【見た目も機能性も◎】日本の原風景『茅葺き屋根』の魅力

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茅葺き屋根とは

茅葺き屋根とは、茅を材料として葺く家屋の屋根のことをいい、茅葺き屋根もしくは茅葺屋根といいます。

ただし、茅という植物はなく、主にススキやヨシ、カリヤス、カルカヤ、シマガヤ、チガヤといったイネ科の多年草を屋根材の総称として、茅と呼びます。そして、茅を採集するために確保された場所を茅場といいました。

主な材料であるススキは、かつて日本全国のいたるところに群生していて、草刈りや火入れ、放牧などが続けられていれば、毎年再生産が可能なので、屋根材としては最適なものでしたが、高度成長期以降の都市化の進展にともなって、現在ではススキの群生地は限られたものになってしまっています。

茅葺き屋根の歴史


出典:ぱくたそ

茅葺き屋根の歴史は古く、その起源は人間の生活形態が定住になった縄文時代といわれています。この時代の竪穴式住居には、打石器によって茅を刈ったり木を切ったりして築かれた茅葺き屋根が用いられました。

また、茅葺き屋根は日本全国において住宅のみならず寺社やあらゆる建物に用いられてきました。

やがて時代が進むと朝鮮半島から仏教とともに瓦屋根が伝来し、寺院の屋根は瓦に変わり、やがて一般の住宅でも瓦屋根が用いられるものの、その後の武家社会では一般農家で瓦屋根を葺くことが禁止されていたため、明治に解禁されるまでは主に茅葺き屋根が用いられました。

茅葺き屋根の特徴やメリット

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