北海道|道の駅一覧と特徴|おすすめ3つを詳しく解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事前半で、北海道おすすめ道の駅の一覧と簡単な特徴をご紹介します。

記事後半で、北海道のおすすめ道の駅を3つピックアップして詳しく解説します。

元々、休憩施設や情報発信施設としての役割を期待されて全国各地に設置されている道の駅は、近年、温泉に入れたり、地元の特産物の収穫体験や特産品の製作体験をしたりできる、いわば「遊べる道の駅」が近年の主流になりつつあります。

広い北海道を車で巡る際に欠かせないスポットが「道の駅」。北海道の道の駅は特徴的な景観が多く、北海道の特産品はもちろんその地域の特産品やとれたて食材を堪能できる場として、休憩所だけでなく観光スポットとしても十分に楽しめます。

北海道おすすめ道の駅・一覧

道の駅 オホーツクサロマップ(網走市)

  • 北海道最東端に位置する道の駅。
  • マップを模した建物が特徴的。
  • 海産物や地元の特産品が豊富に揃う。

オホーツクの海産物が充実している:オホーツク海で獲れた新鮮な魚介類や海産物が充実しており、特に網走産のウニやカニが人気です。

地元の野菜や加工品が豊富:オホーツクの自然豊かな土地で育った野菜や加工品が豊富に揃っています。

美しい景観が楽しめる:道の駅周辺には美しい海岸線や牧場などが広がっており、景色を楽しむことができます。

営業時間:通常は午前9時から午後5時まで営業していますが、季節や天候などによって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。また、レストランや売店の営業時間は異なる場合がありますので、注意が必要です。

車の場合、網走市内から国道238号線を北東方向に約8km走ると、道の駅「オホーツクサロマップ」に到着します。駐車場は無料で、普通車が約100台、大型車が約10台駐車できます。

また、網走市内や釧路市内からは、北海道中央バスの路線バスが運行しています。網走駅や釧路駅から「オホーツクサロマップ」行きのバスに乗車し、終点である「オホーツクサロマップ」バス停で降りることができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

住所:北海道網走市東川町北光4丁目1-2

道の駅 やまなみ(名寄市)

  • 北海道最北端に位置する道の駅。
  • 日本海側の豊かな自然が魅力。
  • 「いいとこカフェ」では地元食材を使った料理が味わえる。

北海道の内陸部に位置し、自然が豊か:周囲には山々や渓谷が広がっており、自然を満喫することができます。特に、秋には紅葉が美しく、多くの観光客が訪れます。

地元の特産品が豊富:名寄市は農業や畜産業が盛んな地域であり、地元の特産品であるジャガイモや肉などが豊富に揃っています。

温泉施設がある:道の駅内には、天然温泉「やまなみの湯」があります。疲れた体を癒すことができます。

営業時間:通常は午前9時から午後5時まで営業していますが、季節や天候などによって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。また、レストランや売店の営業時間は異なる場合がありますので、注意が必要です。天然温泉「やまなみの湯」の営業時間は、午前10時から午後9時までです。

道の駅「やまなみ」は、北海道名寄市と旭川市を結ぶ国道40号線沿いに位置しています。名寄市街地から車で約15分程度、旭川市街地から車で約1時間程度の距離にあります。

駐車場は、普通車が約70台、大型車が約10台駐車できます。また、バスの場合、旭川駅や名寄駅から北海道中央バスの路線バスが運行しており、「やまなみ」バス停で下車することができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

住所:北海道名寄市黒岩町上名寄138

道の駅 あさひかわ(旭川市)

  • 北海道有数の観光地、旭川の中心地に位置する。
  • 飲食店や売店が充実しており、観光客にも人気。
  • 旭川らしい「旭川ラーメン」をはじめ、北海道の名産品も豊富に揃う。

道北の玄関口に位置し、アクセスが良い:旭川市は、北海道の中でも交通の要所に位置しており、道北の玄関口として知られています。そのため、旅行者にとってはアクセスが良い場所にある道の駅と言えます。

豊富な農産物が揃っている:周辺地域で栽培された新鮮な農産物が豊富に揃っています。特に、さくらんぼやメロン、とうもろこしなどが人気です。

レジャー施設が充実している:道の駅内には、BBQ場や芝生広場、ジャングルジムなどが設置されており、家族連れやグループでの利用に最適です。

車の場合、旭川市内から国道39号線を東に約10km走ると、道の駅「あさひかわ」に到着します。駐車場は無料で、普通車は約250台、大型車は約50台駐車できます。

また、旭川市内からは、北海道中央バスの路線バスが運行しています。旭川駅や旭川バスターミナルから、「あさひかわ」行きのバスに乗車し、終点である「あさひかわ」バス停で降りることができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

住所:北海道旭川市永山二条9丁目4番1号

営業時間:通常は午前9時から午後6時まで営業していますが、季節や天候などによって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。また、レストランや売店の営業時間は異なる場合がありますので、注意が必要です。道の駅内の施設によっても営業時間は異なる場合があるため、確認が必要です。

道の駅 おおいし(札幌市)

  • 札幌市内にある道の駅。
  • 札幌市内で唯一、農産物直売所がある。
  • 周辺には遊具がある公園も併設されている。

道内最大級の規模と施設数:道内最大級の広さを誇り、豊富な施設が揃っています。大型バスやRV(レジャーバン)の駐車場や、野菜直売所、農産物加工品の販売店、レストラン、カフェなどもあります。

イベントが盛ん:季節によってさまざまなイベントが開催されており、訪れる人を楽しませています。例えば、春には「北海道フラワーフェスティバル」が、夏には「おおいしトマトまつり」が、秋には「おおいしハーベストフェスタ」が開催されます。

札幌市内からのアクセスが便利:札幌市内から車で約20分ほどでアクセスできるため、市内観光と合わせて訪れることができます。

住所:北海道札幌市南区定山渓字朝日山55番地

営業時間:通常は午前9時から午後6時まで営業していますが、季節や天候などによって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。また、レストランや売店の営業時間は異なる場合がありますので、注意が必要です。道の駅内の施設によっても営業時間は異なる場合があるため、確認が必要です。

道の駅 さけのへっぽこ(新得町)

  • 北海道有数の鮭の産地、新得町に位置する。
  • 「へっぽこ」という名前からは想像できないほど、鮭料理が充実している。
  • 併設の博物館では、鮭の生態や歴史を学ぶことができる。

鮭(さけ)に関する施設が充実:新得川は、鮭の遡上が行われる場所として知られています。このため、鮭に関する展示施設や釣り場、レストランなどがあります。また、鮭の解体ショーなども開催され、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。

新鮮な農産物の直売所:新得町は、北海道の中でも特に豊かな農産地域です。道の駅には、その新鮮な農産物が並ぶ直売所があり、地元野菜や果物などを買うことができます。

新得町の観光情報が豊富:駅舎内には、新得町の観光情報を掲載したパンフレットなどがあります。また、駅員さんに聞けば、新得町周辺の観光スポットやおすすめの飲食店などを教えてくれます。

営業時間は、通常は午前9時から午後5時までですが、季節や天候によって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。

アクセスは、JR新得駅から車で約5分の場所にあります。また、新千歳空港から車で約2時間ほどの距離にあります。駐車場も広く、RV(レジャーバン)や大型バスの駐車も可能です。

住所:北海道新得町新得南町一区通183番地1

道の駅 しほろ(士幌町)

  • ゆったりとした時間が流れる、北海道の田舎町に位置する。
  • 併設のレストランでは、地元食材を使った料理が味わえる。
  • 士幌町を象徴する花「カタクリ」の生息地でもある。

自然豊かな環境:道の駅「しほろ」は、大雪山系や十勝岳連峰などの山々に囲まれた自然豊かな場所に位置しています。周辺には、温泉やキャンプ場などもあり、アウトドア好きな人には人気のスポットです。

牛肉や乳製品などの直売所:士幌町は、北海道でも有数の畜産地域の一つであり、特に牛肉や乳製品が有名です。道の駅には、そのような地元産品が並ぶ直売所があり、美味しい牛肉やチーズなどを買うことができます。

レストランやカフェなど:道の駅には、地元産品を使った料理が味わえるレストランやカフェがあります。また、カフェには、地元の農産物を使ったソフトクリームもあります。

アクセスは、士幌駅から車で約10分の場所にあります。また、旭川市から車で約2時間、帯広市から車で約1時間半程度の距離にあります。駐車場も広く、RV(レジャーバン)や大型バスの駐車も可能です。

営業時間は、通常は午前9時から午後5時までですが、季節や天候によって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。

住所:北海道士幌町士幌中央5-5-1

道の駅 とまこまい(幌延町)

  • 美しい自然と、人とのふれあいをテーマにした道の駅。
  • 野菜や果物などの農産物が充実している。
  • ノーザンホースパーク直営レストラン「ラポ・ラポラ食堂」本格二八そばが有名。

鮭の水揚げ量日本一の漁港:道の駅「とまこまい」は、日本一の鮭の水揚げ量を誇る幌延漁港に隣接しています。そのため、新鮮な鮭をはじめとする海産物が豊富に揃っていることが特徴です。また、漁港の近くには、鮭の加工場や直売所もあります。

地元の野菜や果物が豊富:道の駅「とまこまい」周辺は、広大な農地が広がっており、地元の野菜や果物が豊富に収穫されています。道の駅には、そのような地元産品が並ぶ直売所があり、新鮮で美味しい野菜や果物を買うことができます。

観光名所「流氷ハウス」がある:道の駅「とまこまい」には、幌延町の観光名所である「流氷ハウス」があります。流氷のシミュレーションや流氷ビールの販売など、流氷に関する様々な体験ができる施設です。

アクセスは、最寄りの幌延駅から車で約15分程度の場所にあります。また、旭川市から車で約2時間、帯広市から車で約1時間半程度の距離にあります。駐車場も広く、RV(レジャーバン)や大型バスの駐車も可能です。

営業時間は、通常は午前9時から午後5時までですが、季節や天候によって異なる場合がありますので、事前に確認することをおすすめします。

住所:北海道中川郡幌延町字幌延町354番地1

 

これら以外にも、北海道には多数の道の駅があります。各道の駅にはそれぞれ特徴があり、地元の特産品や観光スポット、自然を楽しめる場所が多数存在します。

北海道おすすめ道の駅3選を詳しく解説

今回は北海道の道の駅の中でもおすすめの3つをご紹介します。それぞれに個別で紹介している記事がありますので、詳しく知りたい方は、そちらもご覧ください。

北海道おすすめ道の駅①『当別』


出典:写真AC

道の駅『当別』は町と親交の深いスウェーデンの雰囲気がたっぷりで、大人も子供も独特の雰囲気に心も身体も癒されるような和やかな場所です。

札幌都心部からいちばん近くの道の駅だけあってアクセスもしやすく、気軽にちょっとした海外旅行気分を味わえる北欧情緒豊かな道の駅となっています。

こちらでは、北海道を代表するシェフが手掛けたメニューや北海道名物ROYCE’(ロイズ)を使ったスイーツなどちょっぴり贅沢な北海道グルメが味わえます。

施設内は北欧を意識したおしゃれな造りで、 建物も屋根の高い三角屋根で、木造りの店内は居心地の良い落ち着いた雰囲気になっています。おしゃれな道の駅でゆったりとした時間をすごすのも素敵ですね。

道の駅「当別」は、北海道札幌市の南西部、国道274号線沿いに位置しています。札幌市内から車で約40分程度、新千歳空港から車で約30分程度の距離にあります。

駐車場は、普通車が約70台、大型車が約10台駐車できます。

なお、公共交通機関を利用する場合、地下鉄東豊線の東札幌駅または豊平公園駅から、札樽自動車道バス(当別・安平線)に乗車し、「当別」バス停で下車することができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

道の駅「当別」の住所は、北海道石狩市当別町字北六条西2-2です。

道の駅『当別』の詳細はこちら。

道の駅『当別』|アクセス・営業時間・ここでしか買えないお土産

北海道おすすめ道の駅②『もち米の里 なよろ』


出典:写真AC

道の駅『もち米の里 なよろ』は、北海道北部の名寄市、国道40号線沿いに位置する道の駅です。

旅行雑誌の「北海道じゃらん」が行った「道の駅」満足度ランキングで2位や、「行ってよかった道の駅ランキング」で1位を獲得し、注目を集めています。

道の駅『もち米の里 なよろ』は、北海道の大地が育んだおいしいグルメがそろっています。お土産や、ドライブのお供にうれしい持ち帰りグルメも沢山あり、付近を通りがかったらぜひ立ち寄りたい道の駅といえます。

また、道の駅付近にはスキー場があるためスキーを存分に楽しんだ後、道の駅でゆっくり過ごす、ということもできます。他にも、地元の名産品である「はくちょうもち」をつかったスイーツやお土産など、見どころ満載です。

道の駅「もち米の里 なよろ」へのアクセスは、車を利用するのが一般的です。

道の駅「もち米の里 なよろ」は、北海道名寄市の南西部に位置しています。名寄市内から車で約15分、旭川市からは車で約2時間程度の距離にあります。

駐車場は、普通車が約50台、大型車が約10台駐車できます。

公共交通機関を利用する場合、JR名寄駅から名寄市営バスに乗車し、「もち米の里 なよろ」バス停で下車することができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

道の駅「もち米の里 なよろ」の住所は、北海道名寄市字上頓別南2-2-25です。

道の駅『もち米の里 なよろ』の詳細はこちら。

道の駅『もち米の里 なよろ』│アクセス・営業時間・絶品餅グルメ

北海道おすすめ道の駅③『花ロードえにわ』


出典:写真AC

北海道にある道の駅『花ロードえにわ』は「花・水・緑・田園」をテーマとした道の駅で、平成18年7月にオープンしました。道の駅内には、人にやさしい温室である「コンサバトリー」が備えられています。室内は明るく、開放感溢れており室内の窓からは北海道の風景がひろがります。

また、恵庭産の新鮮な食材を使ったメニューやスイーツが楽しめ、平成28年には来場者数1000万人を突破し、北海道内でもトップクラスの道の駅となっています。

道の駅『花ロードえにわ』では、地産地消にこだわったメニューがたくさんあります。中でも、北海道の大自然の中でストレスなく育てられた放牧豚を使用した「放牧豚たま丼」が人気です。また、恵庭名物の「えびすかぼちゃ」を使った絶品スイーツも見逃せません。

こちらの道の駅は、施設内にたくさんの花が咲いており自然あふれる道の駅です。また、近くに漁川が流れていることから、ウォーターガーデンも整備されています。夏季には小さなお子様も遊べるようになっているので、夏休みに家族旅行で訪れる、というのも良いですね。

道の駅「花ロードえにわ」へのアクセスは、車を利用するのが一般的です。

道の駅「花ロードえにわ」は、北海道北見市東1条北6丁目に位置しています。北見市内から車で約10分程度の距離にあります。

駐車場は、普通車が約90台、大型車が約10台駐車できます。

公共交通機関を利用する場合、JR北見駅から「花ロードえにわ」行きのバスに乗車し、「花ロードえにわ」バス停で下車することができます。バスの運行本数は1日数本程度ですので、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

道の駅「花ロードえにわ」の住所は、北海道北見市東1条北6丁目8-1です。

道の駅『花ロードえにわ』の詳細はこちら。

道の駅『花ロードえにわ』|アクセス・営業時間・かぼちゃグルメ

北海道の道の駅に行こう


出典:写真AC

広い敷地面積を持つ北海道の道の駅は、自然が多く、解放感溢れるスポットです。北海道の特産物はもちろんその地域の食材を使った絶品グルメも楽しめる北海道の道の駅。周辺には牧場や公園など観光スポットも充実しており1日中楽しめそうですね。

是非、一度自然溢れる北海道の道の駅に訪れてみてはいかがでしょうか。

北海道に関する記事はこちら。

アイヌ神話はどんな話?|アイヌにおける神やフクロウの存在とは

北海道の晩秋の味「子和え」 たらこがたっぷり入った絶品レシピ

北海道の郷土料理「鍋壊し」 その名の由来とレシピを公開

 

全国の道の駅に関する記事はこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加