東京の離島10選|アクセス/見どころ/イベントも紹介

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温泉に恵まれた島!東京の離島⑦

式根島


出典:写真AC

東京の南約150kmに位置する新島から約4km南西に浮かぶのが新島の兄弟島ともいえる式根島(しきねじま)です。

面積約3.67平方キロ、周囲約12.2kmの白砂が美しいビーチを有する式根島は新島と共に夏場には多くの若者で賑わう島として知られています。

2015年現在で543人の人口を有する東京都所属の離島です。

東京からは海路でアクセスすることが可能で、東京竹芝桟橋から高速ジェット船で約3時間10分、大型定期船で夏は約9時間10分、冬は約11時間5分の航海で結ばれています。

島内に足村温泉、松が下温泉、地鉈(じなた)温泉、式根島温泉などの温泉施設を有し船でしかアクセスできない御釜湾海中温泉など島の規模の割には温泉に恵まれた島だと言えるでしょう。

6月のアクアスロン大会、8月の式根島大花火大会は多くの観光客で賑わうイベントです

特産品としてシマアジ、伊勢海老などの海鮮、クサヤなどの海産物、あしたばなどの農作物が挙げられています。式根島と新島をセットで訪れる旅行者も数多く、新島と共に伊豆諸島の観光の中心に立つ島だと言えます。

島流しの地!東京の離島⑧

八丈島


出典:写真AC

東京の南約290kmの海上に浮かぶ面積約69.09平方キロ、周囲約51.3kmの八丈島は東山とも呼ばれる三原山と、西山とも呼ばれる八丈富士が接合してできた瓢箪(ひょうたん)のような形をした島です

古くから流刑の地として多くの罪人が八丈島に流されたことで知られています。2015年現在で7,921人の人口を有する東京都所属の離島です。

東京からは海路と空路でアクセスすることが可能で、海路は東京竹芝桟橋から約11時間の航海、空路は東京羽田空港から約50分のフライトで結ばれています。

八丈島には縄文時代の遺跡が残されていることから古代から人が住んでいたことが証明されています。また流刑の地として多くの貴人が流されたことから八丈島の方言には公家言葉を偲ばせるものが存在するのは非常に興味深いと言えるでしょう。

現在八丈島では3月のフリージア祭り、7月の夏祭り、8月の八丈島納涼花火大会が催され多くの観光客で賑わいます。草木染の織物として黄八丈が有名ですが、伝統的な陶器である八丈焼きの存在も見逃せません。

その他の特産品としてはムロアジ、鰹、飛び魚などの海鮮やクサヤ、塩辛などの海産物、フリージア、フェニックス、レザーファンなどの植物、あしたばなどの農作物、あしたばを加工した麺や茶、焼酎と並び唐辛子の加工品などが挙げられます。

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