東京の離島10選|アクセス/見どころ/イベントも紹介

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美しい椿の島!東京の離島⑤

利島


出典:写真AC

東京の南約130kmの海上に浮かぶ面積約4.12平方キロ、周囲約7.7kmの美しい円錐状の形をした島が利島(としま)です。美しい椿の島として知られる利島は2015年現在で307人の人口を有する東京都所属の離島です。

東京からは海路でアクセスすることが可能で、東京竹芝桟橋から高速ジェット船で約2時間25分、大型定期船で夏は約7時間40分、冬は約9時間40分の航海で結ばれています。

利島には砂浜がないためビーチリゾートと楽しむことはできませんが、イルカの生息地があることからダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ観光客で賑わいます。

また20万本を超えるとも言われる椿が島全体を覆うようにして生息するため、椿の花が咲き誇る冬場は息を飲むほど美しい景色が広がる島でもあります。

例年8月には盆踊り大会が催され、利島の住人と共に盆踊りを楽しむことができます。

良好な漁場を有する利島の特産品はサザエ、伊勢海老、メッカリなどの海鮮、岩海苔、ハバ海苔などの海産物が目に付きますがあしたばなどの農作物や鶏冠草(けいかんそう)やサクユリなどの植物も挙げられます。

当然島を覆うように群生する椿から採られた椿油も利島を代表する特産品と言えるでしょう。

海に温泉にダイビング!開発リゾート地東京の離島⑥

新島


出典:写真AC

東京の南約150kmの海上に浮かぶ面積約22.96平方キロ、周囲約41.6kmの新島(にいじま)は宮塚山(みやつかやま)と向山(むかいやま)という2つの火山が接合したことで作られた島です。

サーフィンが楽しめるビーチがあることで1970年代後半~1990年代初頭にかけては多くの若者の間で毎年のように夏場の新島ブームが巻き起こりました。

2015年現在で2.345人の人口を有する東京都所属の離島です。

東京からは海路と空路でアクセスすることが可能で、海路は東京竹芝桟橋から高速ジェット船で約2時間50分、大型定期船で夏は約8時間40分、冬は約10時間35分の航海、空路は東京調布空港から約40分のフライトで結ばれています。

温泉施設やダイビングスポットの開発を行いリゾートアイランドとして開発が進んだ新島は一年を通して多くの観光客が足を運ぶようになった新島ですが、特にベストシーズンともいえる夏場は非常に多くの観光客で賑わいます。

現在新島では4~9月に開催されるサーフィン大会や5月のトライアスロンなどのスポーツイベントの他に、11月には国際ガラスフェスティバルなども催され文化イベントにも力を入れています。

多くの観光客を受け入れてきた新島ではシマアジやムロアジ、伊勢海老やタカベなどの海鮮、塩タカベやクサヤ、たたきあげ、天草や地海苔などの海産物、あしたばやキヌサヤなどの農作物、ルスカス、レザーファンなどの植物、あしたばの佃煮や焼酎、天草石鹸や抗化石を利用したガラス細工などの特産品で多くの観光客をもてなしています。

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