日本の職業の一つにデザイナーというものがあります。デザイナーといっても、洋服のデザインを手掛けるデザイナーや工業製品のデザインを手掛けるデザイナー、広告業界で重要なデザイナー、印刷物のレイアウトを考えるデザイナーなど様々な業界でのデザイナーが存在します。
そこで、今回は様々な種類のデザイナーをご紹介します。まずは、デザイナーとはどんな仕事なのか見ていきましょう。
デザイナーってどんな仕事?
デザイナーは「視覚で確認できる領域」における設計や図案を手掛ける仕事です。
それに関わる人の言葉を「デザイナー」と呼んでいます。デザイナーはおしゃれな仕事に就きたい人にとって、憧れの仕事の一つといっていいかもしれません。
デザインの仕事に就くためには、「専門学校などに通ってテクニックを磨く」or「アルバイトなどで業界に飛び込んで、下積みを積む」のが一般的です。どちらにせよ、一流のデザイナーになるには、長い年月が必要です。それにプラスして、コミュニケーション能力も重要となります。
出典:ぱくたそ
これは、クライアントと打ち合わせをして、「どんなデザインを求めているのか?」を読み取る必要があるからです。したがって、黙々とテクニックを磨いていれば良いというわけではありません。
また、一言でデザイナーと言っても、デザインの仕事内容は多岐に渡っています。はっきり仕事内容が分かれているデザイナーもいれば、分類が曖昧なデザイナーも多いのです。なので、ジャンル分けは難しい場合もあります。
世の中には一体どんなデザイナーの仕事が存在しているのでしょうか。順番に紹介していきたいと思います。
デザイン関係の仕事その1「プロダクトデザイナー」
工業製品のデザインを作る
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プロダクトデザイナーは家電製品や業務用機器、自動車、飛行機、医療機器などのデザインを行う人達です。大きく言ってしまうと、「工業製品」のデザインを担当しています。
しかし、時には家具や食器のデザインを担当する場合があります。それにプラスして、グラフィックやファッションをデザインすることもあるため、仕事内容はこの限りではありません。
したがって、プロダクトデザイナーの分類は、少し難しいのが実情です。
デザイン関係の仕事その2「グラフィックデザイナー」
広告業界の要
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グラフィックデザイナーの主な仕事は、写真や動画、イラストや文字などをレイアウトしていくことです。それらをうまく組み合わせて、第三者に伝わるパンフレットや広告、ポスターをデザインしていきます。
ここ20年ほどの間では、インターネットの普及が急激に進んでいることもあり、Webサイトの制作もグラフィックデザイナーの仕事として、重要なポジションを占めています。
前述したように、写真や動画、イラストや文字など、いろんな素材を使用するため、イラストレーターがグラフィックデザイナーを名乗っていたり、フォトグラファーがグラフィックデザイナーを名乗ったりするケースも増えるようになりました。