく香りも楽しめます。また、スープが海外のものに比べて熱くなっており、すすらなければ食べづらいという側面もあります。

外国人が驚く日本の風習⑤

風邪でもないのにマスクをしている人が多い


出典:ぱくたそ

日本では特に珍しい光景でもありませんが、マスクをしている人の割合が高いというのは、海外では珍しい風習の一つです。

中国でもPM2.5の影響などで健康被害を予防するためにマスクの使用者が増えてきましたが、日本では空気が汚れていないときでもマスクをする人が多いです。

これは、花粉やウイルス、空気中に漂う汚染物質を防ぐためだけでなく、自分が風邪をひいている時などに人にうつさないようにするため、あるいは鼻水やくしゃみで周囲の人に不快感を与えないためなど、周りを気遣った結果の風習でもあります。

しかし、最近は風邪でもないのにマスクをつける人も増え、マスクがないと外に出られない依存症の人もいます。そのような依存症があるのも、日本の風習ならではかもしれません。

日本の風習に根付く日本人の国民性

このように見ていくと、日本の風習には自分たちのためだけでなく、周囲の人を気遣うために培われてきたものもたくさんあることが分かります。

もちろん、海外においてはその国の文化や風習に即した行動が必要です。しかし国内では、合理性やグローバル化ばかりを考えるのではなく、昔からある風習を重んじることも大切ではないでしょうか。

こういった本もあります。

 

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