破魔矢(はまや)の飾り方|2018年の方角と正しい処分方法

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破魔矢の交換時期と期間


photo by pelican

破魔矢は、その年の幸運を招くための縁起物です。そのため、ご利益があるのは基本的に一年間と考えてよいでしょう。 子供の初正月など、正月飾りとして用いるときには、12月中に吉日を選んだ飾り方が良いでしょう。

ただし、なかにはふさわしくない日付もあるので注意してください。29日は9が「苦」に通じるため、「苦立て」として避けられています。

また、31日に破魔矢を飾ると「一夜飾り」となり、神様を迎えるのに失礼な飾り方だとされています。 これらの日付に注意して、できるだけ余裕を持って準備しておきましょう。

年が明けたら、松の内までには破魔矢を取り外しておきます。松の内は一般的には1月7日ですが、関西では15日など、地域によっても異なるので、それぞれの飾り方にしたがってください。

また、子供のお宮参りで破魔矢をさずかった場合は、1歳の誕生日までです。七五三でさずかった場合には翌々年の初詣まで、ご利益があるとされています。

破魔矢の処分方法

一年が過ぎた破魔矢は、翌年の初詣にさずかった神社へ返納することができます。 また、1月15日はどんど焼きで、神社のお焚き上げやお寺の焼納が行われるところも多く、その日に返納するのもおすすめです。 境内に、古札奉納や古札収集などと書かれた専用の箱があるので、そこに破魔矢やお守りを返納します。

その際には、一年間の感謝を告げるのも忘れないようにしましょう。賽銭箱と併置されている場合が多いので、お焚き上げ料として100円から破魔矢の金額ぐらいまでを目安に納めてください。 どうしてもざすかった神社へ行けない場合は、近くの神社でもかまいません。

ただし、神社でさずかったものは神社へ、お寺でさずかったものはお寺へというのが原則です。 お正月以外の時期でも常に返納は受け付けているので、方法は社務所などでたずねてください。

破魔矢の扱い方や飾り方


出典:写真AC

せっかくいただいた破魔矢も、飾り方が分からないと持て余してしまう、ということはよくあるでしょう。 飾り方を気にするばかりに、破魔矢をさずかること自体をためらってしまう人も多いかもしれません。

しかし、基本的に破魔矢の飾り方には明確な決まりはありません。神様からさずかったものとして敬意を払い、丁寧にあつかっていれさえば問題ないのです。 あとは、それぞれの事情に合わせて、もっとも望んだご利益が得られるように飾り方を工夫してみてください。

破魔矢が気になった方はこちらがおすすめです。

  

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