チャコペンの使い方と消し方|名前の由来やおすすめも紹介

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チャコペンは、布に目印となる線を引くための裁縫用具です。 例えば、縫い目や、ボタンの取り付け位置などを記しておいて、それを目安に縫い上げていきます。 チャコというのは、滑石やカオリンなどの粉末を固めたもののことをいいます。

従来は、これを三角形や長方形にしたものを、そのまま生地にこすりつけて使っていました。より細かい線を引くように、鉛筆タイプのものも作られています。

一方、蝋を固めて作られた「ローチャコ」というものもあります。こちらは、布にこすりつけることで溶媒が揮発して、蝋だけが白く残るというものです。

チャコペンは、これに水性インクなどを用いて、より使いやすいマーカーペン状にしたものです。 生地となる布にはカラフルな色や柄のものが多いので、それにまぎれないようにピンクや黄色といった明るいカラーの種類が用意されています。

チャコペンの名前の由来


出典:写真AC

チャコペンの「チャコ」というのは、英語の「chalk(チョーク)」が変化したものです。 チョークというのは、もちろん学校の黒板に使用するチョークと同じ意味の言葉です。材料こそ異なりますが、どちらも同じように粉末状のものを固め、筆記具として用いる点が共通しています。

このような由来から、裁縫用具のチャコもそのまま「チョーク」と呼ぶ場合があります。 ちなみに、美術のデッサンなどに用いる画材にもチャコペンというものがあります。

ただし、こちらは原料である木炭の「Charcoal(チャコール)」を指した言葉で、正式名称も「チャコール・ペンシル」とまったく異なります。

チャコペンの跡を消す方法


出典:写真AC

チャコペンで引く線は、あくまで裁縫前の目安です。そのため、裁縫後には何らかの方法で消せるようになっています。 従来のチャコや鉛筆タイプの場合は粉末が削られるだけなので、そのままブラシなどでこすればすぐに消すことができます。

また、蝋でできたローチャコの線は、アイロンをかければ溶けて消えてしまいます

一方、チャコペンの場合は水性インクを用いているものがほとんどです。そのため、洗濯してしまえば汚れとともに、きれいに落としてしまうことができます

チャコペンのなかには自然に消えるタイプのものあります。ものにもよりますが、だいたい1〜10日程度放置しておけば、そのままかすれて消えてしまいます。 他にも、専用の染み抜きのペンなどがセットになっていて、それを使って消すタイプのものもあります。

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