熊野古道を歩いた後に入りたい、おすすめの温泉
熊野本宮大社付近の熊野古道を歩いた人には、ぜひおすすめの温泉があります。
湯の峰温泉は、世界遺産を構成する「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部を構成しており、世界で唯一の世界遺産温泉です。湯の峰温泉は日本最古の温泉とも言われるほど大変歴史が古く、古くより熊野詣の参詣人は、この温泉で身を清め、長旅の疲れを癒したと伝えられます。
世界遺産登録が実現したのも、この点に理由があります。
日帰りで入浴できる温泉には、湯の峰温泉公衆浴場と、特におすすめの「つぼ湯」があります。つぼ湯は天然岩のお風呂で、3人入ると一杯になります。30分交代制で、大人料金770円です。
このお湯は日に何度か色を変えるため、「七色の湯」と呼ばれています。熊野本宮大社と湯の峰温泉の間もまた、「大日越」と呼ばれる熊野古道「中辺路」の一部です。
所要時間は1時間15分程度ですが、厳しい坂のある本格派コースとなっています。
熊野古道は何度でも楽しめるおすすめ観光スポット
出典:写真AC
歴史を散策できる熊野古道について見てきました。自然信仰から始まって、仏教を取り込んでいった霊気の強い場所だけに、今でも清廉な空気を感じさせてくれる道です。
また、広範囲にまたがっていますので、何度も出かけたくなる魅力があります。初級者から上級者まで、あらゆる人におすすめできるウォーキングコースです。
東京からでも、南紀白浜空港を使うとアクセスが容易ですので、興味を持った方はぜひ一度歩いてみて下さい。