神社とお寺を分ける理由とは?
出典:ぱくたそ
御朱印を集める際に気をつけたいのが、神社と寺院の御朱印を混在させないように御朱印帳を分けることです。
厳密なルールが存在するわけではないのですが、神社も寺院も宗教施設ですので、信仰対象の違いや宗派による問題が存在する可能性があります。
分け隔てなく参拝者に御朱印を押印してくれる場合が多いのですが、気持ちよく御朱印集めを行うためには余計なトラブルの種は避けるべきでしょう。
神社と寺院の御朱印が混在していると押印してもらえない場合がありますので、神社用、寺院用は分けたほうが無難だと考えられます。寺院用も日蓮宗用の「御首題帳」とその他の宗派用の2つに分ける人が多いようです。
御朱印集めが楽しくなる御朱印帳
御朱印集めには欠かせないのが御朱印帳ですね。一般的な御朱印帳は表紙も和紙で作られていますが、手触りの良い素敵な木綿と、こだわりの和紙で作られた御朱印帳があるのをご存知ですか?
御朱印集めが益々楽しくなるような御朱印帳を紹介します。
伊勢木綿の御朱印帳
お伊勢さまとして親しまれている三重県の伊勢市には古くから製法が受け継がれてきた「伊勢木綿」と呼ばれる木綿が存在します。
この伊勢木綿は三重県が認定する伝統工芸として指定され、現在1社のみが作り続ける伝統工芸品です。熟練した職人の匠の技を活かして作られますが、生産量は非常に少なく貴重な木綿だと言えるでしょう。
この貴重な伊勢木綿を表紙部分に、内部は朱や墨の濃淡がハッキリ判る白の和紙を使用し、御朱印や墨書きが透けないように蛇腹(じゃばら)に折って作られています。
素敵な御朱印帳を手に入れれば御朱印集めに一層力が入りますね。