東京の離島10選|アクセス/見どころ/イベントも紹介

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元女人禁制の島?東京の離島⑨

青ヶ島


出典:写真AC

東京の南約360kmの海上に浮かぶ面積約5.96平方キロ、周囲約9.4kmの青ヶ島は海面にそそり立つようなカルデラが特徴の島です。有人島としては伊豆諸島最南端の島として知られています。

2015年現在で167人の人口を有する東京都所属の離島です。 東京から直接アクセスすることは不可能で、約60km離れた八丈島からフェリーでおよそ2時間35分の航海で結ばれています。

人の定住が始まった時代は定かではないもののかつては女人禁制の島であったと伝えられています。青ヶ島を訪れる観光客は年間1,000~2,000人程度といわれ、東京の離島の中でも穴場スポット的な存在だと言えるでしょう。

人口が200人を切るこじんまりとした青ヶ島では8月に牛祭りが行われる程度ですが、地熱を利用したサウナの設備を有するなど自然の力強さを感じることができる島だと言えるでしょう。

特産品としては飛び魚、ヒラマサ、赤ハタなどの海鮮、海塩などの海産物、黒毛和牛などが挙げられますが、オオタニワタリやフェニックスなどの植物も有名です。また焼酎やウコンも青ヶ島の特産品と言えるでしょう。

東京から最も離れた島!東京の離島⑩

父島


出典:写真AC

東京の南に約980kmの海上に浮かぶ面積約23.45平方キロ、周囲約52kmの父島はまるで首長竜が振り返ったような形の島です。小笠原諸島最大の島として知られています。

2015年現在で2,087人の人口を有する東京都所属の離島です。 東京からは海路でアクセスすることが可能で、東京竹芝桟橋から約25時間30分の航海で結ばれています。

東京都内ということになりますが、日本国内のどの地方よりも東京から離れている場所だと言えるでしょう。

ザトウ、ニタリ、マッコウ、アカボウなど数多くの鯨や、コビレゴンドウ、ハシナガ、ミナミバンドウ、バンドウイルカなどイルカの生息地であることからホエール・ウォッチングやドルフィン・ウォッチングなどの拠点として多くの観光客が訪れています。

父島の観光の中心はマリンスポーツで、元旦に日本一早い海開きが行われることでも知られています。また戦後アメリカ領となっていたことから6月の返還記念日は盛大に祝われ、8月に行われるサマーフェスティバルと共に多くの観光客で賑わいます。

美しい海に囲まれていることからメカジキ、赤伊勢海老、赤ハタなどの海鮮が豊富でパッションフルーツなどの南方系フルーツの収穫も可能です。サトウキビの栽培も行われラム酒が特産品として挙げられている点でもトロピカルな雰囲気が濃厚な島であることが伺えます。

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