福島の日本酒おすすめ9選|6年連続1位を受賞するおいしさの正体

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福島県のおすすめ日本酒③

大七

大七酒造が製造蔵元となる大七は、福島県の中で1番目にする銘柄です。 大七酒造は1752年の創業から今に至るまで、伝統醸造法「生もと造り」一筋で日本酒を作り続けています。

時間をかけてゆっくり手間暇かけて造られた豊潤な美酒は、日本酒が苦手とする油脂を含む料理との相性も良く、生もとならではの上質感・官能的と言える緻蜜さ、濃密さが特徴となっています。

大七酒造の中でも福島県ブランド認定産品となっているのが、「大七 箕輪門」という生もと造りの純米大吟醸酒です。独特の精米技術によって雑味を除去しているため、スッキリとした飲み口が特徴ですが、旨味と上品な芳香が口の中でやわらかく広がります。

福島県のおすすめ日本酒④

奈良萬

福島県でも知る人が少ないという「奈良萬」は、全国的に人気があり燗酒日本一に選ばれている純米酒です。福島県で造られる日本酒の中では淡麗辛口タイプのお酒で、食事の邪魔をしない「究極の食中酒」というコンセプトのもと製造されています。

すっきりとした味わいでありながら、薄すぎずお米の旨味のしっかり感じることの出来るお酒です。 米・麹・水のすべてにおいて福島の中でも最高級の品質のもので仕込まれています。

傑作となる奈良萬は県内で販売できるのは特約酒販店のみです。販売店が限定されているため、首都圏にはほとんど回らない貴重な日本酒とも言われています。

福島県のおすすめ日本酒⑤

飛露喜

日本酒好きなら知らない人はいないと言われるほど有名な日本酒「飛露喜」。蔵元となる廣木酒造本店は、江戸時代から続いている日本酒の老舗で、300年以上も前から福島県会津で日本酒を作り続けています。しかしこの飛露喜というブランドの歴史はまだ浅く、発売されてから20年も経っていません。

長い歴史をもつ老舗ですが、杜氏が高齢のため廣木酒造を去ってしまい、しばらく美味しいお酒を造ることが出来なかった期間が存在しています。そして研究を重ねてようやく1999年に飛露喜が発売開始となりました。

飛露喜の中でも最もスタンダードとなる特別純米無濾過生原酒は、普段日本酒を飲まない人でも美味しく頂ける日本酒となっています。

トロっとした甘みのなかマスカットのような酸味が感じられ、フルーティな白ワインのような爽やかな飲み口が特徴となっており、保存が難しい無濾過生原酒で出荷数が限られている幻の酒としても有名です。

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